ネット販売の選択

ある機関からの情報で、アマゾンへの出店業者が高松市内で20社程度しかないことを知りました。

 

とても意外です。高松で行われる楽天市場の出店者向けセミナーは広い会場にぎっしりの参加者で、Yahoo!ショッピングは出店料無料方針から、凄まじい出店数を記録しており、高松市内でも石を投げたらネットショップに当たると言われるくらい存在することから比較して考えると非常に少ない数でした。

 

現在当社では、商品を選別しながらアマゾンに出品していましたが、もう少し取り扱いの幅を広げても良いのかもしれません。

 

とはいえ、アマゾンで販売するにはアマゾン社本体もそうですが、並み居る全世界の強豪と肩を並べての勝負で、並大抵ではありません。並・並・並・・・と続きますが、当社のような零細企業が対抗するには、並の作戦では打ち勝てません。いえ勝つことを考えると経営が成り立たないかもしれません。当社の戦法は「負けないこと」です。

 

負けない工夫、負けない仕事、負けない戦術で、結果勝ち残るのが当社流。

私なりの考えですが、アマゾンで商売が成り立てばネット販売業者として一人前かな?と自負しています。

 

もっともアマゾンならではの合理的なシステムが当社のような零細で少人数のネット販売会社には非常に助かります。本来なら大量に裁くためのシステムなのでしょうが、そこに「間借り」できることは、当社の経営上の利点だと思います。

 

振り返れば10年、楽天市場店も広げたり、縮めたり、他のショッピングサイトも幾つもチャレンジしてきましたが、

結局、今のスタイルに落ち着きそうです。なにごとも経験してみないと良い品ができないのですね。商売もモノづくりと同じと思います。