毎度毎度の愛知県豊明市からの定期便、いつもは4t車ですが、今日は10t車で来ました。
園芸シーズンの到来ですね。当社もいつもは台車2台ですが、今日は4台合計75ケースの入荷です。
会社の駐車場はもうブドウとヘーゼルナッツのジャングル状態。これを2種間で売りつくします。いや売りつくしたい。
そのために撮影スタッフ増員しました。
とにかく売れる品を売りまくります。
今日ご案内した女性二人組は香川大学医学部を卒業されれ、今は、それぞれ広島県と愛知県にお住いのドクターでした。
偶然にも私の香川医大付属病院の主治医と同級生とのことですから、お若く見ましたが私はすぐに年齢が分かりました(笑)。
大学時代は勉強がとても忙しくて玉藻公園など来る機会がなかったそうで、今回高松で行われた同窓会に来られて、クレメントホテルに宿泊されていたのでチェックアウト前の時間を使われての初来園とのことでした。
玉藻公園の披雲閣は通常期は一般公開していないので、たまたま入り口で出会って、内部のご案内をしましたところ、大変お喜び頂き、とても幸運でしたと感謝されましたが、コロナ禍中は医療従事者の皆さんは大変ご苦労されたし、ご尽力いただきこちらこそ感謝しかありません。おそらく何年か延期しての同窓会だったのかもしれませんね。
この披雲閣は、通常ボランティアガイド同行時のみ内部を見学できるので、私は前を通りかかる時は、なるべく「内部ご覧になられますか?」とお声がけします。
お概ね、説明だけの一方通行が多いのですが、このお客様のように、高松に思い出がある方は、個人的な話題を返して頂くことがあります。
そうなると双方気分は盛り上がり?ガイド時間は延長となり、三の丸庭園から月見櫓、そして天守とほぼフルコースでのご案内をさせていただきました。
香川県での在学中には学校周辺以外の思い出の場所はあまり記憶が無いとのこと、医学生の青春時代は学び吸収することが多すぎて、息抜きすらままならなかったのだろうなあ、その人たちを、今こうして高松の歴史に触れる玉藻公園をご案内できたことにまた感謝です。今日も「一期一会」で良き日かな。
夏の間はお休みしていた徳島県での盆栽交換会に行ってきました。
ここで競りを取り仕切っている岡山県の業者さんが、この日をもって引退されるとのことで寂しいかぎりです。ここでのお付き合いは10年程ですが、この方が主催されていた岡山県での交換会から数えると15年くらいのおつきあいです。
80歳を越えているのですから自然の成り行きとはいえ明日は我が身ですから、やっぱり寂しいですね。次回より変わって愛媛県の業者の方が競りを取り仕切るそうですが、50代の方でしょうか?随分若返りますので、それはそれで良いことです。
とにもかくにも、岡山のH様長年ご苦労様でございました。
この徳島県での交換会の帰りは、いつも色々な飲食店や温泉などに寄って変えるのを恒例にしています。日曜出勤なので楽しみが無くてはやっていられないということですが、何度もチャレンジしては、その行列の長さであきらめていた鴨島町の王将さん。
タイミングも良く行列が無く初めて実食に成功しました。
「王将」ですが、大阪・・・ではありません。餃子の・・・でもありません(笑)。でも餃子はおいしそうでしたがリベルサス服用中の私は徳島ラーメン1杯が限界ですので食べられませんでした。( ;∀;)
渾身の一杯を頂きましたが、さすがいつもの行列に納得、厨房のお仕事の姿勢もすばらしく、おいしいお店って、やっぱり手抜きが一切ないですね。すばらしい。
つぎは、家族と来て、餃子と焼きめしを一口で良いから頂きたいと思います。
なんだかんだと楽天市場の出店が15年を超えました。
15年前は、のぼり旗とムーミンキャラクターの2大商品群と香川県の特産品を併売していましたので、楽天市場を販売チャネルにするには理想的でしたが、香川県の特産品の中から突出した盆栽の売り上げ増を足掛かりに園芸商品が主体となりつつあります昨今では、準備された棚に現物画像で並べる出品方法が理想となり、ヤフオクへ、またamazonへと移行しつつあります。
結局、画像のアップロードと、商品の陳列が二重になり、かつデーター容量に制約がある楽天市場の出品方法は面倒なので避けるようになってきました。
お店を強調するより、売れ筋商品やレアな商品販売を狙うなら、大手ショッピングサイトの園芸売り場の棚に置いていく手法の方が、出品も売れ行きもスピーディーに思います。
本音は楽天市場から撤退したいのですが、なんとなく残した程度の、のぼり旗とキャラクター商品の販売に、しかたなく残している感じです。
自身ネットでの買い物はamazonが概ねで、昨日も会社の食堂のテーブルと椅子を購入するのに、Google検索→楽天市場検索→結局amazonでポチってしまいました。
令和5年9月の表紙の画像は初雪葛です。
テイカカズラの中の品種になりますが名前が良いですね。
ハツユキカズラ です。
栽培上のコツは、新芽がピンク色になりますので、
剪定を繰り返すほど、新芽が展開し鮮やかな色合いが楽しめます。
ですが、花芽が前年の夏にできますので剪定しすぎると、
翌年の花を見ることが出来ません。
しかし、花は白く小さめで香りも良くありませんので、
花を楽しむより、新芽のピンクと白い斑が入り濃淡のある緑の葉の
コントラストを楽しむ方が良いと思いますので、
調子に乗って剪定してしましょう。
我が家のハツユキカズラは家の2階部分まで伸びており、
蔓の総長は数十メートルはあると思います。
長すぎて剪定ができない部分もあり、
沢山の花が初夏につきますが、とても臭います。
玄関にあるのですが、来客に気まずいくらいです。
2023.09.01.
仕入が追いついてこない商品・・・早い話が、売れる商品です。
工業製品のように売れれば売れるだけ、入荷してくると主力商品になるのですが、植物の商売はそこがむつかしく、一定期間しか、また限定数量しか入荷してきませんので、ひと時の賑わいとなりますが、できるだけ長く賑わうよう努めています。
ここ3年位、とにかく仕入さえできれば完売のシャインマスカットです。生産者もこの苗は他のブドウよりも5割増しの設定価格にしています。
生産者も良し、販売者も良し、お客様も喜ばれる、三方良しの良い商品です。
自宅の段ボールが貯まったので、会社に持っていくことにしました。
セレナのラゲッジスペースに適当に積み込んで家を出たまでは良いのですが、愛犬が段ボール箱のジャングルに迷い込んで、会社までの道中、車内では大騒ぎしていましたが、会社についてリアゲートを開けると、しっかり安全な空間を見つけ耐え忍んでいました。
頭が悪いのか、かしこいのか、おかしい犬には違いない憎めない相棒です。
高松市の郊外にある仏生山温泉へ行ってきました。気温37度を超える日中にです(笑)
意外ですが、温泉に浸かっていると灼熱の気温はまったくきになりません。しかも、この仏生山温泉の露天風呂は低温で長時間使っていることが出来ます。浅瀬の海水浴程度の温度かもしれません。
ここは、知る人ぞ知る良質の泉質で、まさに肌にまとわりつくようなしっとりと感覚で長時間浸かるほど健康になるのではと信じ込んでいます。
回数券を買って通っています。夏以外は湯上りのコーヒー牛乳が楽しみですが、夏はやっぱり「かき氷」しかも、ここのかき氷は専門店並みか、それ以上かもしれません。裏切られることは無いと思います。
37℃を超えると当然湯上りに直行です。あまりに急いでありついたので、物撮りの画像を忘れ食後の残骸の画像になってしまいました(笑)もちろん何も残っていないのですが、一番人気の「キウイ」を頂きました。
近くのイオンでかってきましたが、鮮度といい、開き具合といい、色相といい、凄く完璧な商品ですね。これを数百セット揃えているのですから本当に凄いですね。
しかもここ2~3日だけの商売ですよ。
しかも、想像するに香川県のカーネーションに岡山県のりんどうでしょうね。ほぼ地産地消の形態です。
同じ園芸業者として、この仕事には関心させられました。凄すぎる。
猛暑の日曜日は図書館が天国です。
お遍路さんへ行くなんて発想すら浮かびません。玉藻公園の観光ボランティアガイドも気持ちは行きたいと思うのですが、なぜか足が向いてくれません。
それでもボランティアガイドのために高松の歴史の勉強にと香川県立図書館に行ってきました。
おもしろいですよ、高松市立玉藻公園は駐車場無料ですが、高松市立図書館は長時間利用時ですが有料になります。香川県立栗林公園は駐車場は有料ですが香川県立図書館は駐車場は無料です。
そんなことは、どうでも良いのですが、高松市立図書館では郷土資料で貸出禁止のものが多いのですが、香川県立図書館は複数蔵書されているので貸出可能の場合が多く、ボランティアガイドに必要なニッチな情報収集はこちらに来る方が確実です。
難点は、またここに返却しにこないといけないことです。高松市立図書館のようにコープの店舗やコミュニティーセンターで返却できないことです。
この香川県立図書館のアプローチはニレケヤキの小径になっています。盆栽ではポピュラーな樹種ですが公園のアプローチに使用されているのは珍しいように思います。広葉樹の中では小葉ですから、日陰の具合も明るく見えます。図書館だからこの明るさを意識して植栽したとしたら、この外構設計者はただものではないと思いました。単なる予算節約の選択だったりして(笑)ありえる。
令和5年8月の表紙の画像はウェディングブーケです。
一昨日、次女の結婚式でした。
兄弟の中では、小さい時から母親にも父親にも近い距離で育った娘です。
寂しいような嬉しいような複雑な心境ですが、
まずは、ハッピーウェディングでした。
私たちの時代から比べると華やかで、そうとう進化した演出の多い催事でした。
なんとなく忙しく時間が過ぎた感じですが、
親戚が寄り友に囲まれての結婚式は人生の一大行事に変わりません。
ブーケもお約束のように花嫁の手に包まれていました。
今風?なのか昔からそういう方法があったのかは知りませんが、
業者に頼んでドライフラワーにして一生ものにするそうです。
歓びの日の記念の生花が思い出として一生残すことができるのは
素敵ですね。
2023.08.01.
玉藻公園の観光ボランティアガイドも5か月目に入り、十数回は出動しましたので「要領をかます」という得意の悪い癖が出始めました。
というのも、さすがに今年の夏は暑すぎます。
本来なら、西入り口前のテントで待機して案内するのですが、テント内は蒸し風呂状態ですからじっとしているのは我慢大会でしかありません。そこでお客さんの先回りをして天守台に陣取り(殿様かっ‼)観光客が昇ってくるのを待って、ここから周囲を指さしながら案内することにしました。
水面から13メートルの石垣の上は、瀬戸内海から涼しい風が抜け、炎天下でも日傘さえさしていれば心地よい高台です。お城があったときは、さらに20数メートル上の4階部分は、よく風が抜けたに違いありません。
なにせ高松城は、四国一高い28メートル、全国的にも10位に入る高さだったのですから・・・で、結局、いつもなら2~3組ご案内て終わるところが、天守台で「待つ」案内は10組以上のお客様に説明できたので効率も抜群でした。
考えてみると天守ですから城内一望できるので、指差しだけですべての観光案内ができるのですから、ここをガイドの待機場所にすれば・・・と常に「要領をかます」ことしか考えていない自分を顧みた半日でした。反省‼
一般的に夏場は園業にとって売れない季節となります。
果樹苗を中心とした一般苗木類が増えてきた当社でも、その類は鈍化してきており、キウイやサルナシなど夏場の果樹に注力するも勢いは今一つです。
でも当社には強い味方がいます。盆栽苗木です。普通に園芸を楽しまれる方は夏場は暑すぎるので戸外に出る回数は減りますね。でも盆栽愛好家は夏の暑さも冬の寒さも、ものともせず趣味に勤しむのです。
しっかりとアンテナを張っている盆栽愛好家に対して、この時期、購買意欲をそそるように盆栽苗木の安売りを始めます。すると、見事に期待に応えてくれて売り上げがグッとあがります。
実は、当社では春の時期よりも夏場の方が盆栽の売り上げは伸びます。それだけ盆栽に集中して値下げで拡販しているのです。もちろんこのことを見越してガッツリ仕入して貯めていますので弾は十分に揃っています。
さあ、安く売まくりまっせ‼
ヤフオクの販売比率が増えている・・・というより増やしているのですが、最近、ヤフオク!では絶滅危惧種に対する出品規制が厳しくなりました。
当方は、100%業者間仕入で、90%が花卉市場仕入れで、生産者から直接仕入れる場合も商品は全て生産地の農場まで出かけて畑で栽培されている品しか仕入れませんので自然界で自生していた植物が当社に入ってくることは100%ありません。
しかしながら、生産者が生産する植物には自然界では絶滅危惧に指定された植物が少なからずや栽培されています。種や球根、若枝などから自農園で循環増殖する体制で栽培されていますので自然界に影響を与えことはなく、むしろ自然界では減少していても、生産農場により保護、増殖されていることが殆どです。
実店舗でしたら、丁寧に説明させていただきながら販売すれば問題は特に発生しないと思われますが、ネット販売では機械的にAIが「絶命危惧種であるか否かの」ワード検索のみで結果が出てしまいます。
また、当社のように自社生産していない、いわゆる販売業者では、なおのこと説得力に欠けるのは否めません。すると「扱わない」ことで誤解が生じることも無く最善策であろうと判断しました。
当社の業種でしたら、概ね山野草がこの類に関係してきますので、今春より検討してきましたが、今月以降山野草の仕入れは辞め、販売を自粛させていただきます。
2007年化学品の商社勤めから畑違いの小売業を起業し16年目を迎えました。
これも、ひとえに関係各位様のご支援、ご協力に他なりません。
あれもしたい、これもしたい、とにかくチャレンジするのが私の流儀で右往左往したことも経験となり、なんとなく実力がついてきたなあと、ここ2~3年感じてきました。10年間突っ走って、ここ数年は振り返りながら走る余裕ができてきました。すると何が必要で何が不要かの判断も早くなってきたように思います。
年齢的なことも有るのかもしれませんが、良く言うと「働き方改革」でしょうか、楽しながら利益を確保できるような経営に舵が切れるようになりました。
スリム化というほどではありませんが、販売の無駄が徐々に減り効率の良い販売方法が実現できるようになりました。
様々なジャンル、カテゴリーを触ってきたからこその選別が出来るようになったことが今日の当社の強みとなっています。何を仕入れて、どういう方法で販売すればよいかがパターン化されてきたので、ルーティンワークで安心して作業に取り組むことができています。
さあ、16年目も手慣れた仕事の繰り返しですが、日々精進してまいります。今後ともご愛顧ご指導のほどよろしくお願い申し上げます。 合掌
令和5年7月の表紙の画像はヒョウタンボクです。
この時期、実が付いた盆栽が多く登場します。
特に、皮の薄い果実はこの時期に完熟を迎えます。
代表的な果樹ではがサクランボやスモモでしょうか?
