「和三盆らむね」がおいしい季節になりました。

毎日半袖のTシャツで仕事をしています。この季節になると飲料が売れ始めます。

 

今年は出足が少し早いようで「和三盆らむね」はいきなりゴールデンウィーク前からのロケットスタートで始まり勢いが止まりません。まだ5月なのに、7月、8月にはどうなるの?っと生産面の心配が出てくるほどです。

 

当社には、「盆栽サイダー」「かまたましぇいく」と飲料3本柱として存在しているのですが「和三盆らむね」だけが突出してしまいました。実は「和三盆らむね」は、原材料表記の欄に和三盆が一番目に表記されるように贅沢に原材料比を上げているために当社の3品の中では群をぬいて原価が一番高くついております。だから売れるのでしょうか?

 

仕事柄色々な飲料にチャレンジしています。飲んだ瞬間のイメージがもっとも重要だと思っています。しかし、この「和三盆らむね」は、ラムネ本来の甘い炭酸水のイメージで瞬間のインパクトにはやや欠けるのが正直なところですが、おいしい水やお茶や珈琲を味わうように、口に含んでから、いわゆる「味を探る」テイスティングが楽しめます。「和三盆」の呪文がそうさせるのでしょう。でも本領を発揮するのは飲んだあとの甘さの切れです。後味の良い甘さこそが和三盆の奥深いパワーの賜物です。和三盆凄い!!

 

そうそう、あまり気づかれませんが、飲む前にインパクトを感じていただける要素があります。それは色です。ほんのりと飴色をしています。これは、着色料ではなく和三盆が生み出した色です。これは是非飲む前に確認していただきたいですね。