2021年今年もお世話になりました

2021年も無事終わりに近づきました。

皆様、今年もお世話になりました。

 

昨日で業務はほぼ終了しました。

 

今日は事務所の掃除を兼ねて、発送漏れや取りこぼしが無いか、念のため出社してきました。

 

来年のスタッフの勤務表を作成しました。新たな年を迎える準備が整いました。

 

今年も、昨年に引き続き、コロナ禍に翻弄された1年となりました。終盤、収まりかけたのに、オミクロンという新たな株の登場で油断できない状況ですが、コロナとの付き合い方は何となく解ってきたような感がありますね。

 

当社では、このコロナ禍で「商売替え」とは言い過ぎですが、販売商品は120度くらい方向が変わりました。コロナ禍前は僅か数パーセント程度の果樹苗木が50%を超え、それに牽引されるように有用植物の苗木が増え、正立方体に近かった梱包荷姿は、細長立方体が主体となりました。

 

盆栽苗木は依然安定した商材ですが、果樹を主体とした有用植物苗木が伸びたことで、冷静に園芸業界における需要をコロナ禍で教わったような気がします。

 

もともと盆栽専業では無かっただけに、柔軟に環境に対応したことで気付かされましたが、盆栽市場で販売増を目指すには、決して容易な環境では無いのです。それは国内の住宅環境の変化というとても大きな障壁がありました。

 

庭は狭くなり、園芸業界にとってはその狭い庭の取り合いという現実は避けて通れません。

 

 

日本中の普通の家の庭に何が植えられているか?というのが園芸業界にとっては、注意深く観察する必要があります。当社は、コロナ禍により、そのことを少し教わった気がします。

 

結局、売れる植物=売りやすい植物に流されただけですが、以前より、波に逆らわず商売をするのが私のビジネススタイルでしたから、この発見が出来たのだと思います。

 

来年もよろしくお願い申し上げます。皆様良いお年を~