盆栽の世界ではユスラウメやグミ、そしてこのヒョウタンボクです。
ただしこのヒョウタンボクは注意が必要で見た目に反して、
「毒」がありますので食用出来ません。
小さなお子さんのいる家では要注意樹種です。
でも、まさに名前のごとくヒョウタンの形をした実は愉快で、
幹肌も古木感があり盆栽には適していますね。
でも、この皮が薄い系の実は期間が短く、
柿やピラカンサ、サンザシのように皮が硬い実は半年以上、
実が樹にとどまっていますので観賞期間も長期でお得感があります。
2023.07.01.
この仕事を始めてからですから20年近く、この斑入葉赤松、通称「ジャノメ松」を毎年、秋になるとかかさず市場で競り落としていました。
以前から樹形はあまり良くないのですが、斑入葉という珍しさから人気が高く売りやすい商品でした。
が、生産者さん90歳を越え高齢のため廃業されることになりました。また一人、当地松盆栽の郷から生産者さんが減りました。
この調子でいくと、20~30年後には松盆栽素材は愛知県産が主流になって来るのではないでしょうか?ここ数年、花卉市場に登場する松苗のほとんどは三河黒松です。当地、鬼無盆栽市場でも2~3年物の曲をつけた黒松苗木は三河黒松が目立つようになりました。
もちろん、当地香川県の生産者でも種から苗に仕立てている生産者は少なからずや、いらっしゃいますが、その多くは自社生産用でごくわずかな量でとどまっています。量産をされている苗専門生産者は1~2社しかありません。
黒松苗は様々な品種の松の台木としても使用されますので、松苗を量産できる産地こそが松盆栽素材の産地になることになります。当地が過去そうであったようにです。
昨年に続きオリジナルTシャツをつくりました。
なぜかスタッフは着たがりませんので社長のみの制服として着用しています。今年はドライ素材にしてみましたので汗をかいても快適です。
実は、どこにも当社の名は記載していません。なぜなら、注文数の大半は販売しているからです。社長が着用するのはせいぜい3枚ほどです。
でもデザインは正真正銘当社オリジナルで高松工芸高校デザイン科卒の私の「作品」です。
とはいえ古来から日本の意匠である家紋がメインのデザインです。日本にただ一社の盆栽神社の神紋が「丸に荒枝付き左三階松」ですが、これを参考にさせて頂いて漢字の「盆栽」の配置とバランスから「丸に荒枝付『右』三階松」を採用しました。
「草木知春秋」は中国の漢詩「盆栽十徳」の一節です。うどんの汁にこだわりがあるので「草木『汁』春秋」でパロディーも一瞬考えましたが、どこにもうどんがデザインされていないので辞めました。
2週間毎に愛知県の豊明市から定期便のトラックが入ってきます。
当社の仕入れは、現在この愛知県の花卉市場の商品がメインとなっておりますので、このトラックの入庫日に合わせて他の仕入れをずらします。
おおよそですが、トラックの入荷がある週は他の仕入れは控えめにして、搬入の無い週は増やしています。
自宅や会社のPCの前で競りに参加して買い付け、ここまで運んでもらえるので運賃を考えなければ理想的な仕入れです。盆栽産地の当地では生産者の高齢化により、年々盆栽素材の入手は困難になっていますので、今後は益々、この愛知県の市場での仕入れの比重が増加することは間違いありません。
以前は、宅配業者に輸送してもらっていましたので、今の2倍以上の運賃がかかっていましたから、このトラック便を利用しだして随分経費は軽減しました。それでも物によっては高松の市場経由の方が安い場合もあり、次は、この運賃をさらに軽減化できるかの工夫を考える段階に来ています。
あいかわらず月曜は人手不足の当社です。週末の苗木の注文が急増してどうやら今日はシフト変更が必要と判断し、園芸部門に集中して作業するシフトにしました。そうなると社長はサポートに専念することになります。
でもって、回ってきた仕事はamazon向けのキャラクター商品の発送です。
大丈夫です。社長ですから会社の仕事は、全て一通り一人前にできます。(当たり前ですが)
還暦越えた爺さんですが、ムーミンやミイのキャラクターに癒されながら慣れない仕事に従事していました。
この作業のコツはセロテープを多用しますので、頻繁に手洗いしながらセロテープに指紋が付かないようします。そうすると盆栽の職人は長年針金を掛けていると指紋が消えているので適任ではないですか‼おっと残念、私は職人ではないのでめったに針金を掛けませんから、なんなら人より指紋は深めです。したがって今日は一日中手洗いしていました。
はるばるアメリカから名刺が仕上がり送られてきました。
Zazzle(ザズル)という米国のネット印刷業者ですが、紙質からサイズ、デザインまで完全オーダーです。
HPは完璧に日本語翻訳されていますので、うっかりすると国外のサイトと気づかないかもしれません。
営業マン時代、会社への名刺発注は4箱単位で、いつもカバンの中にも車の中にも、常に箱でストックしていた名刺ですが、起業してからは「ネット販売」という事情もそうなのかもしれませんが名刺の出番はごく僅かで、100枚も作ると2~3年持ってしまいます。しかも、コロナ禍をはさんだので今回、数年ぶりの名刺更新となりました。
しかもここ数年、事業内容を園芸に絞り込んだものだから、以前に事業展開していた園芸以外の事業に関する記載内容は当時は良かれと思っていたPRの手段のつもりでしたが、今となっては無用の長物となっていました。
今回は、シンプルに何者か?と解るのは「苗木商」の3文字と、Zazzle(ザズル)のオリジナルデザインの中からの「四季の樹木」のイラストで園芸らしさを表現してみました。
実際には、のぼり旗や、キャラクター商品の販売は少しながら続けていますが、私がお会いして名刺を渡す対象は、ほぼほぼ「苗木商」で十分‼、いえ、しっくりくるはずです。
さて、次の名刺をつくるまで私は今のままなのでしょうか?
昨年から、良き商材として発掘してきた「ヘーゼルナッツ」です。
爆発的ではありませんが思いのほか売れます。昨年は品種名無しの単なるヘーゼルナッツを仕入れていたのですが、よく売れるので品種物を仕入れるようになりました。あまりなじみが無い果樹でしたので知識が乏しかったのですが、研究すると(大袈裟ですね)とても種類が多く、アメリカ系とヨーロッパ系の夫々数種類の可能な範囲で全て仕入れてみました。
こういう品種物はamazonよりヤフオクの方が向いていると思いましたが的中です。お一人で数種類お求めになる方が多く、単価が高いこともあり今春の売り上げを牽引してくれました。
出品から100%の落札率を誇り、作業ロスの無い優秀な商材でした。あとは何時まで続くかがこの商品の力の見せ所ですね・・・末永く続きますように。
令和5年6月の表紙の画像はクマヤナギです。
現在ついている実は前年に咲いた花からの結実です。
実に色が付きだすと、つぎの花が咲くので、
実と花を同時に見るという不思議な現象に遭遇します。
盆栽樹種としては比較的ポピュラーですが、
全体の比率は少なく、したがいまして人気も高いわけでは無いですが、
なんとなく、惹かれてしまうのは1年がかりで実を付けるという気の長さでしょうか。
盆栽は、いそいで出来ないことを実をもって教えてくれる樹種です。
2023.06.01.
高松城ネタが頻繁に出てきますが、私のにとってブームの最中でしてお許しください。
ここは旭門を抜けた枡形虎口という城の守りのための施設です。
門を突破してきた敵に対し、この枡形で足止めをしている最中に四方から弓矢や火縄銃、長槍や投石などで攻撃して敵に甚大な被害を与えるであろう場所です。
この高さ、敵との距離間が絶妙で適度な低さなので、敵の槍は届きにくいがこちら側からの長槍や投石の攻撃精度が上がります。さらに、この石垣に上るための裏側は幅広く勾配が緩めの坂道になっており、敵が攻めてくると素早く反撃態勢が整えることができ、武器の補充作業もしやすいよう設計されています。
が、高松城で戦が行われたことはありません。
GW中交代で出社して休み明けの荷物の量を調整したはずが結局このありさま。
2回の集荷の1回目でこの状態です。現場はフル稼働どころか、全員梱包作業にシフト変更し、プラス、オーバーワーク状態です。
社長は本日撮影作業中止で一日中送り状の出力作業です。
毎日毎日40~50個の荷物を出荷するように受注の予測を組んでいるので、閉店扱いにしない限り自動販売機と同じですから、出荷数は蓄積するのみです。
2日間半分出しても3日目には2倍の発送数になるわけですから当然の結果です。
でも久しぶりに送り状の出力を担当してみて全国各地の住所を打ち込んでいると、なんとなく旅行に出かけた気分になるような気がします。なんて、そんなわけないか(笑)
昨日、玉藻公園で観光ボランティアガイドをしていた際に、小さな出会いがありましたが、貴重なのでここに記録として残しておきます。
その方は、80歳前後でしょうか、お孫さんを含めた数名で御来園になられており、私が昨日のみ公開されていた「艮櫓(うしとらやぐら)」の前でご案内しておりました際に、ご自身は足腰が弱いので昇らないということで待機されるとのことでした。
その間、その方に話しかけられました「私はこの玉藻公園の一角にあった学生寮で3年間過ごしたんですよ」と懐かしそうに語られました。
私は、玉藻公園のボランティアガイドになるきっかけは高松藩松平家12代当主 松平賴壽(よりなが)さんのファンがきっかけで、この伯爵のことを調べてる際に松平公益会も少し研究していたので、その寮の存在を知っていましたし、なにより還暦を少し過ぎた私は高校生の時に場所や運営者は知らなかったのですが、島しょ部や遠方から通う高校生のための寮があったことを知っていました。
昨日の正確な情報(その方の記憶ですが(笑))・・・全30室二段ベットで60名が定員であったこと。3食ついて月額5000円であったこと、寮長は陸軍あがりの厳しい人物であったこと。
お昼にお弁当を持たせてくれることは知っていたのですが、この方の時は「自分でご飯を詰めておかずをご飯の上に乗せるのだけれど、おかずというのは高野豆腐1枚であった」そうです。それでも5000円はありがたかったそうです。
この方が在寮中に阪急ブレーブスに入団した当時高松商業野球部の岡村浩二さんも寮生だったそうです。
松平公益会高松学生寮・・・古き良き高松の歴史、いや青春の1ページを飾るにふさわしい施設であったことでしょう。今この建物はありません。おそらく松平公益会館になっている場所ではないかと推測されます。また調べておきます。
コロナ禍中のゴールデンウィークは特需に翻弄されていたので、休むどころか土日も交代で出勤し、月・火曜日の出荷集中対策をしていましたが、今年はヤフオクが忙しくなっているとは言え、安定しておりますので全日程を交代で休むことにしました。
当社は家族従事者で構成していますので、家族で出かける用事がなければ、個人がそれぞれ休息するだけですから特にGWを利用して遊びに行くことはありません。
世間様がお休みを取り、報道も過熱になりお休み気分が高揚されるので、なんとなく休もうかと家族会議で決めました。
ただ、ガッツリ休んでしまうと、毎日40~50個の荷物をコンスタントに出荷する体制で、すべてのオペレーションが確立されていますので通常の土日の休みですら月火での荷捌きが大変ですから3連休以上してしまうと、事後対応の負担が大きくなってしまいます。1~2人出社して半数の20個程度を発送することで随分調整が楽になります。
私は、本日5/5にお休みを頂き、1年でこの日しか公開されない玉藻城の艮櫓(うしとらやぐら)を見学に行ってきました。50台の無料駐車場も周辺の安い駐車場も絶対に入れないだろうと予想し、先日購入した電動自転車の試乗を兼ねて行ってきました。
で、せっかくですからボランティアガイドで2組のご夫婦をそれぞれ1時間かけてご案内してきました。
休息にはなりませんでしたが、自身も初の艮櫓の内部を見れて、火縄銃の演武も見れて、お客様から感謝されてと、とても有意義な休日でした。
令和5年5月の表紙の画像はエゴノキ(ピンク)です。
一般的には白花で日本国内、北海道から九州まで自生している山木です。
そのため、有用植物として利用されています。
木材として将棋の駒に使われるそうです。
実は毒がありますが、見た目で食べようとは思わないので、
特に注意されることはありません。
魚毒性の強さから毒流し漁に利用されたそうです。
商売的には、特に人気のある樹種ではありませんが、
比較的幼い小型の苗木でもびっしりと花が付きますので、
一応、品揃えに毎期仕入れていますが、注意深く狙うことはなく、
機会あれば仕入れてみましょう的な存在です。
でも、赤花は花色が淡くきれいなので私は好きです。
2023.05.01.
