人の不利見てわが不利直せ

先日、大手ハンバーガーチェーンでアイスコーヒーを購入して飲んだところ、味が極端に薄く、見た目の色も薄い、店内で飲んでいたので、周囲のアイスコーヒーを飲んでいる客を見つけて遠めながら比較してみてもあきらかに薄い。

 

なによりここのチェーンのアイスコーヒーが好きで、おいしいと高い評価をし頻繁に飲んでいるので、自分の舌には間違いないと思っています。でもクレーマーと思われるのがいやで躊躇していたが、こういうのはきちんと云ってあげたほうがお店のためだ、なにより、好きで今後もおいしく飲みたいとの気持ちで意を決し、バイトらしい若い男子店員に「これいつもより薄いよね」と現物を見せると「氷が解けたら薄くなります」との返事が・・・

 

ここで切れるのはよそうと冷静に、さっきもらったばかりだけどというと、不機嫌そうに取り替えてはくれたが、それだけだ。調べることも無く、上司に判断を仰ぐことなく片付けられてしまった。


最近痛手を食らっている割には懲りていないというより、こういう企業環境なんだろうと思う。


ん。いや待てよ、他人のこと言ってられるのかい?うちの商売も商品クレームの交換の際にはお客様はこんな印象なのかな?と自分達の立場に写してみた。

 

通常ネット販売は顔が見えない。メールで「不具合だから交換して」とか「返金して」のコメントに対し、返答は「誠に申し訳ございません。深くお詫び申し上げます。」と丁寧な文章で謝罪しているものの、感情が伝わっているかは定かではない。字面だけ並べてと思われているかもしれません。顔が見えないネット販売のここが難しいところだ。

 

だからこそ、もっと真摯に商品の不具合について深く追求して責任者からの回答をするべきではないだろうか!!


「人の振り見て我が振り直せ」ではなく当社では「人の不利見てわが不利直せ」でいこう。

 

小さな会社だからこそ、こういう点は大きな会社に負けないように頑張ろう。

当社は社長自らが対処します。これこそ小さい会社だからこそなせる真摯な対応です。