果樹苗木販売作戦展開中

コロナ禍の巣籠り需要で特需に沸いたamazon向け果樹苗木も落ち着きだして数か月が経過しました。

 

この数かけ月の間に、ヤフオクでも果樹苗木を販売する数量(比率)を上げる試みをしました。

 

当初はamazonで販売していたスタイルをそのままヤフオクにスライドして単純に販売チャネルだけ替えましたよ!といった状況でしたが、期間が経過していく行くうちに色々なことがわかりだしました。

 

amazonは送料込みで、ヤフオクは送料別で、合計売価は大差ないのですが、ヤフオクの場合、別々に表示されるので送料の高さが目立ちました。中には露骨に送料が高すぎるとの文句(メッセージ)も僅かながらですが出てきていました。

こういう時はかならずサイレント・マジョリティがも多く存在しているわけですから対策が必要です。

 

しかし、送料は実際に運送会社に支払う運賃の他に段ボールなどの資材や専属スタッフに梱包作業をお願いしていますので人件費もかかっています。大量に扱うので運送会社との契約運賃は定価から比べると安いのですが、それらの経費を加算すると結構定価に近くなってしまいます。

 

盆栽苗木のようにサイズが小さければ、送料も抑えられるのですが、果樹苗木はどうしてもかさが張り、120サイズ以上が概ねで梱包寸法が大きくなるので比例して送料が高くなってしまいます。

 

だからこそ、ネット販売専業15年の当社ですから、ここで蓄積された経験からくる工夫で乗り切るしかありません。

 

まず、販売する苗木を厳選して70㎝以下に縮めても問題の無い樹種や、苗木の仕上がり具合を見極め、さらに根鉢の大きさなどから判断して梱包寸法を100サイズに仕上がる苗木を厳選して仕入れるようにしました。そして重要なのはその専用ダンボールを準備しておくことです。商品で箱を決めるのではなく、箱の形に商品を合わせるのです。

 

これが功を奏し、ヤフオクでの果樹苗木は順調に売り上げを伸ばしました。さらに嬉しいことに、amazonでは僅かであった複数点購入が急増しているのです。これは、送料込み価格のamazonに対して、送料別のヤフオクでの合計価格はまとめ買いでは有利にはなるからです。

 

なんのことは無い、現在ではamazonを凌ぐ勢いでヤフオクでも果樹苗木が売れ出しました。

 

あとは、メルカリの攻略ですね。当方は事業者のため「メルカリShop」で登録していますが、メルカリの特性から個人出品の数とスピードには敵わないのが現状で今は静観です。

 

とりあえず会社としては現状、忙しいのでメルカリは静かなくらいで丁度良いです。ゆっくり攻略法を考えます。