令和7年1月の表紙の画像はセンリョウの実です。
あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
年末はセンリョウ市で花市場は止め市となるところがあるくらいです。
まさに、お正月需要の商品で絶対条件は実付です。
しかしこの「実付」という条件は生産者にとっては難儀で
本当は数珠成りにたくさん実をつけるほど理想的で、
相場も実が多いほど上昇します。
したがって生産者の技量の差が出ますが、
大量生産者は、大きなロットの中からA品・B品・C品と、
選別できるので有利ですが、実が付かないアウト品も多く、
全体を考慮すると微妙です。
そんなこと、お客さんは考えませんが、
購入するときはやっぱり実が少しでも多くついているのを選抜されます。
当たり前の消費行動です。縁起物ですからなおさらですね。
こういう「実付」が絶対の条件の植物は商売として非常に難しいのは、
前筆の通りですが、そうなるとなおさら難しいのがネット販売です。
特に「縁起物」となると難度が急上昇します。
したがいまして当社では2月以降に「実無し」として販売します。
でも、当社が扱うのは数珠成り品種と斑入葉品種の一般とは異なる品種です。
しっかり売れます。不思議ですね。やっぱり商売は面白い。
2025.01.04.