家具屋さんのお家騒動!?

世間をお騒がせしている・・・というよりマスコミが喜んでいる家具屋さんのお家騒動。


規模は天と地だが、当社もガッツリ同族企業だから将来心配です。ナンチャッテ!!


50年市場を見てきた父の目には安売りの危機感があるのか、25年先の市場を見る娘の目には窓口を広げなければならない危機感があるのか。歴史ある大企業になると現実と理想のバランスは実に難しいのでしょう。窓口を広げて成功している同業者は確かに歴史は浅い、でも今は短期間で成功を成し遂げた実力者としての結果がついてきているのも事実。しかもスピードを要求される時代のさ中だ。

ライバル達は絶妙に安売りの中に高級化や多様化を取り入れて、販売実績という生きたデーターから新しい展開を繰り返している、そして拡大が続いている。


結局は儲かっているか否かが商売にとっての差は重要だと思う。高級路線を継続して売り上げが減り、経営資源が減れば次の手が打てなくなると急激な経営悪化が見えてくるだろう。廉価品で窓口を広げ売り上げが拡大すると成功例の積み重ねでボリュームアップの方法は単純化してくるだろう。仕事は単純なほうが次の手を打ちやすいもの。すると利益も出しやすくなると思うんだけど。


これ盆栽業界に置き換えると結構リアルに面白くなる。先代からの顧客を優先に高級路線を踏襲するのか、新しい市場を求め、ネット通販で廉価品を主体に広域化を図るのか、の選択はまさに十年後を左右されるであろう。


実際にそこに当社のような新参者の入り込む余地があったのだと思います。同様にネット販売に力を入れている盆栽業者は勢いがあります。


廉価品をネット通販で広域に扱う業者はまだまだ限られていますから、当社が盆栽業界の「○KEYA」や「○トリ」になる素質があるかも・・・でも残念ですが当社が目指すところはあくまでスモールビジネスですし盆栽専業もありえません。

「ニッチ分野のネット通販」こそが私が「おいしい」と考えている商売ですから、お家騒動に社員を巻き込むような規模にはなりえません。もちろんそんな力量もありません。


お客様にはお買い得感や希少性で喜んでいただき、会社は少人数で高収益が実現できる商売が理想的と考えています。

・・・この考え方が古いのか!!