瀬戸内気候で晴耕雨読

今朝の新聞で地域の情報欄に、山形県から香川県に移住してきた壮年のご夫婦の記事がありました。

 

雪深い山形県の中央部ではこの時期、毎朝雪下ろし作業に1時間以上要し、1日さぼると翌日には手間が増え3倍もの仕事量になるらしく、香川に移住してからはその時間を有効に使えて良かったとのことでした。

 

たしかに先日の数十年に一度の寒波が来ても海岸部では殆ど積雪も無く、寒がりの愛犬のために一晩中エアコンをつけたぐらいでした。自動車も朝から普通に走ることができました。

 

そういえば、台風も東シナ海から足摺岬へやってくると、何故か豊後水道へ抜けるだろうと思い込んでいるし、太平洋から北上してきて室戸岬へ来ても紀伊半島へ反れるだろうと勝手に判断してしまうのですが、実際に9割以上の確率でそうなっているように思います。

 

その分雨が少なくて農家の方にとっては不利ではあるが、かくゆう私どもも園芸に携わる仕事をしていますので、水不足は困るのですが、一応自前の井戸水でことが足りています。

 

その園芸も温暖な気候で恵まれていると思います。

 

私の仕事は晴耕雨読ではないですが、概ね晴れると外仕事、雨が降ると中仕事と決めています。基本的に盆栽・植木関連の実作業は私が担当して、雑貨やキャラクター商品は専務が担当していますので、晴れの多い香川県では、それが丁度良いバランスになっています。

 

文頭の山形より移住してきたご夫婦の話にもどりますが、飲食業をされているのですが、前日までの予約で1日2組での営業体制とのこと、なんともうらやましいですね。完全に自分のペースで仕事が出来る体制ですね。

 

私も実店舗ではなくネット販売業を選択したのは、自分のペースで仕事が出来ることが選択理由でしたが、現実的にはショッピングサイトの制約が大きく働いて中々自分のペースを保ちにくいのが現状です。

 

最後に、同じく今朝の新聞記事で香川県の人口が自然減を超えて社会増で昨年県人口が増えたらしいのです。

この社会増というのは外国人登録とか移住とかの増加とのことです。温暖な香川県への定住者が増えているのだろうと思いますが、なんとなく誇らしく、うれしく思います。