久しぶりの緊張感・・・叔母の神葬祭(しんそうさい)に参列

先日、少し遠い縁ですが大変お世話になった叔母様が逝去され、岡山県津山市までお通夜に伺いました。

津山市方面は、めったに行きませんので、ついでと言っては失礼ですが、妻の曾祖母のお墓にもお参りしてきました。

 

共に、神道であることは知っており、20数年前くらいに神道の墓参も葬儀(正式には神葬祭)も経験していたのですが、さすがに20数年前では記憶はかすかでインターネットで予習して行きました。

 

ちなみにお墓参りは、神社の参拝と同じで二礼二拍手一礼です。花は供えず「さかき」です。お供え物は洗い米です。線香はありません。

 

葬儀も二礼二拍手一礼ですが、葬儀の場合は神社の参拝のように二拍手の音を出しません。手の動作だけで「偲び手」というそうです。そして難関は玉串奉奠(たまぐしほうてん) です。詳しく説明がありましたので一応普通にできたと思います。

 

まず、ご霊前(たぶんこの表現も違う?と思います)で玉串奉奠からですが、サカキを右手に軸(枝)の方を持ち、時計回わりに回し、軸を向こうに向けて置きますが、この時、玉串は目の高さで、左手はサカキの下から持ち、左手の掌の上に置くようにと考えると判りやすいですね。葉の上、葉の表面を持たないと覚えても良いかと思います。時計回りに軸が3時から12時へ270度回して台の上に降ろします。先頭でなければ、前の方が置いた上に重ねるように置いていきます。捧げ置くというのが正確なのでしょうが、50数年生きていますがおそらく5回もしたことないと思いますから不慣れな動作でした。

 

ひさしぶりに緊張する時間を過ごしましたが、叔母様が神様になられる儀式に参加できたことは、なにより光栄でした。