コロナ禍1年経過しての軌道修正?

今日も愛知県から31ケース入荷・・・コロナ禍によるネット通販利用増で、ご多分に漏れず園芸業界も今だ受注の減る気配は見られないどころか、春の園芸シーズンが重なり、各作業はパンク寸前状態です。

 

本来なら増員でしのぐべきところ、コロナ収束での売り上げ減が懸念されず踏み切れない。

 

会社を大きくしたい経営者なら、ここは一気にアクセルを踏んで加速するところだろうが、当社は小さく固く確実(ついでに気楽に)が基本方針で、アクセルを踏み込むには年齢的にも厳しい。

 

さりとて、パンク寸前では安全運転は難しいので、危険予知のために盆栽のカテゴリーを少し減らすことにしました。 

 

「辞める」のではなく「休憩=軽減化」です。化粧鉢に入れ替えたり、針金で整枝したり等々「手間」をかけていたところを一切省き、仕入れも中級~高級品は止めて、廉価素材に集中することにしました。

結局、これ社長の仕事ですから、そこに余裕が出来れば各スタッフのサポートが出来ます。

 

実際にコロナ禍で増加しているのは観賞樹・果樹の苗木で、盆栽は微増に過ぎません。とりあえず急増するAmazon対応のためのシフトチェンジです。

 

しかし、Amazonのプライム発送の条件もこの夏には強化されるため継続できる可能性は低いし、なによりAmazonの売り上げが急増し、販売依存率が急増しているのも健全経営の観点からすると気になっていますので当座のしのぎのためのシフトチェンジです。コロナ禍が落ち着いたら、もとの盆栽シフトに戻します。

 

少なくとも今も得意カテゴリーは何ですか?と聞かれると「盆栽」です。と答える通り「盆栽」は当社の強みでエースですが、会社の全体バランスを考えると、しばらくはブルペンで肩慣らしをしてもらうことにしましょう。