コロナ禍の巣籠り需要で特需に沸いたamazon向け果樹苗木も落ち着きだして数か月が経過しました。
この数かけ月の間に、ヤフオクでも果樹苗木を販売する数量(比率)を上げる試みをしました。
当初はamazonで販売していたスタイルをそのままヤフオクにスライドして単純に販売チャネルだけ替えましたよ!といった状況でしたが、期間が経過していく行くうちに色々なことがわかりだしました。
amazonは送料込みで、ヤフオクは送料別で、合計売価は大差ないのですが、ヤフオクの場合、別々に表示されるので送料の高さが目立ちました。中には露骨に送料が高すぎるとの文句(メッセージ)も僅かながらですが出てきていました。
こういう時はかならずサイレント・マジョリティがも多く存在しているわけですから対策が必要です。
しかし、送料は実際に運送会社に支払う運賃の他に段ボールなどの資材や専属スタッフに梱包作業をお願いしていますので人件費もかかっています。大量に扱うので運送会社との契約運賃は定価から比べると安いのですが、それらの経費を加算すると結構定価に近くなってしまいます。
盆栽苗木のようにサイズが小さければ、送料も抑えられるのですが、果樹苗木はどうしてもかさが張り、120サイズ以上が概ねで梱包寸法が大きくなるので比例して送料が高くなってしまいます。
だからこそ、ネット販売専業15年の当社ですから、ここで蓄積された経験からくる工夫で乗り切るしかありません。
まず、販売する苗木を厳選して70㎝以下に縮めても問題の無い樹種や、苗木の仕上がり具合を見極め、さらに根鉢の大きさなどから判断して梱包寸法を100サイズに仕上がる苗木を厳選して仕入れるようにしました。そして重要なのはその専用ダンボールを準備しておくことです。商品で箱を決めるのではなく、箱の形に商品を合わせるのです。
これが功を奏し、ヤフオクでの果樹苗木は順調に売り上げを伸ばしました。さらに嬉しいことに、amazonでは僅かであった複数点購入が急増しているのです。これは、送料込み価格のamazonに対して、送料別のヤフオクでの合計価格はまとめ買いでは有利にはなるからです。
なんのことは無い、現在ではamazonを凌ぐ勢いでヤフオクでも果樹苗木が売れ出しました。
あとは、メルカリの攻略ですね。当方は事業者のため「メルカリShop」で登録していますが、メルカリの特性から個人出品の数とスピードには敵わないのが現状で今は静観です。
とりあえず会社としては現状、忙しいのでメルカリは静かなくらいで丁度良いです。ゆっくり攻略法を考えます。
高松城の沼にはまっています・・・といってもお堀に浸かっているわけではありません。
小品盆栽への興味から。国風香川玉藻小品盆栽会に入会し、そのルーツである高松藩松平家12代当主、松平頼寿(よりなが)伯のファンになりました。
この人のことを知れば知るほど高松藩松平家への興味がわいてきて、高松の歴史、とくに戦国時代から昭和までの高松史を勉強したくて、なんと、なんと玉藻公園の観光ボランティアガイドに登録しました。といっても暫くは新人ですから記憶漬けの日々です。
なにごともチャレンジ、とにかく挑戦してみるのが私の流儀です。
さすがに研究者のような深い部分まで探求するほどではありませんので、ベストな選択はボランティアで観光ガイドをすることにより、必然的にマニュアル通りの説明は覚えなくてはならないし、直接見て肌感や空気感を経験しないと自分のものになりませんから良い選択だったと自負しています。
なにより、先輩諸氏からの情報は奥深く興味あるネタばかりで、参加してよかったと実感しています。
あまり縁がなかった「ボランティア」への参画も、定年後の余暇の時間の有効利用にも、良き時間の使い方ではないかと思っています。自営業ですから定年は自分で決めるのですが、しばらくは定年の予行演習として月1~2回程度でガイドに勤めたいと思っています。
とにかく今は高松城にはまっています。
今年も藤が綺麗に咲きました。 といっても私のものではなく、国風香川玉藻小品盆栽会の大先輩の所蔵品です。
この会に入って4年目ですが、毎年この時期に定例会に持ち込んでもらっていますので、4回目のご対面ですが、毎年、このサイズで同じ風景として見れるのが盆栽のすばらしさですね。
当のご本人は20年以上、この風景を見られているそうです。
花が終わると枝を詰めて、そしてまた来年この寸法で楽しまれます。しかめ詰めて切り落とした枝は挿し木でクローンを作ります。SDGSですね。
世の中ウィズコロナということで移動が自由になってきましたので、3年ぶりにお遍路を再開しました。
3組の夫婦でまわっているお遍路ですが、6人の顔合わせは本当に久しぶりでした。3年、年をとったのもそうですが、久しぶりの運動量にも翻弄されたのですが、こういう時に限ってなぜか厳しい山寺の回があたってしまい、まさに「修行」の一日となりました。
それでも、季節の花に野の鳥の鳴き声に癒され、澄んだ空気と爽やかな風に元気をもらい、なにより弘法大師さんに背中を押してもらい無事8ヶ寺を巡礼出来ました。
南無大師遍照金剛 南無大師遍照金剛 南無大師遍照金剛
急ぎで証明写真が必要になって、何処が一番近いかなと思いネットで検索してみたら「コンビニ証明写真」なる新しいアイテムがあるでは無いですか。
サイトを発見したと同時に、そのまま社内の机に座ったまま、後ろのブラインドを締めてスマホで撮影、何度か撮りなおして一番良い賢そうな顔の画像を選択、もちろんスマホのカメラだから「美肌」設定で、トリミングも若干調整して2分で決定・・・プリント番号なるものが画面に表示されたのでスクリーンショットで記録して、近くのセブンイレブンに直行。
複合プリンターにプリント番号を入力したらこれまた2分程度で出力。
しかも。お値段200円‼安い‼、ダイソーの証明写真が500円で頑張ったなあと思っていたのに、このシステムあっぱれなり。
令和5年4月の表紙の画像はヤマブキです。
花の名前が「色」に使われることは珍しくありませんが、
まさにヤマブキはこの色と言わんばかりのイメージ通りの色です。
結構、庭木としてはポピュラーな樹種ですが最近みかけません。
「古い花」のカテゴリーに入ってしまったのかもしれません。
花卉市場でも入荷は極僅かで見逃してしまうとその年は仕入れできないくらいです。
この樹種は盆栽でも見かけません。
太くなる木ではありませんし、寄植に使うには背丈が高くなりやすく、
使いづらいので敬遠してしまいます。
でも、私はこのヤマブキの花が大好きです。
ヤマブキ色も大好きです。
昨年末からだから3か月を超えて花市場に予約注文を繰り返して、愛知県からの定期便で毎回入荷して来ています。
ここまでガッツリ「盆栽素材」と区別できる品物は、実は花市場の品では珍しく当社にとっては貴重な商材です。
花市場に納入している生産者らしく量産対応ですから、何度注文しても入荷が続くところは流石です。
このトウカエデは「唐カエデ」と文字の通りに中国から来たもので、18世紀に長崎に伝来した5株が、徳川幕府八代将軍吉宗に献上されたいう記録が残っているそうで、しかも、浜離宮恩賜庭園に現存するトウカエデは吉宗公がお手植えしたとのことですから、是非次回上京の際には見学したいと思います。
もちろん、盆栽とはかけ離れた巨木ですが、そのトウカエデから現在国内では盆栽の代表的な樹種「カエデ」の大元になっているわけですから絶対に見るべき原木ですね。
ちなみに「通天カエデ」は、京都東福寺の境内に植えられたトウカエデが通天橋から見ると素晴らしくきれいなのでそう呼ばれるようになり、特に西日本では、トウカエデをツウテンカエデと呼ばれることが多いそうです。
京都由来の盆栽樹種名はもう一つあります。「六角堂柳」です。正確には「ロッカクヤナギ」ですが「堂」がある方が風情がありますね。六角堂の柳にお神籤を結ぶと恋の願いが通じるらしいですからね。
結局、盆栽樹種のカエデ、トウカエデ、ツウテンカエデは、すべてトウカエデのようです。葉性が違うとか樹皮が違うとかの差は、まさに「性」の違いにのようです。
ちなみに「カエデ」は「蛙の手」からだそうで納得。
そろそろ梅の花の時期は終わりを迎えています。そうなると当社の場内の棚場はあちらこちらで、色々と冬眠を明けた花たちが咲き始めだしました。
寒樹の状態は、いつでも出品できるのでマイペースで気楽に仕事を運べますが、蕾を見たり花を見たりするとどうしても脳が勝手に作業の優先順位をつけて気持ちは焦るばかりです。精神衛生上よくありません。本来なら花を見て癒されるべきなのに、棚場を歩きながら、いえ走り回りながら撮影に追われています。
そうはいえ、花が終わっても樹種名や詳細がわかっていれば、きっちり売れるのが盆栽素材たちです。必然的に一般花木の苗木から作業を進め盆栽苗木は後回しです。それでも盆栽素材はあまり売れ行きが左右されることはない安定した商品なのです。なんだかんだ言って、盆栽素材は当社の強い見方なのです。盆栽人口が減少しているからと言って、一般的な花木類に注力はしていますが、頼れるべきは盆栽素材です。
ここ1年、この盆栽素材の顕著な変化として、外国人の購入比率が急増しているのです。ちゃんとした業者では(笑)何年も前からその傾向でしたが、ヤフオクで盆栽素材を主体に販売している(ちゃんとしていない)盆栽業者である当社は概ね日本人がお客様で外国人の比率は1割以下でした。それが現在、2割は優に超え3割に近づこうかとしています。
ヤフオクはすべてシステムで取引が進みますので言葉の障壁も無く、当社としては従来通りの作業で良いので助かります。コロナ禍の特需が終えた昨今、外国人需要の増加はあらたな特需かもしれません。好みの樹種を揃えるよう注力しましょう。
グリーンプランニングは盆栽素材の外国人向け需要で「ガッチリ」
香川県立ミュージアムで開催された学芸講座に出席してきました。
私が入会している国風香川玉藻小品盆栽会のルーツともいえる「松平頼寿(よりなが)」がテーマでしたので参加するという選択しかありませんでした。1時間30分の講座は連日のネットフリックスで夜更かししている祟りで、睡魔に襲われながら断続的に1時間15分ほどの参加になりました。よく耐えて学んだ方だと思います。
睡魔に襲われるには理由があり、氏の歴史的背景やお人柄の説明が殆どで、「愛した世界」というわりには、肝心の盆栽に関わる内容が薄く今一つ奥の世界が見えなかったのが残念でした。
博物館としての講座だから仕方ないのですが、それなら、盆栽の造詣に長けた趣味者との共演があっても良かったのではないかと思いました。いや、こういう時こそ、香川県の力を結束して香川県園芸センターや農政局とのコラボでの講座にすると松平頼寿氏も喜んだに違いありません。
やっぱり松平頼寿をフューチャーするのは国風香川玉藻小品盆栽会の役目なのかもしれませんね。頑張ります。
先日、地元の農協の盆栽部会の会長さんがお亡くなりになり、在庫処分のための「棚競り」が行われました。この棚はご自宅の作業場を兼ねた在庫棚を指します。
後継者の方がいらっしゃらないので、広い庭に所狭しと置かれた殆どが松の盆栽ですが、すべてが在庫処分となりました。
「家競り」とも呼ばれますが、広いとはいえ駐車場の都合などもあり大勢は難しいので20名ほどの地元の限定された生産者、業者で行われました。
この盆栽部会の交換会はいつも会長が競り人となり執り行われてきましたが、微妙な素材の出品があると、いつもの口上で「ああして、こうして、そうしたらええ」と笑いながらの決まり文句で売りさばいていた笑顔がもう見られないのかと思うと寂しさに堪えません。
画像の、黒松も昨日の会長宅からの仕入れ品ですが、なるほど「ああして、こうして、そうした」片鱗がうかがえます。
私は、この交換会の常連参加者の中でも若手の方(笑)なので、「ああして、こうして、そうしたらええ」のワードを言い伝えていきたいと思います。その際に、みんなで会長を偲ぶことができたらと思います。
令和5年3月の表紙の画像は木瓜(ボケ)東洋錦です。
「ボケ」という響きが人気悪く、最近では「放春花」と表記されることがあります。
品種はとても多くコレクションするには良い樹種です。
人気は何といっても咲き分け品種ですが、代表的な品種が「東洋錦」です。
まさに「赤」色の花と白の花の咲き分けに加え、
赤花に白斑が入ったり白花に赤斑が入ったり、
画像のように赤花に1枚だけ白い花びらが混ざったりもします。
その年によりこの咲き分けが変化します。
残念な現象ですが、徐々に赤花が増え、全体に赤花が咲いてしまうと、
白い花は咲かなくなり白斑も入らなくなります。
この個体はきれいな赤色がでていますが、オレンジに近い赤の個体もあります。
結局、咲き分け品種というのは不安定なので期待しすぎると
残念な結果になりますから、期待せずに楽しみます。
そういう楽しみ方も植物との付き合い方なのだと思います。
2023.03.01.
