商売は十人十色 みんな違って、みんないい

ここ2~3年のことですが、この季節になると盆栽に加えパッションフルーツやブドウなど果実付きの鉢物の取り扱いが増えてきます。

 

商売の幅を広げるという目的よりか、盆栽の入手が年を追うごとに少なくなっているので苦肉の策ですが、結構仕入れを楽しんでいるというのが本当の理由かもしれません。

 

先日、盆栽のネット販売を専門とする、いわゆる同業者の会社を見学する機会がありました。販売スタイルが同じですから、部分的には参考になりましたが、商品のスタイルや、代表のビジョンが違い過ぎて、同業でありながら、こうも違うか‼と驚きが先に立ちました。

 

代表者の年齢や、事業の方向性に差があります。「夢と現実」の差ですね。これからもっと手を広げていきたい、夢を実現に向け走っている若者と、広げた手をどうやって現実的な幅に縮めるかに向けて歩いている還暦のおっさんとの差は相当あってあたりまえですね。

 

それと、盆栽への取り組み方も違うかな、向うさんは新規参入で盆栽に特化し、業界に深く入ろうとしている真摯な姿勢に対し、こちらは、結構業界に入り込んでいるのに、適度な距離を保ちながら商売を楽しむことに喜びを感じている。

 

まさに、商売は十人十色です。金子みすゞさんも詩っていました「みんな違ってみんないい」。

 

もっとも当社の方針は12年前の起業時から「スモールビジネスの追求」です。大きくしないのが安全安心、そして「楽」かも・・・この発想から抜けられないのか、抜けたくないのか・・・

 

あ~、もっと楽したい(笑)。結局そこね‼