盆栽市場の品不足対策です。

低迷が続く盆栽業界では、市場での流通量が依然減少中です。


当社は会社設立以来、盆栽の売り上げは右肩上がりで、しかも今期はさらなる売り上げ拡大を計画していますので、そんな市場事情の対策として従来取り扱っていなかった商品にも幅を広げております。


その一例ですが、植木市場で規格外としてB品とされ、少しお安めの果樹苗木を盆栽素材に転用して販売しています。


画像の蜜柑は、高級品種「小原紅早生」です。盆栽用に針金で少し「曲げ」て整枝しする作業は手間ですが、品不足の対応策としては有効です。一般的に柑橘系の盆栽素材は希少ですが、需要も少なく一部のマニア向けになり販売が難しい点は否めませんが、そこはネット販売の強みで全国的に販売するので、それなりに安定した相場で比較的早足で売れていきます。


本来当方の強みは讃岐を代表する松盆栽ですが、小原紅早生も同様ですし、この類の苗木が入手できるのは地元の強みと思います。


しばらくは、植木、鉢物植物から、いかに盆栽素材に転用できるかに注力する日々が続きそうです。