たまたま扇松の盆栽を仕入れたので、入手先の無い扇松の苗木を自前で調達することにしました。
丁度よい3年生の黒松の直幹の苗木がありましたので、剪定した扇松の小枝から穂木を取り、黒松の幹の根元に近い部分に低接ぎしました。
ここ松盆栽の当地では、イ草で穂木を縛りつけるのですが、それなりに技術が必要です。現代っ子(笑)の私は、文明の利器「ニューメデールテープ」を使用して時短+技術カバーで小一時間ほどで20本接ぎ木しました。
何回か失敗を繰り返しながら「生産」楽しんでいます。精算すると赤字になるかもしれない生産です。いつでもチャレンジが私流です。
3年ぶりに開催されたフラワーフェスティバルかがわ2023に出品者として参加しました。
私が入会している国風香川玉藻小品盆栽会では、コンクールに10席出品し、香川県知事賞(画像の7点飾り)とNHK高松支局長賞の2席が入賞しました。残念ながら私の3点飾りは選外でした。
そのことは特に気にしていません。なにせ私の本領発揮は売店部門ですから(笑)。ネット販売専業で日頃お客様と接することの無い私ですが、接客は大好きです。2日間楽しく過ごさせていただきましたことが、入賞よりも嬉しい結果でした。
さらに、この会に興味を示していただいた方が多くいらっしゃいましたことが、さらなる副産物となりました。
今週の土日、2月25日と26日はサンメッセ香川でフラワーフェスティバルが開催されます。
我が「国風香川玉藻小品盆栽会」も10席ほど展示します。私も3点飾りを出品します。および売店を出店します。趣味の会の売店ですから掘り出し物や、格安品がたくさん販売されると思いますので、ぜひ会場に足をお運びください。
扱いだして2年程ですが、毎月10鉢程度安定して売れます。「特に売れる」ということはなく、集中することもなく、かといって途切れることも無く「少し間が開いたなあ」・・・と思っているとテレパシーが通じたがごとく注文が入ります。
葉が無い、今の時期でも注文は途切れません。花の時期に集中することもありません。
「地味ですが根強い」という表現がぴったりです。短期間に集中して、突然途絶えてしまう商品が目立つ中、まさに「頑張り屋さん」です。
でもナツメがこんなに需要があるのが不思議です。果実は市場で出回っていることはなく、かろうじてドライフルーツをたまに見かけるくらいの果物です。実際に生の果実を食べてみたが、ポポーのように食べてみて、これは自分ちにも植えてみようと衝動的な思いも湧かない。
きっと、私には計り知れない目的で皆さん栽培しているのでしょうね。ネット販売はお客様の声が直接届いてきません。こういう時は、なんとなくジレンマを感じます。
令和5年2月の表紙の画像は深山霧島躑躅(ミヤマキリシマツツジ)です。
毎年、この時期に入荷します。毎年このサイズです。
さすがにこのサイズより小さなものは出てきませんが、
大きい物も市場に出てきません。と、いうことは、
毎年、このサイズで流通させる生産循環がされているのです。
おそらく、挿し木して2~3年で、途中枝作りの剪定をしているでしょう。
この締まった樹形で、ビッシリ花芽をつけてくるのは容易ではありません。
しかも短期間で仕上げるには相当な経験の積み重ねがあったに違いありません。
弊社では、いわゆる鉄板商品群の一つです。
仕入れさえすれば必ず完売する売れ筋商品です。
市場に登場したら産地の在庫が無くなるまで繰り返し予約注文を入れます。
売り方も単品で販売したり、3~4種組み合わせたり、
時にはこのまま化粧鉢に入れてミニ盆栽としても販売します。
当然、競りで買うことはありません。すべて産地希望価格の相対取引です。
弊社も、概ね希望価格での販売が実現しています。
これだけ花芽が付いていますので購入されたお客様もまずご満足いただけるはず。
まさにwin‼win‼win‼の良き商材です。
香川県は松盆栽の生産シェア80%を超える断トツ首位の産地です。
鬼無町、国分寺町が主な産地で、というより全国的にはこの2町の名しか知られていませんが、忘れてはならない第3の産地があります。綾南町です。
昨日は、その綾南町の現在は農協の部会として運営されている交換会に参加してきました。ここは、100年を超える交換会で歴史的に由緒ある交換会なのです。毎月2回開催されています。月曜日にあたると発送業務が忙しい日は参加できませんが、可能な限り参加するようにしています。
余談ですが、この交換会の初期の頃に活躍し、当地でも錦松の名人として現代までに語り継がれてきているのが「尾松力松」です。当地の長老たちでこの名を知らぬ人はいない超名人でした。
現在もお孫さんが引き継がれています。
こういう史実はしっかり残しておきたいと思います。
コロナ禍以降、メインの仕入れ先は豊明花市場となりましたが、高松の花市場でも毎週仕入れはしています。
さすがに冬場は極端に出品数が少ないので、限られた量の仕入れになってしまいます。
花市場の仕組みは、毎週木曜日に鉢物・苗木類の競りが開催されます。その前日の水曜日に全国の産地から品物が入荷されます。
その中には事前に注文した商品も一緒に入ってきます。その事前に注文した商品は出荷元である生産者の希望価格で取引されます。同様に、翌日の競りのために入荷した商品も生産者の希望価格であれば、競り前日に購入することが出来ます。つまりどうしても必要な商品は、生産者の希望価格での取引となり、これを「相対取引」と呼ばれますが、私たちは「定価で購入」と呼んでいます。
画像の品は、すべて定価で仕入れた、当社が絶対に必要で仕入れた商品なのです。多くの業者はお客様からの注文品をこの方法で仕入れます。当社の場合は、ヤフオクでの落札率が高い商品とamazonの補充用とになります。
市場に入荷された商品で、安ければヤフオクで売れるかな?と思えるものは翌日の競りで取りますが、冬場は残念ながら入荷量が少ないので期待できそうな品がありませんでした。しばらく注文品のみでの市場通いとなりますが当社から10分で行ける近距離ですから苦にはなりません。
ヤフオクに出品して僅か2日間で上位15位中10点を旭山桜が占領してしまいました。昨晩すでに5点落札になっています。
先週までバズっていたクリスマスローズは入札こそあれアクセス数で負けているので上位に上がってきません。
おそるべし「旭山桜」なり。
もともと人気のある旭山桜ですが、やはり今期一番入荷のロットは品質が良かったのが如実に結果に出ています。ヤフオクの盆栽ファンの目利きもさすがです。
ヤフオクの盆栽ファンは鋭く、良い物は良い評価をしっかりしてくれます。逆に品質を評価されない場合はアクセス自体がグッと下がります。常に反応が数字に出ますので商売としては素早く態勢がとれるので助かります。
かれこれ10年以上になりましょうか・・・九州久留米からの定期便で旭山桜が到着しました。
ひと頃に比べ落ち着いてきましたが、まだまだ売れ筋を保っている春の看板商品です。
今年の出来は、例年に比べ上質です。幹は太く枝分かれの角度も良く、花芽もしっかり、一番褒めてあげたいのはコンパクトな樹形です。締まった感じが盆栽素材として販売しやすい良い出来栄えです。
これなら、2~3年持ち込めば展示会に出せそうなレベルです。
当方には、三重産や新潟産、埼玉産などが入荷します。今年初入荷品ですが、おそらく年間通じてこの久留米産が品質では首位に立つのでは?と予想しました。
とりあえず100鉢の入荷ですが、このレベルなら速足で出ていきそうです。
まだ1月というのに今年に入り購入ご希望の方が5組来社されました。
山のように在庫を置いているのが主要県道沿いに見えるので、購買心理が働くのでしょうが、一切看板をあげていませんのでお店では無いことは理解してもらえるでしょうというのは、こちらがわの勝手な思い込みのようです。
一切販売していませんので、来社されるのはしのびありません。
そろそろ対策を講じないと園芸シーズンの3月に近づくほど、多くなるに違いありませんのでやむええず、注意喚起用にテキストのみで訴えてみました。
場所が良いので販売したら?とアドバイスを頂戴することがありますが、15年前に実証済みです。合理的なネット販売の沼にすっぽりと浸かってしまうと実店舗は非合理としか思えないのです。
まず、駐車場が必要。清掃が必須。品揃えが必要。対応するスタッフが必要。POPが必要。レジが必要。現金管理が必要。営業時間や休業日が必要。笑顔が必要。用心が必要・・・なにより我慢が必要。なのに、そのわりには売り上げが少ない。
無理、無理、無理、もう絶対に実店舗は無理です・・・といいながら私は接客が大好きで時々、催し物に参加して凄腕店員になりすまし、その余力を吐き出しています。
実店舗発でネット販売を加えると事業は活性化し大きな効果が期待できます。でもネット通販業者が実店舗に着手すると、投資額の回収に手こずるだけでなく、日々の仕事量の多さに翻弄され期待した結果を得られないことをよく耳にします。
やはり基礎の違いでしょうか?しっかりした地盤にしっかりした基礎で築いた商売は建て増しが容易ですが、軟弱地盤に急ごしらえの基礎では、建て増しは危険なんだと思います。
当社が目指すのは「アスファルトの上に置いたコンテナハウス」急ごしらえですが、小さくても丈夫。機動力もあり。・・・スモールビジネス強しです。
この冬、好調に売り上げていた枝垂れ梅も来週の愛知県からの定期便で在庫最終となりました。
出品からの落札率100%で作業ロスの無い優秀な商材でしたが、季節のある植物は永遠には続かないのが定めです。この冬は、売り上げを牽引してくれて本当に助かりました。
次の期待の星は「クリスマスローズ」です。12月中旬から仕入れだしましたが、出足は好調で、まさにロケットスタートでした。が、落札率100%になるのは特定の品種で、回転率の悪い品種も見えてきました。
盆栽同様マニアックな世界です。もう少し奥に潜入しないと売れる品種の勘が働きません。仕方が無いので市場のセリで安値狙いで回していきたいと思います。しかし、全体的な売れ行きは好調で、クリスマスローズの持つ力量の凄さに驚いています。
もしかすると、国内には盆栽人口よりクリスマスローズ人口の方が多いのかもしれません。
先日、今年初の仕入れで徳島県神山町に出かけてきました。年間に4~5回は通っています。途中山越えするのですが、かなりの高確率でタヌキやウサギの交通事故に遭遇します。
そういえば、うちの会社に訪問してくるタヌキ君は元気かな?と思い観察カメラをしかけていたら、いつもの通りすぐに登場してくれました。律儀な奴ですね~と感心していたら、なにやら違うお友達も登場⁉
大きさからすると、時々昼間にリアルタイムで見かけるイタチ君かなと思ったが、おおきさからイタチ君ではない様子。もしかしてテン君かも、角度が悪く正面の顔をとらえた絵が無く判定できていません。また新しいたのしみができました。
結構退屈しない当社の環境です。
令和5年1月の表紙の画像は盆栽についていた実です。
12月に撮影した盆栽は実を落としています。
愛好家の方は木に負担をかけないように観賞が終わると実を落とします。
当方の目的は出品画像とお届け時の状態の乖離を回避するためです。
冬場になると実は自然に落果しますので、
実が付いた状態で撮影してお客様のお手元に届いたときに
実が無いとトラブルになるからです。
自然落果をわかっている人が殆どなのですが、
ごく少数の初心者の方には理解されていない方がおり、
その際に手間取ることが多いので未然に対策しています。
で、取った実をなぜ取り置きしているかというと、
そうです。種を取って植えるのです。
正直、手間と時間(年数)を考慮すると採算はとれませんが、
挿し木にしても実生(種から育てること)にしても、
ひと手間かけてあげることで増殖=持続できるのです。
盆栽屋さんに限らず園芸業者が昔からやってきたSDGSです。
2023.01.07.
鬼無盆栽センターの仕入れの日はお決まりの「根っこ 鬼無店」
その店では当たり前のサービス・・・そこが人気店なる所以。
このお店で釜揚げうどんを食べることはいつも通りであったが、先日無性にお腹がすいていたので、いつもなら1玉のところを2玉で注文すると、「おツユ、もう一つ追加しましょうか」とスタッフさんに声をかけられ、まさに二つ返事でお願いしました。
たしかに釜揚げうどんはどうしてもお湯が麺に絡むので、食べ進めるうちにツユが薄くなってしまいます。2玉だとなおさらですから、これは嬉しいサービスです。もちろん追加料金ありません。
2玉の方が割安設定ですから、ツユを二つ付けるだけお店の方は厳密には原価率が悪くなるのですから、この気持ちは大切に受け止めて、もっとこのお店に通おうと思いました。
せっかくならおいしく食べてもらいたいと思うお店のまごころですね、そんなにサービスをしなくても十二分においしいお店なのに、さらにサービスを重ねてくるとは「参った!!」
これは、商売の参考になりますね・・・いや、うちでは真似できないかもしれない。
今年も残すところ数日。商売はやっぱり面白い。
今年も残すところ約1週間です。師走の準備を始めました、と言っても特に掃除をしたり片づけをしたりといった作業は殆ど予定していません。
市場やトラックが停まる都合で仕入れの段取りをしています。愛知県の市場からの仕入れはいつもより多めです。コロナ禍の巣籠り需要の時期程に4トントラックの半分が降ろされました。置き場が無いので駐車場は、ほぼ駐車スペースがありません。
急ピッチで撮影し、棚場へ商品を押し込んでいます。
仕入が多いと、なんとなく活気が感じられ嬉しいです。
そうそう、昨日は当社にとって一大事の事故が発生。井戸水ポンプの故障です。自動潅水管理していますのが、幸い冬場で水やり管理が緩いのと、2台あるうちの1台だけでしたので、手やりの潅水でカバーできました。これ夏場なら大変な作業ロスだし、在庫に深刻なダメージを与えていたに違いありません。
それにしても今朝は寒い。
コロナ感染第8波で香川県では連日1000人を超える新規感染者が出ているが、マスクにアルコール消毒、手洗いの3種の神器がしっかり身について風邪もひかない毎日を送らせていただいております。
世間様も、当初のようなコロナに対する怖さは短期間ながら知識と経験の積み重ねで通常の生活行動がもどりつつあります。
当社の販売状況も2年前のあわただしさに比べ落ち着いてきました。さすがに1日100個を超える発送量は無くなり、コロナ前の人員および作業シフトで廻りだしています。社長が梱包する機会はほぼありません。
コロナ禍期間中は3人で1日最高140個の発送を経験しましたので、当社の最大梱包能力は200個が限界値と知りました。いつかは限界値に挑戦したいような、したくないような複雑な心境です。
現状、ほぼ1日40~50個で安定しており、1名専属、午後から1名の補助があったりなかったりのゆったりした作業で経過しています。
販売チャネルもamazon中心からヤフオク中心に転換している最中です。ヤフオクは撮影が大変ですが、日程的には余裕があり仕事はしやすいように思います。
ヤフオク中心になりますと扱う商品も、一般人に好まれる人気商品からコアなファンが喜びそうな、ややマニアックな商品構成が増えてきました。コロナ禍で得た果樹苗木を中心とした有用植物の人気、その需要の多さから得た経験でヤフオクでも果樹苗木の取り扱いを拡大しました。
コロナ禍も落ち着き、消費者は元の購買行動に戻りつつあります。当社はその間に幸いにも商機に恵まれ、その得た経験を活かし沈静化した今、新たな今後の目標に向けて歩き出しました。
季節ごとに売れ筋商品がありますが、さらに予想以上に「バズる」商品があります。
現時点では「しだれ梅」のポット苗木がそうです。例年は化粧鉢に植え混んで縁起物の新春商品として品揃え的に販売していましたが、実際にはお正月には咲きませんので、ここ数年の効率化(手抜き?)の一環として市場から入荷した状態のままポットで販売することにしました。
当然、化粧鉢や用土、特に植え替えの手間賃がかからないぶん廉価で販売したのが良かったようです。実際には枝ぶりのバラツキが大きいのでAmazonではなくヤフオク主体に一品ずつ撮影して出品しています。
ヤフオクがゆえに低価格での開始価格設定していますが、枝ぶりの良い個体は相場が上がります。なにより出品すれば100%の落札率で、毎日数ポットが落札されていきます。撮影が間に合わない状況が続きます。
ポットですから梱包も容易です。当面毎週入荷で市場に予約をいれました。とにかく優先的に撮影することにしました。
こういう品物ばかりだと助かるんですが、売れないものもあるから売れるものに巡り合えた時に最大限尽力するようにしています。やっぱり商売は面白いですね。
毎年、冬になると徳島県三好市の山草園から紅花山芍薬の株がやってきます。
例年は年を越して来ることが多いのですが、今年は少し早めの到来です。園主の娘さん家族が当社の近くに住んでいらっしゃって都合があれば声をかけてくれます。
取りに行くとなれば、大変な山奥ですから、お持ちいただけるのは大変助かります。ほぼ腐葉土の畑で栽培されている株ですから山採りのように根が切れておらず、安心して販売できる品質の良い品です。しかも高地での栽培品ですから、色よく、しっかりした花が咲いてくれます。
問題は、畑から掘り上げた株ですから、このままでは置いておけません。しばらくは当社も株の状態で販売しますので、株のまま撮影し、育苗箱に仮の用土を乗せて養生します。
小さな株はポットに植えこみます。この泥を使う作業は大抵が社長の仕事です。
かれこれ、10年近くしているこの作業ですが少数精鋭を謳う当社ですが、不公平感を感じざるを得ません。(笑)
私が個人で所有している農地ですが、とても忙しくて荒らすだけが予想されましたので、今までは新規就農の若い人に利用して頂いていましたが、会社もここ数年で園芸に特化してきており、色々と養生したい植物がありますので返して頂くことになりました。
200坪弱のたいして広くない面積ですので、管理するのも無理のない範囲ですし、なにより道路が整備されてハイエースが横付けできるのが魅力の畑です。
周囲もすべて畑という景観環境も素敵な場所です。
最近、近くによるたびに下見していますが、現在「マンバ」おそらくタカナの一種と思いますが、このあたりの伝統野菜で「マンバのケンチャン」という愉快な名前の郷土料理があります。そのマンバが栽培されていますが、この収穫が2月~3月で、その後整地して返されるので4月頃の予定です。
ガッツリ一から生産するのではなく、弱った植物の再生や、増殖苗の養生、在庫品の品質向上などの目的で、用土も加算しての研究を兼ねた圃場にする予定です。
いわゆる当社の在庫達の保養所(ファーム)になります。
令和4年12月の表紙の画像は植物ではなく食物です。
蕎麦です。
讃岐の冬の風物詩と言っても過言ではありません。
食べ物屋さんは「うどん屋」しかないといっても過言ではない香川県。
それでも、夏にはザルうどん、冬にはしっぽくうどん、
春にはタケノコの天ぷら、秋にはマツタケと、
トッピングやサイドメニューを含めると結構「旬」を楽しめます。
大抵のうどん屋さんは冬になると、この蕎麦が登場してきます。
冬ですから、ザルそばではなく、かけ蕎麦になりますが、
出汁はうどんと同じです。
しっぽくがあるお店ならそちらを選択するのが多いかも。
画像の蕎麦は、さぬきうどんの超名店「たむら」さんです。
当然、毎日のように県外人が押し寄せてきます。
その外人(笑)から見ると不思議な光景らしい、
みんな私の丼を横目で見ていきます。
そういえば出汁が無い谷川米穀店の醤油で食べる蕎麦が食べたくなってきました。
冬ですね~。
2022.12.01.
