ゴールデンウィークも仕事ですが、さすがに土日は発送業務は休んで今ささらながらですが瀬戸内芸術祭の舞台である離島にでかけてきました。
高松港から数十分ですが、とても遠いところに感じることができるのはフェリーに乗るからでしょうか?
次の瀬戸芸術祭が始まると凄い事になるらしいので、前の芸術祭の足跡を辿りに行ってきました。
前回男木島には200人足らずの人口の島に1日最大3700人訪れていて数百人は島に乗り切れず膝まで海に浸かっていたそうです。
そのくらい外国人と若者が殺到するのだから、商売のネタにはなるだろうと市場調査を兼ねて仕事のつもりで行ってきました。
GWなんてどこも人がいっぱいで普段よりサービスが落ちるのが当たり前なので、わざわざ損をしに行くようなもんだからと思い、あまり出かけたくないのが本音ですが、仕事と思えば重い腰もなんとか・・・でも行ってしまうと人一倍楽しむのが私流です。スマホで情報収集し、最適旅行に努め楽しんできました。
女木島・男木島・直島の三島をめぐってきましたが、本来なら寂れてしまっているはずの観光資源は、確実に継続が実現しており、あらたな観光資源が生まれている現状に強い活気を感じました。
交通インフラには不安や物足りなさを感じ気になるものの、工夫や情報でなんとか解決できるようになっており、このあたりも需要があったからこその工夫する人達がいたのだと感じました。
結局物販業でもサービス業でもやはり「売れる」ことが重要で「売れていない」時には本当に必要な工夫の仕方なんて解からず、工夫しているつもりが空回りしているだけで「売れてこそ」必要にせまられてこその工夫に勝るものはありません。
「売れる」までは工夫より「縁」が大切なのかもしれません。この離島が活気付いたのは瀬戸内芸術祭という「縁」がありました。私共の会社もアマゾンとの「縁」で活気付きました。
でもこの「縁」は、「袖振り合うも多生の縁」でもしかしていたら見逃していたかもしれません。なんらかの感性やタイミングで気づき「縁」が生まれるのだろうと思います。それが商売が成功するか否かのセンスと私は考えています。
私にもっとこのセンスの質が高く、また量が多いと、早くに大きな会社になっていたかもしれませんが、
私は自分のセンスを過信していませんので、今くらいが「丁度良い」のだと思っています。私はこの「丁度良い」という基準がとても大好きです。
今回の離島の旅も二日間でまわるのに、本当に「丁度良い」旅でした。