2018東京視察 part3 国会議事堂

意外に知られていませんが、国会議事堂は平日であれば、予約不要で、いきなり行って見学ができます。しかも無料です。もちろん国会が行われていない時になります。施設の性格上、警備面から身分証明書の提示と空港並みのセキュリティー検査がありますし、撮影も制限があります。見学も担当官引率での行動になります。それは、それで緊張感があり良い体験でした。

 

とにかく、印象に残ったのは、ふかふかの赤い絨毯です。大理石の壁は建築当時のもので、一部タイル張りの壁はごく最近張り替えられたとのことですが、大理石の歴史に調合させた違和感のない仕上がりにセンスのよさを感じました。だからこそ、本来なら派手で避けるような、あの赤い絨毯がシックに感じ、似あうのだと思いました。こういうセンスの良い建物に負けないくらい、センスの良い国政に努めてもらいたいものです。

 

園芸屋の観点で興味がひかれるのは、議事堂を正面に見る庭の植栽は各県の県木が植えられていたことです。香川県の表札が付いたオリーブも結構極太の木が植えられていました。これ外の塀越しには見ることができないので、見学者でなくては見れません。もしくは国会議員にならないと見ることができません。

 

お手軽で経済的で貴重な体験でした。