昨日は、趣味人として参加している国風香川玉藻小品盆栽会の定例会でした。
毎回ベテランさんが季節の見頃盆栽を紹介してくれ、それぞれの思いや履歴、育て方について解説していただけます。
紹介してくれる先輩諸氏は皆経験30年を超える愛好家ばかりですから、色々な情報をお持ちで、とても参考になります。
私も樹種についての知識はそれなりに持ち合わせているつもりですが、まだまだ知らないことが多く、また、間違って覚えていたり勘違いしていることも多く反省させられることもしばしばあります。
この紫式部も私は「コムラサキ」の盆栽名称が「紫式部」と思っていたのですが、そうではなく、葉の形も実の付き方も異なる2種でした。
どうやら、枝が跳ねたり徒長してコンパクトにならないので、難しいと思っていたのはコムラサキで、紫式部なら毎年コンパクトに樹形が維持されるとのです。
勉強になります。
ここの温泉には怪獣が出てきます・・・ではなく、ラドン温泉です。三叉神経痛に効くということで伺った徳島県の土柱にある温泉です。
土柱は何度か見たことがあり、あえて見るほどでもないと思い(笑、、、ここで笑った人は現物の土柱を見た人だと思います。)温泉だけ浸かって帰りました。
最近、サウナブームでテレビで話題になっていますね。あの「整った」という表現が味わいたくて十年ぶりぐらいにサウナ室に入り、90℃の部屋で10分間耐えて過去にはあまり入らなかった水風呂にも浸かり、その後、露天風呂にあるデッキの上で仰向けに寝そべって休むのを2回繰り返したら、なるほど1回目より2回目の空の色が綺麗に見えたし、体の芯までリラックスできた気がしました。
もう1回、繰り返したら多分、完全に「整う」のかもしれないが、さすがに久しぶりのサウナに疲れの方が勝り、今回は2/3セットにしておきました。「整う」極地は次回の楽しみにしました。
最近テレビでも話題に出てくるインボイス制度、当社で関係して影響が出てくるのは盆栽です。
花市場関係は問題ない、というよりそのあたりだけで、他の仕入れ先は登録されないであろうから当方で消費税の負担となってしまいます。
6年間の猶予がありますので、状況を見ながら「負担」の対策を考えねばなりませんが、6年間って当社にとっては微妙です。
ここ数年で植物のネット販売に集約化し、全体売り上げは確実に伸びてきましたが盆栽以外の苗木が急伸したので盆栽の扱い比率は下がり傾向です。売り上げこそ上がってはいますが他の植物の上り幅から比べると期待するには力不足は否めません。
盆栽ブームという噂は、噂でしかなく、売れている話は輸出のみで輸出には縁のない当社にとっては、現行、精一杯頑張っているつもりですが将来性は明るくないところへインボイス制度という暗い影が迫ってきました。
こうなると花市場から仕入れる植物で、今までは盆栽としては考えていなかった素材を工夫して盆栽として変化させることにチャレンジしていきたいと考えています。
「流れに任せ、変化に対応する」14年前からやって来たことに変わりありません。
当社の自転車代わりのミニカー「ミゼットⅡ」は自宅の駐車場拡張に伴いお役御免となり、車検が重なりましたので手放すことになりました。
はるばる茨城県からやってきた彼は当社で6年間、距離こそ走っていませんが重要な場面で活躍した英雄でした。660㏄でも小さな車体は軽く、当社の車両の中でも加速力はトップでした。狭いコクピットはクーラーも良く効き、左右のドア、どちらかでも乗り降りできるのも優れものでした。
彼がいたから、狭い畑道であった真柏畑の掘り出し仕事も請け負いましたし、それなりに儲けさせていただきました。
なにより、自宅や実家の狭い敷地内には、本来なら入らないはずの場所に駐車することが出来たことは便利以上の有難さで感謝するのみでした。
年式のわりに走行距離も短くエンジンも快調なので次のステージでもきっと活躍されるでしょう。また、いつか街で会えることを楽しみにしています。ご苦労様でした。おたっしゃで・・・
令和4年11月の表紙の画像はニシキギです。
幹にうすい板状の翼(ヨク)がついているのが特徴です。
錦木と書かれるほど秋の紅葉は真っ赤に染まりとてもきれいです。
初秋から色づき始めるので季節感抜群の樹種です。
並行して実が割れて朱色の種が顔を出すのも鑑賞性に優れています。
まさに、盆栽には適した樹種ですが、
あまり太らないので盆栽としての流通量は少なめです。
翼(ヨク)がついていないのがコマユミになりますが、
そちらのほうが盆栽としてはポピュラーです。
翼(ヨク)が面白いので庭木や垣根に利用されますが、
それでも一般的ではありません。
公園などで見かけることが多いように思います。
2022.11.01.
ヤフオクでの盆栽素材の売り上げ推移です。
1年で一番売れないであろう8月が突出して多い結果に・・・不思議です。
実は会社全体の売り上げ推移は、このグラフと殆ど連動していません。園芸業ですから春先から梅雨にかけて売り上げは伸びます。さらに猛暑が過ぎた初秋からも売り上げが上がってきます。
ここにAmazonの売り上げを重ね乗せると毎月平均的な売り上げになってきます。
これが、逆に盆栽が当社の武器になっている証拠かもしれません。
Amazonが忙しいと盆栽に手が回りません。逆にAmazonが暇になるとか全体の売り上げが落ちてしまいます。Amazonの当社のお客様は一般的な苗木をお求めになりますので、いわゆる園芸シーズンに忠実な売り上げで変動推移します。
一方ヤフオクの盆栽のお客様は、コアなファンの方ですからシーズンに関係なくお買い求めいただけます。陳列棚に商品を補充すれば、その数に比例して売り上げが上がります。Amazonが忙しいとその補充が手薄になり売り上げが落ちます。
おもしろいですね・・・いえ、少人数で会社を回している当社では、これは重要な課題で、本来なら、もっとハイシーズンに売れるはずの盆栽素材が人手不足のために抑制されている訳ですから、対策次第ではさらなる売り上げ増につながるはずです。
と、思いつつ、毎日今日の仕事を明日に回しています。
ヤフオク用に盆栽を撮影していたら上空から爆音が、北朝鮮のミサイルかと思い、見上げるとF15でしょうか戦闘機が飛んでいました。
撮影中でしたから急いで手に持っていたカメラで上空をパチリ、15㎝先の撮影しているわけですから、そのまま天空撮影してもジェット機は蚊の大きさでした。
それにしても初めて経験する音量でした。
高松盆栽の郷(旧国分寺盆栽センター)で開催されます。
例年行われていたグリーンフェスタ会場(橘池運動公園)ではなく、高松盆栽の郷が会場になります。当日2日間は全車臨時駐車場からのシャトルバスでの入場となりますのでご注意ください。
朝8:30からの30分間隔での発車です。
したがいまして、開場の9:00に入るには始発の8:30のバスに乗って下さい。
ストリート盆栽の参加は先着10名ですから、絶対にチャレンジするには一番乗りする必要があります。
ストリート盆栽とはストリートピアノにまねて、ストリートに置いてあるピアノを自由に演奏するがごとく、盆栽と針金と道具を置いていますbので、自由に盆栽を創っていただく企画です。
ストリートピアノはピアノを持ち帰れませんが、ストリート盆栽は盆栽を持ち帰れますのでお得です。是非ぜひチャレンジしてみて下さい。
花市場にはまだ登場してきていませんが在庫があったのでキンリョウヘンを例年より2カ月早く販売開始しました。
今春、葉のコンデションが悪かったり、あまりにも根詰まりしていたいわゆるB品を株分けしていた苗が安定した状態になっていましたので商品化しました。
花芽がまだわからない時期なので、反応は良くありませんが、宣伝のつもりでヤフオクに出品しています。
手持ちの実物盆栽を急いで売らないと・・・と思いつつ、キンリョウヘンは当社にとっても年間売り上げ額では上位に位置していますので用意周到に体制を整えています。
話は変わりますが、今朝は2件の取引先より依頼のあったインボイス登録の確認書類に記入しました。HPの会社概要の欄にも登録番号の掲載を済ませました。用意周到です。
当社の植物を在庫している棚場の上空は太陽光発電パネルを市松模様に張り巡らしています。この設備のおかげで植物は数十分単位で半日日陰を繰り返します。
仕事をしていると天を見上げることなどほとんどありませんが、迷い込んできた野鳥を目で追っていて、ふと違和感が・・・あっ!!と声を上げてしまいましたが、飛行機雲が見えました。
四角い空を斜めに分断する一筋の白線はアートみたい。
と情緒に浸りながらも冷静に、明日は雨のようですね。撮影はできそうにないので今日の撮影枚数を増やしておきましょう。撮影枚数が販売数に比例します。
空を見ても売り上げを気にする営業マン気質でした。
何が悲しいといっても雨がふると発電量が減ることだ(笑)。
令和4年10月の表紙の画像は出猩々モミジです。
デショウジョウモミジと読みますです。
秋の紅葉に関係なく葉色が赤くなったり蒼くなったり変化するのが特徴です。
猩々というのはお酒の好きな妖怪?架空の動物です。
能の演目にもあるそうです。
お酒を飲んで顔の色が赤くなること、さめると青くなる?
そういうことからつけられた品種名かもしれませんね。
画像のように葉が色分けされることは自然ではありません。
これは人為的にというより本来この品種が持っている葉色が変化することで
偶然ですがこのような結果になりましたが、
種明かしをしますと、1か月ほど前に、葉灼けを発生させてしまい
見苦しい葉を刈り取った部分に新しい葉が生えたのが赤い葉です。
おそらくこの赤い葉は、間もなくして緑色になり、
その後、紅葉の季節を迎え、また赤くなると忙しいことになりそうです(笑)。
2022.10.01.
当社の盆栽部隊のイメージデザインに使用しているキャッチフレーズ「草木知春秋・・・草木に春秋を知る」漢詩:盆山十徳(ぼんさんじっとく)の中の一節です。
彼岸花が咲くと、こんなに暑くても秋を感じます。
モミジやハゼも色づきだしました。
ちなみに「三階松」の家紋は、当家の家紋ではなく国分寺盆栽神社の神紋です。
9月に入り果樹苗木のオーダーが増えつつありますが、今年は異常にブドウの苗木が人気です。
結局、またもや事前に情報はキャッチできておらず、なんとなくヒットしています。が、不幸中の幸い?ではありませんが、なんとなく在庫を多めに持っており順調な売り上げ経過をたどれています。
情報収集力はまだまだ甘いと認識していますが、商売の勘は冴えていたようで、市場に入荷されるたびに仕入れていたのが功を奏しました。
ということで、やっぱり盆栽素材は作業効率の良い廉価品に集中して、手間のかかる高級品からは距離を置くことにしています。
当社の出品で久しぶりに「Amazonおすすめ」マークがつきました。
どうしておすすめマークが付いたのか解りません。
AIを相手に心理を読むということは不可能なのでしょうか?
私が推測するには、久しぶりに在庫を入れました。出品停止前(品切れ前)は大変良く売れておりましたが、季節的に夏場は品質が安定しないので出品を停止していました。その間待っていた人がいるはず・・・お待たせしましたと「よしっ」とAIが判断したのでしょうか(笑)
兎にも角にも期待しています。予想を裏切らないのがAI。予想を読めないのもAIです。
私が入会している「国風香川玉藻小品盆栽会」の秋の作品展が開催されます。
令和4年 9月17日(土曜日)10:00~16:00 18日(日曜日)10:00~16:00
瓦町フラッグ8階 高松市民ギャラリー
入場無料 12席程度展示予定
併せて、新規会員募集中です。
毎月第3日曜日[9:30~12:00]に高松市円座コミュニティーセンター1階で
定例会を開催しています。*2月は催事と重なる場合変更になります。ブログでご確認下さい。*今月も第3日曜日が作品展のため11日日曜日に開催します。お気軽に見学にいらしてください。
老若男女、ベテランから初心者まで幅広い会員層で情報交換や実技指導をしています。
全体的に経験の浅い人が多いので盆栽教室のような趣味の会です。
まずは、ご自由に見学に来てください。
ちなみに年会費は5000円です。針金使い放題です。
画像は今朝のヤフオク[讃岐屋緑兵衛]の入札状況トップ15です。
先週の月曜日は、ここに赤松と真柏の盆栽素材のみで構成されていました。
これが、当社のコロナ禍以降の「変化」の正体そのものです。
amazon向けブドウの苗木の在庫で少し丈の低いものを、B品として選別していたものが増えてきたので、メルカリShopに出品する前に試しにヤフオクに出してみると、500点を超えて出品している並み居る盆栽素材を飛び越えて上位15位に飛び出しました。
何に驚くかというと、その速度です。通常盆栽は出品してから終了間際に入札が入るのが多いのですが、このブドウの苗木は出品すると大袈裟ですが瞬時に入札が入るすさまじさです。
当社の植物の取り扱い比率がここ2年で急激に果樹苗木にシフトしているのはこういうことなのです。盆栽に比べ果樹苗木を購入する層が圧倒的に多いということです。逆に分析すると、やっぱり盆栽人口が極めて少ないということです。
結果、この現象は盆栽素材を得意とする当社にとっては危機感を持ちつつ、今後の販売方針を考えるべき材料なのです。
すでにこの状況を受け止めて、比較的継続してお買い求めいただける購入層や価格帯に限定した商品構成に集約しつつあります。
私的には、盆栽愛好歴10年未満で、小品から中品までの盆栽を「作ること」を楽しみにしている層がターゲットです。10年を超えると手持ちが増えて急激に購買量が減ります。また高級志向になってきます。
いわゆる盆栽を一番楽しんでいる層にむけて盆栽素材を提供し続けたいと考えています。でも経営的には果樹苗木シフト拡大は必至です。
山モミジとの区別は微妙です。
山モミジより葉が小さなことが特徴の一つですが、
この個体の葉は小さな方ではありません。
私の経験上では「葉柄の上面の溝の有無」で判断しています。
でも結局のところ、どちらも「モミジ」だけで販売しています。
他の品種モミジは、たとえば「出猩々モミジ」「獅子頭モミジ」
「長良川モミジ」「琴姫モミジ」など正確に記載します。
それらは、その品種を求められているからあたりまえですが、
「山モミジ」と「イロハモミジ」を区別して求められるお客様が少ないのが実際です。
葉が小さいので、紅葉が綺麗なのでと「イロハモミジ」を求められる
方も中にはいらっしゃいますが、個体差で「山モミジ」の方が優れている場合、
「イロハモミジ」の方が劣る場合も少なくありません。
個体の性質、栽培管理での差でこの両者の勝敗は決まります。
購入するときの決め手は、個体=個性なのです。
2022.09.01.
