新しいポンプの導入に古いポンプが嫉妬?‼

盛夏の水遣りのため、装備のバージョンアップ計画で新しいポンプを増設している作業中に、古いポンプの圧力が急低下してしまいました。

 

その間、上水道のラインを使用しての場内全ての手作業での水やりとなりました。なんと、午前午後ともに2時間以上、一日7時間労働の当社で5時間前後水やり作業となりました。さいわい梅雨のお湿りに恵まれ、そんなことも3日間で、なんとかおさまりました。

 

すでに新しい増設用のポンプは井戸の横に設置が完了し、新たな自動散水ラインの配管工事に入ろうとした矢先のことでしたから驚きです。

 

気づかれた浮気がばれてしまった。ポンプの感は鋭い。嫉妬したに違いない。(笑)・・・ご機嫌を取り戻そうと出来る範囲は調整をこころみたが解決できず。とにかく、ボルトを外すと錆と、水垢、何かわからないカスが出てくるだけ。12年間働き続けたのですから当たり前ですね。

 

やむを得ず、新たに導入したポンプを横目に、メインのポンプも新品に交換‼なんて日だ‼

 

園芸業にとって水やりは基本中の基本、肝心要で、ここをケチる業者はこの世に存在しないと言っても過言では無い。流入と流出のフランジ接合だけで設置できるよう同じ機種を選択。金には糸目をかけず、ネットで一番安いのを1時間かけて調べて即発注。

 

2日要したが無事到着無事設置、4日間順調に稼働しっていると思ったら、5日目に再ダウン?

なっなっなっなんでだ~‼初期不良か?メーカーさんに電話し、5分間症状を説明すると即答でポンプ流入までの配管からの空気の吸い込みを指摘され、原因は金属継手腐食だと、電話なのに、見ていたの?と思うくらい30秒で正解を導きだしました。

 

古いポンプを交換するときに、微妙に配管に力が加わり、腐食した部分がズレ、新しいポンプが勢いよく水を吸い込むことで、配管内部からも圧力が強くなり、ダメージが大きくなることは珍しいことではないらしい。さすが、餅は餅屋です。

 

なにわともあれ、ビニールパイプとビニール継手に交換して100%正常復帰だ、メーカーの指摘も的確だったが、DIYが得意な私のスキルも凄いと、我ながら感心の「ひと夏の経験」でした。

 

でもって、雨が降り続くので、新しいほうの自動散水ラインは、まだ中断のままです。なんとなく満足感に浸ってしまっている今日この頃です。