この時期の定番商品です。

6月に入ると、花市場には毎週、この行灯仕立てというスタイルで実成のブドウが入荷してきます。

 

種類も、山ぶどうの他に、ネオマスカットや巨峰、スチューベン、タノレッドと豊富です。

 

当社のようにネット販売ですと、少々樹高があるため送料が高くつき、お客様の負担が増え恐縮ですが、飛ぶように売れます。

 

毎週入荷しますが、連日の発送となり、次の入荷までには欠品する状況です。もっともネット販売の場合は、輸送中の落果が気になるため、実が青い未成熟の状態でしか取り扱いませんので、その期間はとても短く、限られています。

 

でもどの植物にも旬があり、その旬を追いかけるのが園芸産業ですから宿命ですね。通年変わりなく取り扱えるのは苔くらいです。松柏盆栽も比較的、通年変化は少ないので助かります。

 

そういいながらも、旬を追いかけるほうが商売的にも個人的にも、面白く楽しいので、ついつい花市場の商品の仕入れが増えつつあるのが、ここ2~3年の傾向です。