数年前までは、敬老の日や父の日向けの盆栽を企画し、それなりに販売していましたが、やれ、ラッピングだの、メッセージの添えや、栽培方法の説明書添付など手間がかかることが多く、一番手に負えないのは一時期に発送が集中してしまうことです。
アルバイトやパートで一時しのぎをすれば良いのでしょうが、その募集やシフト、作業指導等々考えていたら、しかも熾烈な検索競争の対策費用や、諸々の経費を考慮すると、はたしてメリットが・・・ということで「できればやりたくない」が実際に反映し、最近では、ほとんど準備も対応をしなくなっています。
それでも、その時期になると何となく売り上げが上がります。で、気になってみて楽天市場で「盆栽 敬老」で検索してみると出てくる出てくる・・・数年前からは比較にならないほど参入業者が増えています。なんとなく、取り残された感もありながら、こういう仕事も取り入れていかないと売り上げ増にはつながらないぞ、と自信を奮い立たそうとするが、冷静に判断して今の当社売り方からすると、かけ離れた感が強すぎます。
少し、興味をひかれたものの、いやいや、やっぱり「ギフト盆栽」は当社のスタイルからは乖離しているし、手間暇経費の分、年間通して継続して購入していただけるお得意様へお安く提供するのが使命と、あらためて方針を見直すことができました。
といいながら、先週花市場で仕入れたリンドウ「白寿」を発送しています。凄い商品でしょ「白寿」って品種名つけてるんですよ。99歳へ贈るためのリンドウですかね。