一昨日の9月8日の日曜日は、来月に開催される「国風香川玉藻 小品盆栽会 秋の作品展」へ出品するために、会員の皆さんと一緒に、徳島県の「埴生園」さんへ素材の買い付けに行きました。素材と言っても来月の展示会ですから、ほぼほぼ完成品に近い素材です。
この日は、業者としての仕入れではなく、愛好家としての一般消費者としての買い付けですから、そのお値段に腰を抜かしながらの購入でした。一番欲しかった、実が付いた小品の山柿は高価すぎて(私にとってですが・・・)手が出ず、双幹で実数が程よくついたウメモドキと、実は1個しかついていませんが、幹の曲が好みであった人気のヒメリンゴの品種「姫美紅」をチョイスしました。展示会用に出来上がったら、またこちらに掲載します。
もう1点、この農場で枝変わり(特別変異)で出来た、銀芽(新芽が白く変化する)の石化ヒノキを好奇心で購入しました。これは展示会用ではなくコレクション用です。
遠足気分で老若男女、異世代の小旅行でした。趣味が同じ仲間というのは、年齢差も関係なく楽しいひと時を過ごせました。よい時間でした。でも、あの山柿を買わなかったのを今になって後悔しています。今後、愛好家としては、こういうジレンマも経験するのだろうと思います。