こう暑いと皆さんお庭に出ないのでしょうね。
好調だったamazonの苗木も注文数が激減しています。こうなると頼りになるのは暑くても寒くても趣味に勤しむ熱き盆栽ファンの皆さまです。
ということで、連日、ヤフオクに盆栽素材を出品しています。
在庫は豊富に確保していますし、真夏でも盆栽の交換会へは積極的に足を運んでおり、目玉商品やお値打ち品をこれでもかこれでもかと仕入れてきていますので、ヤフオクで安売りしています。
それでもちゃんと利益が確保できる仕入力が当社の強みです。
春秋の売れる時期には無理をしませんが、この時期は無理をしながら「数」を稼ぎます。
植物は全般的にそうですが、盆栽は特に「定価」がなく、相場感も幅がありますから売価は売り側が比較的自由に設定できます。
とにかくヤフオクで数を売るためには撮影作業が左右しますので毎日1000枚前後の撮影作業が続いています。プロノカメラマンより枚数こなしているかも。
理系の女子「リケジョ」はジェンダーバイアスになるらしい。
すると「盆栽女子」や「盆栽ガール」もあかん気がしてきた。
女流盆栽作家もあかんのやろうな。
もしかして「盆栽じじい」もジェンダーバイアスか(笑)
でも「自称 盆栽じじい」ならええやろ。
・・・盆栽じじいより
のぼり旗は当社が起業したきっかけでもあり、実際に起業から数年は売り上げの主体であったものの、ここ十年位、新規参入業者は凄まじく、さらに製法も安価な「インクジェットプリンター」の普及に伴い、少しやる気のある販売業者はメーカーと化し競合だらけの市場になりました。
サラリーマン時代、この「のぼり旗」は専門メーカー(染工所)こそあれ、専門に販売する問屋も販売店も無く、染め物屋さんや包材問屋、看板屋さん、厨房洋品店や玩具問屋等々、何処ででも売っているのに、ほしい品は何処に行けば買えるかわからない種類がやたら多い不思議な商材でした。
私が化学品商社に勤めている頃、たまたま、包装資材商社の展示会で染工所の営業マンと会話する機会があり、カタログを1冊もらったのが始まりですが、そのカタログを見た瞬間「ビビッ」ときました。商売すれば勝算ありとすぐに判断しました。30歳半ばの事です。
その後、会社で特殊な用途の包装容器を、全国に散らばる小口のユーザーに直販するためのネットショップを社内で開設する企画の担当者となり、ネットショップの構築から運営まで携わり、この時「のぼり旗こそネットショップで販売すべき商材」と確信し、そこから起業に向けて走り出しました。
狙いは的中し、当時としては革新的なのぼり旗の販売方法は実績も伴い、すぐに染工所の営業マンが訪問してきたのが昨日のことのように思い出します。
しかし、現在、園芸商材への集約化に向け、のぼり旗の事業は撤退方向で縮小に舵を切っていますが、この「かき氷」は群を抜いて売り上げがあり、最終まで追加発注を継続してきた商品で、もう1回発注するか否かの思案六法で悩んでいます。
まさに、とどめで、この発注を見送ることで「のぼり旗」事業は終止符を打つことでしょう。しかし、その他の在庫を掃くにはまだ、数年かかるでしょうから、きりはないけど、その間売れている商材は並行して続けるべきか、潔く打ち止めるか・・・う~ん悩まされますね~
先週の日曜日、娘二人と犬一匹で、仁尾の父母が浜へ行ってきました。
目的は他にあり観音寺に出かけた際、帰路途中で丸亀で骨付き鶏をテイクアウトするので立ち寄ってみました。
というのもたんなる遠浅の海岸で、サラリーマン時代はお客さんがあり営業でいやというほど通っていた町なので、当時は太陽博(みんな忘れていると思いますが…)の一時期賑わっていただけで、観光のメインというと蔦島だけでしたから、テレビや雑誌で毎度毎度取り上げられて、今更なんで人気があるんだろうかと不思議に思っていました。
子供が小さいころに遠浅は安全なので、何度か海水浴に来ましたが、こちらではなく駐車場が整備され海の家のあるお隣のサンビーチでした。
でもでも、来てみて納得、広くて余裕のある無料の駐車場、トイレに足洗い場も整備されているし、なにより程よくお店も並んでいるので、ちゃんとした楽しめる観光地になっていました。
あいにくの曇天でしたが引き潮の時間でしたので海面に映る写真も撮れました。たぶん、私たちが来ていた30年前にはこんな撮影している人など一人もいなかったと思いますが、今は、そこら辺中で老若男女、ワンちゃんまでもが鏡面撮影を楽しんでいました。
この鏡面撮影、風景写真の定番技ですが、これを提案したのが凄いアイデアですね。
「日本のウユニ塩湖」もPRしたもの勝ちですよね、きっと日本の各地にウユニ塩湖「擬き」はたくさんあるはずで「謳うか否か」で取り上げ方に大差が出たのでしょうね。
つまり、全くお金をかけずに一つの観光資源をつくりあげた三豊市の仕掛け人は凄いアイデアマン(ウーマン)ですね。
きっと商売させたら上手に違いない。
おかげさまで第15期の決算が無事終わりました。
園芸関連品の売上比率向上が寄与して好成績の決算となりました。
自分を褒めてあげたいと思います(笑)。
盆栽界で柿と言えば「老爺柿」です。「ロウヤカキ」と読みます。
鑑賞用で食べられませんが、小指の先位の小粒ですから食べられても食べこたえはないでしょう(笑)
画像の個体は樹高30㎝程度の小ぶりな木ですが、実が3個ほどついて風情があります。この実は6月頃から、翌年1月頃迄鑑賞できます。
一般の柿同様、表裏の年があり実の付き方は変化しますが、あまり多く実が付くようでしたら木のために実数を減らすのが小品盆栽でのコツになります。風情とか「粋」を重んじる世界ですから珠数成りよりも「究極の適度」を追求します。
この老爺柿の盆栽は二昔前くらいは相当高価だったらしいのですが、今ではその名残はまったくありませんが人気は依然衰えていないように思います。
人気があるのに相場が上がらない・・・これは悲しい現実ですが、二昔前から比べ盆栽人口が減ったからと分析されます。
令和4年8月の表紙の画像は八十場のトコロテンです。
讃岐の人にはおなじみの夏の風物詩です。
坂出市にある清水のトコロテンです。
私が初めて訪れたのは20歳前後ですから、
40年間通っています・・・といっても夏に1~2回訪れるだけですから、
常連とは名乗れませんね。でもそういう人が大勢いるはずです。
何時行ってもお客さんがいるし、かといって行列が出来るほどではなく、
ほどよく賑わっている感じが逆に凄い。
老舗というのは、こういうことだろうと思います。
何よりもトコロテンが大好物という人にあまり出会ったことが無いし、
嫌いや、苦手という人もあまり聞かない。
うどんでおなかがいっぱいでも、するっと入ってしまう。
トコロテン自体が不思議な食べ物だが、
この八十場の根強い人気も不思議である。
そしてトコロテンを漢字で「心太」と書くのも不思議である。
2022.08.01.
世界的に認められ実力を発揮しているうどんのチェーン店М製麺。なぜか本場の讃岐では実力が発揮できていないようですね。
イオン高松店にあった時は何度か利用したが、麺も天ぷらもおにぎりもおいしい。接客も文句ないどころか優れている。
でも讃岐では愛されないのはなぜだろう。チェーン店だからじゃないですよ。
実際に香川県内のチェーン店のうどん屋さんは繁盛しているし、わたしも高い頻度で利用しています。
なら、香川県の会社じゃないのに「М」を冠しているのが抵抗があるのではないか?との説もあるが、やっぱり相性の違いで選択肢から外れるのだと思います。
実際、地元のお店でも麺や出汁との相性が悪くて避けるようになったお店は少なくありません。でも私には合わないが、他の人には評判が良いお店も多い。反対に私が好きなお店を他の人はそう評価してくれないことも少なくありません。
しかも、その差は僅差というか「気持ち」の差でもあるように思います。
選択肢が多いというより、外食産業で圧倒的うどん店が多い、いや、うどん屋さんしかない香川県においては、県民個々に好みというか、相性が合って、マッチングされたお店があるのです。
しかも、このメニューならこのお店、あの地域ならあのお店、今日の天気ならそのお店、と色々なパターンを持っています。もちろん、麺自体が目当てで相性の良い麺をもとめてお店が決まるのですが、サイドメニューも重要なポイントです。
画像は私が鬼無盆栽センターへ仕入れに行く月2回、必ずと言っていいほど訪れる県内のチェーン店のうどん屋さん「N鬼無店」でのメニューです。
ここの釜揚げうどんと「ザルうどん」のつけツユが私には相性が良く、サイドメニューはおでんの「豆腐」と、天ぷらは「いんげん」かレンコンかゴボウをローテーションで組み合わせて爺さんらしく健康を考えたバランスメニューに仕上がっています。
このお店、家族でも来ますがぶっかけ好きの妻はここではかけうどん、肉うどんが好きな息子はここではカレーうどん、かけうどんが好きな娘はここはぶっかけうどんと、みんなこのお店ならこのメニューというのを決めています。
香川県の人の多くが持っている「私のうどん」・・・M製麺選ばれず残念
当地発祥の全国チェーン「Hうどん」積極的には行かないが、時々、無性にここのカレーライスが食べたくなり「かけうどん&ちくわ天&カレーライス」が私の定番です。
おかげさまで、会社設立から15年となりました。
脱サラするときに、当時の日経ビジネスの「企業の平均寿命7年」の記事を熟読し驚いたのは遠い昔のことです。
兎にも角にも、小さな組織だから15年楽しく商売ができました。
皆々様に感謝です。15年間御贔屓いただきありがとうございました。これからも引き続き、末永くご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます。
さてさて、毎日暑い日が続きます。とうに還暦を過ぎた私も暑さにはめっぽう弱くなり気温上昇に反比例し体の動きは鈍くなります。
そこで、1時間外仕事して、1時間内勤を交互にし、途中休息もはさみ「整った」状態を繰り返す毎日を送っています。
クーラーのありがたさをつくづく感じさせられています。一方外仕事中は合間を見ては事務所裏の川辺に足を運び、社友の亀やカラスや小鳥たちの様子を見に行きます。
最近時々やって来る鴨の夫婦に合えた時はラッキーで一瞬ですが暑さを忘れさせてくれます。居ついてくれないかなあ・・・と期待しています。
10年前当社の方向性がまだ定まっていない頃の企画商品です。
香川県の特産品を核としたネット販売を構築しようとしていた計画で、
事の発端は、その2年前に全国的にブームであったご当地サイダーの波にのろうとし、
最初は、県内メーカーから「オリーブサイダー」を仕入れ販売したのが始まりでした。
研究してみると、名入れTシャツを作るのと変わらぬ容易な準備で
オリジナルサイダーが作れてしまう。
発注して1カ月もすれば飲料メーカーになれてしまう。
そこで、2011年にあっとゆうまに「盆栽サイダー」翌年には
この「讃岐和三盆らむね」を作り、順調に?販売していました。
が、2014年には、すべて辞めてしまいました。
理由はいくつかありましたが、「重たい」「賞味期限管理が大変」などですが、
最大の理由は、園芸商材の方が利益率が良かったことにあります。
園芸商材の売り上げが伸びたことで、
手間のかかる商材は淘汰する必要がありました。
それは、人材を増やして会社を大きくするか、
現状組織で、安定した将来を維持するかを考えた時に、
設立時からの「スモールビジネスの追求」という、
小固い小商いの永続という基本ポリシーを貫くことにしたからです。
それには園芸という商材は、当社にとって理想的な商材であったことを
他の商材を捨てる毎に再認識させられました。
2022.07.01.
