山野草販売の自粛について

ヤフオクの販売比率が増えている・・・というより増やしているのですが、最近、ヤフオク!では絶滅危惧種に対する出品規制が厳しくなりました。

 

当方は、100%業者間仕入で、90%が花卉市場仕入れで、生産者から直接仕入れる場合も商品は全て生産地の農場まで出かけて畑で栽培されている品しか仕入れませんので自然界で自生していた植物が当社に入ってくることは100%ありません。

 

しかしながら、生産者が生産する植物には自然界では絶滅危惧に指定された植物が少なからずや栽培されています。種や球根、若枝などから自農園で循環増殖する体制で栽培されていますので自然界に影響を与えことはなく、むしろ自然界では減少していても、生産農場により保護、増殖されていることが殆どです。

 

実店舗でしたら、丁寧に説明させていただきながら販売すれば問題は特に発生しないと思われますが、ネット販売では機械的にAIが「絶命危惧種であるか否かの」ワード検索のみで結果が出てしまいます。

 

また、当社のように自社生産していない、いわゆる販売業者では、なおのこと説得力に欠けるのは否めません。すると「扱わない」ことで誤解が生じることも無く最善策であろうと判断しました。

当社の業種でしたら、概ね山野草がこの類に関係してきますので、今春より検討してきましたが、今月以降山野草の仕入れは辞め、販売を自粛させていただきます。