最近の日帰り温泉のお気に入りはジェットの強さと職人がつくる天丼目当てで「きらり」が常湯ですが、本日はマイルームになりつつある国分寺町図書館でまどろんでからの南西へ足を延ばして綾川町の「湯船道」に行ってきました。
ジェットはゆるゆるで電気風呂も微妙で露天もなくと一抹の寂しさを感じながらも「ひなびた温泉」というワードがしっくりくるなんとも郷愁漂う良き温泉です。
休憩所の籐の枕がしっくりくる、ついついゆっくりしたくなる居場所です。
テイクアウトが多いのか人気のバラ寿司はパック入りのみで販売されており、うどんと食べるに丁度良い量である。食堂のパートのお母さんが作ったであろうその味は間違いない。昔、法事で食べていたバラずしの味だ、妻は天ぷらうどんを注文したがそのツユも同様だ、ノスタルジーなランチが味わえる気の置けない存在になりそうな温泉です。
最もうれしかったのは私の大好物の焼うどんがメニューにあることだ。創裕系の温泉に多いメニューだが、やっぱりここはお母さんが作った味がします。
最近定年を意識して別荘が欲しいという気持ちが湧いてきていくつか物色していましたが、図書館→温泉→カフェ(本当は喫茶店)を巡って休日を過ごすと十分別荘でくつろいだ気分になることがわかってきました。
ようはお気に入りの場所=くつろげる場所としていくつかコースをもつことが別荘を持つより充実した人生を送れそうだと気づきつつある今日この頃です。