決算のための棚卸です。
事務所内のキャラクター商品の棚卸は、日焼け防止のため箱に入った状態ですので数えるどころか取り出すのすら時間と手間がかかります。1日では終わりませんね。それでもクーラーが効いている事務所内は屋外から比べるとやや恵まれているかも。
屋外の植物群の棚卸は、今年は暑さとの戦いです。なんで夏を決算期にしたのか悔やまれます。
暑さに負けて全体が見渡せる事務所の屋上から遠目に棚卸することにしました・・・冗談ですよ‼屋上にも在庫がありますので上ってきています。
この日のためにダイソーでカウンターを買ってきました。毎年この日にしか使わないのに、なぜか毎年なくなるので毎年買ってきます。そして何でもない日に見つけては一人笑っています。
1000円で1回押します。約7000回押しましたが、3時間くらいで屋外の棚卸は完了です。
屋上は、日傘ならぬ雨傘をさして回りました。太陽光パネルの下の棚場は、さすがに50%は影があるので日傘無しでも快適です。植物の気持ちになってもこの市松模様の太陽光パネルは優れていると実感しました。
この棚卸方法は重要なポイントがあります。すべての商品の仕入れ値を覚えていないないとできないことです。我ながら凄いと思うのは9割以上覚えていることです。映画を見ていて俳優や女優の名前がなかなか出てこないのに、盆栽でも果樹苗木でも植木鉢でもすべてほとんどの仕入れ値を覚えています。商売ですから当たり前です。映画監督になったら女優の名前はぜったに忘れないと思います。
1割ほど怪しい部分もありますが、それは同じ品物を相対取引(市場定価)と競りで仕入れたもので、棚に入れてしまうと区別がつかないからで、結局そういう場合は平均で換算しますので結構精度の高い棚卸結果が出ます。
サラリーマン時代は課員全員で工場や倉庫を手分けして、1日がかりどころか残業当たり前でやっていましたが、そのあとのビールがおいしかったのが良き思い出です。
今は孤独な棚卸し、ポカリスエットで乾杯です。
屋外作業中はマスクをつけないので、急な来客時に直ぐに付けられるよう胸ポケット付きのTシャツを探していましたが気に入ったデザインが無かったので自分で作っちゃいました。
のぼり旗でもそうですが、プリント会社のサービスの差があり、特に名入れ品で入り口となるデザインについては、完全版下が必要なプリント会社もあれば、手書きで入稿すれば何度でも無料で修正してくれるメーカーもあります。
当然、今回は初めてのことでしたので、後者を選択しました。単価が安いのは前者ですが、初回から完全版下提出はデザイン会社で無いとむつかしいですね。
「三階松」の家紋は国分寺の盆栽神社の神紋です。「草木知春秋」は漢詩の盆栽十徳の一文です。結構裏付けのあるデザインでしょう?素材は5.6オンスのハイクオリティー生地を選択しましたが一昨日の34℃の気温には少々暑すぎたかも。
決算月で棚卸が頭をよぎります。
まてよ、異常に盆栽の在庫が多いことに気がつく(今更?)
それもそのはず、amazon向けの苗木に追われて主力?の盆栽素材の在庫過多が目立ちます。
売り上げデーターでも如実に表れており、amazonが5カ月連続右肩上がりだが、ヤフオクは5カ月連続右肩下がりです。
盆栽素材は写真が取れなくてはヤフオクに出品できず売り上げは減少し在庫は貯まるばかり。
追い打ちをかけるように、最近生産者からの直接購入が増えて1回の入荷量が多いため、なお貯まっている状態。
amazon向けが暇になったら・・・との思いは、うれしい期待外れで6月に入っても社長は送り状出力要員のままです。
大丈夫‼盆栽は夏場でも売れる当社にとっては強い味方なので在庫の過多の心配はしていませんが棚卸には苦労させられそうです。
営業マン時代に身に着いた集中させない作戦、分散させる強み、最少パワーで最大効果を目指す。
環境に流されながらもポリシーはしっかり持って仕事しています。実現されているような、いないような今日この頃です。
先週に引き続き鉄腕ダッシュでキンリョウヘンが取り上げられて注文殺到です。
20:46から30件連続して注文がはいりました。保留注文数100件を超えましたので、当社のamazonステータスは「休店」扱いに手続しました。
一日120件の発送数が当方のMaxで、ここで止めておかないと本日発送できなければamazonとのプライム発送のお約束が履行できなくなりますのでやむをえません。
本日12:00に休店解除、販売再開手続きになります。
つぎは、クラブアップルの話題をしてくれたらうれしいな。在庫たっぷりあるから・・・
怒涛の如く続いた皐月の発送がそろそろ落ち着いてきました。
当社が取り扱う皐月は盆栽素材が中心で、送料含めても2000円~3000円位の廉価品となりますが、5月は毎日10鉢以上は発送がありました。
6月に入っても先週位はその勢いがありましたが、今週あたりからグッと緩んできました。それでも展示会で見てきた品種を求めてしばらくの間は花が無くても注文は続きます。
実店舗ならとっくに表舞台から降ろす状態の「花無し」ですが、ネット販売では品種さえはっきりしていれば「花無し」と表記して在庫完売迄できます。ありがたいです。
もっとも人気の品種は花が咲く前に完売してしまいます。
一向に品種名を覚えない当社スタッフですが、画像の「星の輝」だけはみんなが知っています。特段多く仕入れているわけではありませんが名前と花が一致すので覚えているそうです。ただし覚え方が特殊で「星のカービー」として覚えています。納得です。
食感が面白い柑橘です。プチプチとして、果肉の形も球形でまさに畑のキャビアと呼ばれるにふさわしい果実です。
まだ、本格的な生産者は数える程度と思いますので、新しいビジネスを考えている人には狙い目の商材かもしれません。
当社ではこの苗木を昨年から取り扱いを始めましたが、はじめて実が付いたので、早いのは承知で試食しました。まさに初物、生まれて初めての経験でした。まさに初めての食感、その衝撃は想像を超えていました。
この苗木は期待できそうです。
令和4年6月の表紙の画像は皐月「寿光冠」です。
各地の皐月愛好家の会の展示会が開催されていますね。
サツキの盆栽は特殊なポジションで、圧倒的に「皐月限定」が目立ちます。
それでいて、当香川県内でも私が知るだけでも6団体が存在し、
5団体は定期的に展示会を開催しています。
県内では、実態のある、その他の盆栽の愛好会をすべて数えても、
サツキの会の数に及びません。
それでも、やっぱり皐月の会も年々少なくなり、
展示会の数や、展示数の減少は否めません。
松盆栽の産地に松盆栽専門の愛好会が無いのが一番残念なことかもしれません。
香川県や高松市は産地の振興策も大事ですが、
こういう市民レベルのバックアップを充実させなくてはなりませんね。
その点、私が所属している「国風香川玉藻小品会」は、
高松藩12代当主「松平頼寿伯爵」の流れを汲んだ会で、
松平伯爵が愛した小品盆栽の思想を未来に引き継ごうと奮闘努力しています。
2022.06.01.
amazonでよくある現象ですが、何かでバズって注文が殺到します。でも、いつもはその「何か」がわからないのですが、今回はリアルタイムでテレビ番組を見ていたので原因は明白です。
昨晩の鉄腕ダッシュです。日本ミツバチを誘因する「キンリョウヘン」が紹介された直後から注文が殺到しています。
週明けの発送混雑期と重なる注文殺到でしたので、あわてて休店扱いにしました。これ以上開店状態にしていると総員梱包要因になっても追いつかず、なにより段ボール切れすら予想されます。
もっとも、予期せぬ注文で在庫完売状態です。慌てて発注しましたが週一の火曜日着のトラック便には間に合いませんので1週間待ちとなります。
蜂蜜を採取する人向けの「キンリョウヘン」ですが、果樹の交配用にミツバチを利用するための需要は今後も期待できそうです。ありがとう太一君。
当初は、実物盆栽の交配用に扱いを始めた「キンリョウヘン」ですが、ネット販売との相性が良く、毎年急増し、ここ数年は春の主力商品になっています。現在では「ミスマフェット」や「デボニアナム」「フォアゴットンフルーツ」と商品構成も増えてきていました。
昨日のテレビ番組を見て購入された方は準備の良い人で、おそらく多くの人達は来春に準備しようと記憶したに違いありません。来春は初春に出回る花芽付きの苗は、おそらくタイトになるであろうから、開花予定株を機会あるごとに集めておこうと思います。
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楽天大学に入学しました。通信講座ですが解りやすく、なにより受講時間が自由なのが仕事人には最適ですね。概ね深夜未明に受講しています。 30年を超える営業経験に胡坐をかいていた自身を見直す良い機会でもありました。初心忘れるべからず…です。商売にリアルもバーチャルもありません。結果を残してこそが「商い」です。「売って、儲ける」「損して得取れ」「一日計無し、最後計あり」結果が無ければ前に進めません。 ネット販売の世界はスピーディでかつ無限の可能性を秘めています。今期弊社はさらにネット販売の世界の一段深いところへ足を踏み入れる準備をしています。その序章がこの楽天大学入学から始まろうとしています。 |
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6年目を迎えた最初の月ですが、アマゾンでの「かき氷」関連商品が好調に加え、ひそかに前期より本格参入しているムーミンキャラクター商品で高額商品の連続受注とiPhone4s用ケースがヒットし、さらに弊社取り扱い商品で桁違いの高額商品であるユニットハウスを4棟納入しましたので、まさにロケットスタートです。 園芸関連が落ちる時期ですが、いきなり売上げレコードが出そうな勢いです。 ユニットハウスは売上げの結果に応じて広告費を充当していますので、早速、今月も新聞広告掲載しました。はずかしいくらいの小さな面積の広告ですが、意外に反響が良く費用対効果は抜群です。もちろん商品力と価格が魅力的ですから知って頂くと売れる商品ですが、正直当社の営業力はネットワークが乏しくお客様にその良さを伝えきれていません。小さいながらも広告は立派な営業マンの役目を果たしてくれています。 また、新しい業者さんとのコラボ企画の商談がいくつか来ておりますので、お互い繁栄できるようパートナーシップの構築を練り始めています。弊社はこの異業種間でのお付き合いからの商売の実現が強みですから、今期もあたらしい「小商い」の確立に努めたいと思います。 |
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ヤフーオークション・ストア、楽天市場、ビッダーズや仕入れサイト等々各ショッピングサイトへ出店し販売していますが、アマゾンは少し独特です。 ヤフーも楽天市場も出店者=販売側にとってはライバルとの競争は必至ですが、アマゾンはもっと基本的な競争力が必要です。出品時点すなわち商品登録時点で最安値が明確に表示されるため価格で勝負が決まってしまう感があります。 買う側、つまりお客様からするとこの上ない仕組みですが、売る側としては商品登録の時点であきらめてしまう場合も多々あります。しかも全国の同業がライバルならまだしも、本体のアマゾン自体が商品を持って販売しておりますので、時には本体と競合することも少なくありません。 でもその中で売れる商品を持っていれば、アマゾンパワーの恩恵を受けることが出来ます。 楽天市場では「売れる店」になることが重要で、単発の商品だけではなかなか売れる店にはなれませんが、アマゾンでは「売れる商品」を投入することが重要で「店」の概念は二の次三の次のような感じです。単発の商品でも売れてしまうアマゾンパワーは驚異的です。 しかも「売れる商品」は最安値商品とは限りません。そこがアマゾンの凄いところで、一般的に売れにくいものが結構売れてしまうのです。もしかするとアマゾンパワーはこの「絶妙なヒット検索」が秘密の鍵かもしれません。 今、弊社の「氷」の吊り下げ旗がアマゾンパワーで良く売れています。 |
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2007年7月4日に設立登記して早くも5年が経ちました。おかげさまで5期連続増収増益を重ねてこれました。 設立当初の計画では5年をめどに事務所の増築を予定しておりましたが、さすがにそこまでは到達できず、すべてが順風満帆とはいきませんでした。設立2年目のリーマンショック、さらにその2年後の東日本大震災と販売環境は厳しく足踏みする場面がいくつもありましたが、後退することなく常に前進できたのはコンパクトな組織であったからこそ方向転換が容易でうまく嵐を避けられたからこそと思います。 特にここ3ヶ月は楽天市場の売り上げが連続レコードを達成し、アマゾンドットコムの売り上げも基礎ができつつあります。代理店として販売中のユニットハウスも好調に受注が継続し売り上げの1本の柱になりつつあります。 6年目は現状の売り上げを固定化しさらなる企画を展開していきたいと思います。ネットショップを生業として5年間を振り返ると、積み上げてきた実績は「履歴」として評価されており、当社が展開するショップの屋号やオリジナルの商品名は検索で上位に上がってきます。実績を積み上げるほど「強くなる」ネット業界の仕組みを実感しています。 |
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本日「5月4日」は「ラムネの日」です。 語呂あわせなどではなく1872年のこの日、東京の実業家・千葉勝五郎が、ラムネの製造販売の許可を取得した日で歴史的事実に基づいた記念日でした。 日本のラムネの歴史はさらに古く、日本で初めてレモン水(レモネード)が製造されたのは、1865年(慶応元年)に長崎の藤瀬半兵衛という人によります。 香川県のご当地ラムネ「讃岐和三盆らむね」は2011年12月、川東伊都王の思いつきによって開発されました。そう私です。おいしいラムネは果糖ぶどう糖液だけにたよらず「砂糖」を主体に甘さを整えます。さらに甘さを追及するなら「グラニュー糖」を使用します。さらにさらに甘さにこだわるなら「和三盆糖」を使用するという考え方は、誰でも思いつきそうですが、誰もつくりませんでした。 その理由は「和三盆糖」が高価でラムネが安価な商品であると言う矛盾からです。讃岐和三盆らむねはなんと瓶代を含めた原材料の20%を和三盆糖代が占めています。 そのため直販はまだしも卸売りでは儲けが薄く、経費によっては赤字になる売り上げも少なくありません。ですから、あまり積極的に卸売りをしていない「幻のラムネ」的存在です。 数少ない出会いで飲んでいただいた人にだけ解る、贅沢で爽やかな「甘さ」を経験してみたい方にこっそり教える販売箇所は…綾川町の山越うどんさん第一駐車場前自販機、満濃町の元祖しょうゆうどん小縣家さんの駐車場内自販機、高松市牟礼町の、道の駅 源平の里 むれにて購入できます。 |
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昨年発売の「盆栽サイダー」は讃岐うどんのツアーで訪れて下さいました県外の観光客の方に好評で、多くのブロガーの方にブログにも取り上げて頂きました。新聞・テレビ・ラジオ・情報誌など各社マスコミにも取材して頂き「讃岐高松のご当地飲料」としての第一歩を踏み出すことが出来ました。 2月には品切れ状態でご迷惑おかけしましたが、昨日3月15日第二弾「盆栽サイダーNEXT」としてさらに進化して再登場しました。 なにが「NEXT」かというと、まず原材料が大きく変わりました。松葉パウダーをより松葉の成分が効果的に引き出せる「松葉エキス」に、そして、さらに健康的を意識して「はちみつ」と「オリゴ糖」を加えて、より甘味のテイストを深めました。容量も180mlと飲みやすいサイズに変更しました。お子様からご年配の方にも幅広い年代層に、お楽しみいただけるよう炭酸もやや抑え気味にしました。 商品は常に進化するもの、進化させるものと考えて、ブログや直接お客様からのご意見を参考に、新たなテイストに挑戦してみました。 盆栽=松=Pine=パイン味の「遊び心」はそのまま維持して果汁2%も先代より引継ぎました。 先人たちが、身体を思い「松葉」を食用してきた知恵を現代の技術で「サイダー」として実現し、ご当地讃岐高松の特産品である「盆栽」をテーマにした商品を昨年に引き続き手がけることができたのも「盆栽サイダー」をお買上げいただきました多くのお客様のおかげです。 全国の皆様に感謝感謝です。うどんの影に盆栽サイダーあり。 今回の甘味と炭酸の調整、容量の変更は幅広い年代層への対応を目的としました。そのイメージはおじいちゃんとお孫さんが盆栽を見ながら飲んでいただく光景です。 サイダーを通じて盆栽に興味を持つ人が一人でも増えること、サイダーを通じて松盆栽が讃岐高松の特産品であることを一人でも多くの方に知って頂けましたら開発者としてこの上ない幸せです。 |
