銘木「瑞宝」 同業者が所蔵しているのを見せて頂きました。
黒松ですが、盆栽に適した性を備えています。成長が早い、芽吹きが良い、そして皮乗りが良い。
この松が生まれたのは高松盆栽の郷が借景している裏山、五色台の国分台だ、今は陸上自衛隊第14旅団の演習地のため入山が禁止されています。昭和30年代頃までは当地の山々や島々に松盆栽の素材を求め、山取りや島取りの素材は珍しくありませんでした。
国分寺町内の片岡さんがこの原木「黒松の枝変わり」を発見したのはその頃で、数年前に山火事がありそれが影響したのではと推測されています。まだ19歳の時でした。
それから、接ぎ木で育て、さらに接木、取り木して「瑞宝」を増殖しました。片岡瑞松園の園名から名付けた「瑞宝」はまさに片岡瑞松園の国分寺盆栽の高松盆栽のそして日本のBONSAIの「宝」となりました。
画像の瑞宝は今は亡き片岡さんが自ら取り木し片岡瑞松園から直接輩出された「本物」の瑞宝です。素晴らしい一鉢でした。


