そろそろ梅も終わりですね

そろそろ梅の花の時期は終わりを迎えています。そうなると当社の場内の棚場はあちらこちらで、色々と冬眠を明けた花たちが咲き始めだしました。

 

寒樹の状態は、いつでも出品できるのでマイペースで気楽に仕事を運べますが、蕾を見たり花を見たりするとどうしても脳が勝手に作業の優先順位をつけて気持ちは焦るばかりです。精神衛生上よくありません。本来なら花を見て癒されるべきなのに、棚場を歩きながら、いえ走り回りながら撮影に追われています。

 

そうはいえ、花が終わっても樹種名や詳細がわかっていれば、きっちり売れるのが盆栽素材たちです。必然的に一般花木の苗木から作業を進め盆栽苗木は後回しです。それでも盆栽素材はあまり売れ行きが左右されることはない安定した商品なのです。なんだかんだ言って、盆栽素材は当社の強い見方なのです。盆栽人口が減少しているからと言って、一般的な花木類に注力はしていますが、頼れるべきは盆栽素材です。

 

ここ1年、この盆栽素材の顕著な変化として、外国人の購入比率が急増しているのです。ちゃんとした業者では(笑)何年も前からその傾向でしたが、ヤフオクで盆栽素材を主体に販売している(ちゃんとしていない)盆栽業者である当社は概ね日本人がお客様で外国人の比率は1割以下でした。それが現在、2割は優に超え3割に近づこうかとしています。

 

ヤフオクはすべてシステムで取引が進みますので言葉の障壁も無く、当社としては従来通りの作業で良いので助かります。コロナ禍の特需が終えた昨今、外国人需要の増加はあらたな特需かもしれません。好みの樹種を揃えるよう注力しましょう。

 

グリーンプランニングは盆栽素材の外国人向け需要で「ガッチリ」