第14期決算を迎えて・・・

毎週、愛知県の豊明花市場から直通便で商品が入って来る風景が日常となってきました。

 

荷捌きから発送まで、スタッフ全員が、いつのまにか苗木屋シフトになっています。

 

働き方改革のため目指した「効率の良い仕事」は、コロナ禍がきっかけという外的要素で、新たな方向性が決定付けられました。

 

波に逆らわず、流されながら上手に泳ぐことを覚えた経営方針は結果オーライとなりそうだ。

コンパクト経営も、この業種に適合しており、丁度良い仕入れと丁度良い販売が成立しています。

 

十数年、色々な業種に首を突っ込み、様々な商品を扱ってきたが、どうやら「苗木屋」が到達点のような気がしています。今後、苗木屋として、さらなる合理化と効率化を融合させて「強み」の強化策にまい進したいと第14期決算を目前に気を引き締めています。

 

今振り返ると、起業した14年前、当時の勤務先のデスクに座り、45歳で実現しようと計画していたのに、会社の都合で2年間待たされている最中に日経ビジネスの「企業の平均寿命は7歳」という記事を真剣に読み通しながら、不安を感じたであろうに起業に踏み切った自分が当時どういう心境だったのかも覚えていません。

 

待たされていたから、そのんなことどうでも良いと考えたのか、当時から波に逆らわず切抜けていたので平常心だったのか?なにわともあれ、その時知らされた企業の平均寿命の倍も経営してこれたことに満足です。

 

一応、サラリーマンなら定年の年です。延長勤務を希望していたでしょうから、私にとって、今年からは「社長」の肩書は変わりませんが、延長勤務的な「気分」を持ち合わせて仕事をしたいと思います。(手を抜きすぎずにね!?)