冬の仕入れ

コロナ禍以降、メインの仕入れ先は豊明花市場となりましたが、高松の花市場でも毎週仕入れはしています。

 

さすがに冬場は極端に出品数が少ないので、限られた量の仕入れになってしまいます。

 

花市場の仕組みは、毎週木曜日に鉢物・苗木類の競りが開催されます。その前日の水曜日に全国の産地から品物が入荷されます。

 

その中には事前に注文した商品も一緒に入ってきます。その事前に注文した商品は出荷元である生産者の希望価格で取引されます。同様に、翌日の競りのために入荷した商品も生産者の希望価格であれば、競り前日に購入することが出来ます。つまりどうしても必要な商品は、生産者の希望価格での取引となり、これを「相対取引」と呼ばれますが、私たちは「定価で購入」と呼んでいます。

 

画像の品は、すべて定価で仕入れた、当社が絶対に必要で仕入れた商品なのです。多くの業者はお客様からの注文品をこの方法で仕入れます。当社の場合は、ヤフオクでの落札率が高い商品とamazonの補充用とになります。

 

市場に入荷された商品で、安ければヤフオクで売れるかな?と思えるものは翌日の競りで取りますが、冬場は残念ながら入荷量が少ないので期待できそうな品がありませんでした。しばらく注文品のみでの市場通いとなりますが当社から10分で行ける近距離ですから苦にはなりません。