枯れ葉散り・・・

フロントに 枯れ葉ぶつかり 老い笑ふ

 

先日、山道を自動車で通行中に、フロントガラスを枯れ葉が撫でて通り過ぎ、つい微笑みました。

若い時なら、気づかないというより、枯れ葉がフロントガラスに当たるような速度では運転していなかったろうに、還暦が数えるくらい近づいた今では、運転も慎重になり、急ぐ用事も少なくなりました。

 

だからこそ、気づいた現象に、老いを感じつつも、ゆとりを感じるおだやかな冬の一瞬でした。