当社の冬の人気商品「四国福寿草」が四国川之江市の雪に覆われた畑より入荷しました。
Amazonでもヤフオクでも、ほぼ毎日売れる人気の品です。
愛知県の花市場から入荷した福寿草も取り扱っていますが、市場対策で規格化された大量生産品は根が切り詰められていますので、プロが寄植に使うには適していますが、いわゆる「ハイアマチュア」にとっては自然からかけはなれた状態の規格品はやや人気薄です。
一方、この四国福寿草は、山野草の愛好家向けに山奥の畑で栽培している状態から掘り起こして出荷されますので、根はしっかりついています。
それでも当社で鉢に入れて小分けの1～2芽でも販売できる程度の切り分けはされていますが、市場の規格品とは比べようない根の長さです。ですから、当社でポットに植えこむ際も3号ポットでは入らず、4号ポットを使用します。
いつもは、地元の交換会で仕入れるのですが、今月はまん延防止措置が発令され交換会が中止になっていますので、宅配便で送ってもらいました。
ダンボールを開けると、自生のミズ苔（これ自体が希少）で包まれた四国福寿草が裸で数百芽入っています。取り出すごとに冷気が手にまとわりつくのがわかります。雪をかき分けて掘り起こされたのが実感できました。