令和4年7月の表紙:讃岐和三盆らむね

10年前当社の方向性がまだ定まっていない頃の企画商品です。

香川県の特産品を核としたネット販売を構築しようとしていた計画で、

事の発端は、その2年前に全国的にブームであったご当地サイダーの波にのろうとし、

最初は、県内メーカーから「オリーブサイダー」を仕入れ販売したのが始まりでした。

 

研究してみると、名入れTシャツを作るのと変わらぬ容易な準備で

オリジナルサイダーが作れてしまう。

発注して1カ月もすれば飲料メーカーになれてしまう。

 

そこで、2011年にあっとゆうまに「盆栽サイダー」翌年には

この「讃岐和三盆らむね」を作り、順調に?販売していました。

 

が、2014年には、すべて辞めてしまいました。

理由はいくつかありましたが、「重たい」「賞味期限管理が大変」などですが、

最大の理由は、園芸商材の方が利益率が良かったことにあります。

 

園芸商材の売り上げが伸びたことで、

手間のかかる商材は淘汰する必要がありました。

 

それは、人材を増やして会社を大きくするか、

現状組織で、安定した将来を維持するかを考えた時に、

設立時からの「スモールビジネスの追求」という、

小固い小商いの永続という基本ポリシーを貫くことにしたからです。

 

それには園芸という商材は、当社にとって理想的な商材であったことを

他の商材を捨てる毎に再認識させられました。

 

 

2022.07.01.