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通常この手の会合はあまり参加しないのですが、高松市内での開催ということと、当日公証役場に行く用事もありましたので、ひやかし程度に参加してみました。 「会議」や「他人の考えを押し付けられる」のが嫌で、脱サラしましたので、こういうセミナーはやや拒否反応があったのですが、仕事を熟知していない上司の意見はに比べ、ネット販売のエキスパート集団である「楽天市場」のスタッフおよび、上級販売店(売り上げの多い店)の「実例」「手段」「テクニック」はとても参考になりました。 正確に言うと「参考」のきっかけをもらいました。当社のレベルでは「参考」にするまで至っていないのが解りました。現状の自店のレベルの低さを実感し「ややショック」でもありましたが、まさに楽天家の私は、無限大に伸びることが出来る希望を抱かせてもらいました。 ネット販売経験10年、起業5年目に気づくとは少々遅いかもしれませんが、逆に今回のセミナーに参加していないと、さらに気づかずにいたかもしれませんので。とてもラッキーでした。今年の当社の楽天市場店は「変化」しますよ「改革」の年になります。 |
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当社が代理店をしている三協フロンティア社のユニットハウスは、頑丈&低価格が「売り」で好評を頂いておりますが、さらにカラーバリエーションの「武器」が加わりました。 もともと本業ではなかった当社が代理店をすることは当初不安ではありましたが、競争力のある商品はお客様の要望にお応えする条件が揃っており、予想以上の売り上げで推移しています。昨年末は受注が重なり12月単月売り上げが膨れ過ぎたくらいです。(できればもっと平均的がうれしいのですが…贅沢か?) より良い品をより安く…に、さらにカラーバリエーションが加わってくると鬼に金棒かもしれません。特に店舗としてお考えのお客様には強烈な判断材料になるに違いありません。 付加価値に付加価値をかぶせてくるのが強い商品「力」になるのでしょう、こういう商品に出会うととてもヤル気が湧いてきます。人との出会いも大切ですが、優れた「モノ」との出会いも大事です。こういう刺激を受けることが営業にとっては重要で、かつ自身のエネルギーの蓄積になるものと信じています。ヨシッ!明日からまた売りまくるぞ!!…という気持ちにさせてくれました。 |
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毎年1月5日が盆栽市場の初セリですが、今年は15日が初セリでした。さすがに年明け半月も経過すると正月気分は抜け、なんとなく「初」の文字がかすれてしまいました。 市場がお休みの年末年始も盆栽のネット販売は年中無休です。大晦日も元旦も注文が続き、在庫置き場は「腹ペコ」まではいかないものの「のどが渇いた」程度に在庫が減っていました。初セリでは、たくさん仕入れるつもりで意気込んでセリに参加しましたが、市場への出品数が少なく思ったほどは仕入れができませんでした。 仕入れ面でなんとなく不安なスタートを切りました。今年は仕入れの幅を広げなくては売り上げ増は難しそうです。せっかくの「売れる商材」なのに弾不足では「下手な鉄砲」だけに収益に影響してきます。 昨年は販売チャンネルを増やすことに注力しましたが、今年は仕入れのチャンネルを増やすことに注力する年のようです。昨年より岡山県、愛媛県へのセリに何回か参加しましたが、今年は回数も増やし、さらに広域に仕入れに走り「弾」を確保したいと思います。山野草、植木や花苗への水平展開ももう少し深く広く拡充することも検討したいと思います。 |
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元祖しょうゆうどん「小懸家」さんの駐車場内に設置の自販機に「讃岐和三盆らむね」が入りました。 香川県の特産飲料のみで構成された自販機は県外のお客様に大変好評で、自販機と一緒に記念撮影される方が多くいらっしゃいます。 讃岐にお出かけの際には是非、お立ち寄り下さい。 「小懸家」さんの「しょうゆうどん」は絶品です。まず注文するとドカ~ン!と出てくる1本の大根に度肝を抜かれます。これを自分でお好みの量だけ摩り下ろし、次にやってくるうどんの上にぶっかけて、さらに卓上の特製生しょうゆをかけて食べる豪快なうどんメニューです。大根のインパクトも凄いのですが、味のインパクトはさらに強烈です。他では味わえないうどんと大根としょうゆの三位一体の技は期待を裏切ることはありません。 「しょうゆうどん」を食べた後に飲むのに「讃岐和三盆らむね」は抜群の相性だと思います。是非「讃岐の味」を満喫して下さい。 |
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創業5年目の正月を迎えました。 今年は新製品「讃岐和三盆らむね」の投入からの幕開けです。 盆栽サイダーが原料事情から次回ロットの生産が厳しいため、代替品として急遽開発しましたが、予想のほか早く仕上がりました。 最大量使用原材料が和三盆糖という贅沢なラムネです。和三盆糖を使用することから甘さを前面に出すため少し糖度の高いラムネにテイストしましたが、和三盆糖らしくまろやかで切れの良い甘さに仕上がったと思います。 今年はまずこの「和三盆ラムネの販売」そして昨年から引き続きの「盆栽の売り上げ拡大」と「1000円のぼり旗の規格拡充」に注力します。さらにチャレンジ商品として物置き・倉庫関連品の拡充を目指します。昨年後半、代理店をしている三協フロンティア社のユニットハウスの販売が好調でしたが、商品規格数が少なくお客様のご要望にお応えできる範囲がすこし狭く対応できなかった案件が多く発生しましたのでその対策を講じたいと考えています。 5年目、龍の年、昇り調子を実現したいと思います。まずは「讃岐和三盆らむね」から勢いづけたいです。 |
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とりあえず、盆栽からの参入ですが、追いかけて店舗宣伝用品、西洋芝の種と拡充予定です。 今期はさらに、ビッダーズ、ヤマダモールへの出店を予定しており、当面陳列作業で多忙な日々が予想されます。いわゆる水平展開ですが、思えばこの作業はもっと早くに着手すべきであったと反省もしております。 ネット販売はよく自動販売機にたとえられますが、やっぱり自動販売機は広域に台数を置くことが作戦としては有効で、あとは1台ずつ冷たい自動販売機という「機械」に「接客」とゆう熱い心を吹き込んでお客様との出会いの「機会」に変身させれば仕上がりです。 |
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山陽放送のローカル情報番組でしたが、5分ほどと長く出演しましたので十分すぎるほどの宣伝になりました。山陽放送さんに感謝感謝です。 ラジオの時は、電話での出演でしたから気負いも無く普通の感じでしたが、さすがにテレビとなるとチカラが入り、散髪してスーツも新調しましたが、結局上着は着ないで終わりました。 最近よくマスコミに取り上げられますけど、この自販機、稼動して4年目で私的にはマンネリで少し飽きていた頃でしたから、マスコミ取材は結構刺激になり、さらなる向上に努めるべきとの意欲が出てきました。初心忘れるべからずです。マスコミ取材で初心に戻れたことが最大の成果かもしれません。 |
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「盆栽サイダー」と「かまたましぇいく」を高知放送の「ラジオアイランドまる○しこく」で取り上げて頂き、5分ほど出演しました。FMに引き続きの出演でもうラジオ慣れしたかも… |
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全国23局FMネットワーク番組で当社の自販機が紹介されました。初めてのラジオ出演単独インタビューで緊張しましたが、営業職30年の経験は伊達ではない?たぶん上手くしゃべれたと思うのですが…とにかく全国区はうれしいですね!! まさか自販機目指してはないだろうが、すこしでも観光客の方が増えればうれしいです。当社オリジナル商品のキャッチフレーズのごとく「ファンタスティックKAGAWA」です。 |
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当社の自動販売機が四国新聞の経済欄に記事として掲載されました。 「かまたましぇいく」と「盆栽サイダー」がピックアップされています。いい感じの記事ですね。 この自販機で飲料を購入されるお客様のほとんどは県外の方ですから、四国新聞では販売促進効果はあまり期待できませんが、当社の企画力が認められたようで喜んでいます。 なにより生活に浸透した新聞に「盆栽」の活字が載ることで、少しでも「盆栽」の話題が日常のなかで登場することは良いことです。少なからずや盆栽にかかわる仕事をしている身としては嬉しい限りです。ご当地サイダーの狙いがこういうところにもあるということを実感しました。 |
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3.11の東日本震災以降、「日本を元気に!!」という社会的流れに賛同し、ニッチ路線で進めてきた「のぼり旗」の事業を、低価格量販路線に切り替えて、すこしでも多くのお店に「活気付くのぼり旗を掲げて頂こう!!」と考えてのことでしたが、まさにその東北からの注文が急増したことは、嬉しい限りですし、復興を肌で感じることができました。 当社は現在、香川県の特産品のネット販売に注力していますが、会社の事業主体である店舗宣伝用品の売上は50%以上を占めており、主力商品である「のぼり旗」は常に「攻め」の姿勢で営業を続けてきました。今期創立5年目に入り、香川県特産品のオリジナル商品を3点開発上市させましたが、主力品である「のぼり旗」は7月から8月にかけて15種類の新製品を投入しました。 5期目に入った2011年~2012年の今期がおそらく、今後の当社の歴史に刻まれる記憶に残る「期」となりそうな予感がします。 |
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この原材料をご覧ください。苦労したとしか思えない配合です。大手メーカーではできないこだわり抜いた細かさかもしれません。次のロットでも同じものができるのか不安になるくらいの複雑な調合です。 ■原材料名:水飴、砂糖、乳等を主原料とする食品、植物油脂(大豆由来)、濃口醤油(小麦を含む)、マーガリン、生クリーム、食塩、還元水飴、デキストリン、脱脂粉乳、乳蛋白、洋酒、卵黄油、乳化剤、香料、増粘剤(加工澱粉、増粘多糖類)、グリシン、酸味料、着色料(カラメル、クチナシ黄、カロチン) 味の特長は、卵味のカスタードキャラメルを醤油味のキャラメルで包み込んだ二層構造で和洋融合の絶妙テイストを実現しています。ほのかに香る醤油味がアクセントを効かせています。味を探す感じで味わうことに集中させられる不思議な感覚をお楽しみ下さい。 冷やして食べると、固さから柔らかに変化する感覚が加わりさらに絶妙な食感と味の絡まりが楽しめます。 |
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「かまたましぇいく」と「盆栽サイダー」を最強コンビとして売り出し中です。残念なことですがはざまの「いちじくドリンク」は原料切れで在庫が底をつき先月から製造元での売切れ状態にてラインナップから外して一時中断となりましたが秋以降再登場予定です。豊浜の梨ジュース「梨花ちゃん」はラベルの材質からスリップ性で自販機との相性が悪く機械的な問題でやむなく販売を中止しました。当面果汁飲料は、私個人的に抜群の味と太鼓判を押す「温州みかん飲料」に頑張ってもらうことにしました。 自社開発飲料を差し置いても「温州みかん飲料」はおいしさで評価すると間違いなくこの自販機内では横綱です。缶のデザインや商品名に「讃岐らしさ」が出れば売上トップも間違いありませんが、現在の売上首位は和三盆入りとラベルデザインがコテコテの観光客向けであることが功を奏して急上昇トップ獲得となりました。 地元の人が知らない香川県の特産飲料・・・この存在って少し不思議かも? |
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構想3年、計画2年、開発1年半、製造委託先相談7社、具体的試作依頼先2社、試作品10種類、最終試作品味見本4種類、色見本4種類、最初の試作品から商品化までの期間10ヶ月と・・・苦労に苦労を重ねた「盆栽サイダー」ですが、なんと最終ラベル校正から僅か2週間で商品が仕上がったのには驚きでした。物理的な製造は2日間でした。意味は違うけど苦労が泡になりました。 どうしてこんなに時間を要したかは、色々と依頼先の都合もありましたが、まず「松」の原料にこだわったことにあります。「盆栽サイダー」と名付けるからには譲れない条件でした。松葉エキスを使用した商品が現存しそのOEMでも良かったのですが受託ロットが大きすぎて断念しました。 原料の松を自社加工開発する能力は当然当社にはないので、既製原料を探すと松葉エキス・松葉オイル・松葉茶・松葉粉末の4種がありました。前者2種類、特にオイルは相当高価で初期に断念。後者2種類で検討を進めるも異物をサイダーに封入することは技術的に難しく委託先がなかなか決まりませんでした。ようやく受け入れてくれた委託先が決まってからは比較的スムーズでしたが、メーカーさんは苦労されたようです。特に途中までレモン&ライム味で進めており、完成間際にパイン味に急に変更したものでご迷惑をおかけしました。 このパイン味はひらめきでした。実はライムが新緑をイメージさせる味で、たとえていうなら良い意味での青くさい味がするので当初は第一候補の味でしたが、お子様が飲まれるには少しドライな感じがあったので、レモンでその青くささを調整しました。すると普通のサイダーになってしまったので「松」にこだわっていた意味がなくなってしまいました。その時ふとひらめいたのです。松=パインツリー→パイン味、パイン味なら子供たちも大好きだし、ダジャレだけど松のイメージには合うので、これで行こうと・・・最終試作のレモン味を試飲した数分後にパイン味に決まりました。この時どうせなら、僅かな量でも果汁を使用しようと原価が上がることは承知で即断しました。実に気持ちの良い判断でした。 できればこじつけの地サイダーにはしたくなかったので、「松」にはこだわりましたが正直「パイン」はこじつけでした。でも当社が展開する「香川県特産品倶楽部」のキャッチフレーズは「Fantasthic!KAGAWA」香川がおもしろい!・・・という遊び心で商品開発していますので当社らしさが出せたようにも思います。 「松葉&パイン風味」是非ご賞味下さい。 |
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その名も「かまたましぇいく」 讃岐スタイルのミルクセーキです。 ■駄菓子屋さんや銭湯での想い出の味!!「甘さ」が嬉しかった昭和の味を讃岐らしく和三盆でスッキリした甘さにこだわりテイストしてみました。やっぱりミルクセーキはモダンでおいしい甘味飲料なのです。 ■容量:180ml ■原材料名:砂糖・和三盆糖・脱脂粉乳・全粉乳・香料・黄色4号・食塩 ■ケース入り数:24本 実は3品進めていたオリジナル商品ですが、一番最後に開発に入った商品が一番先に上市しました。理由は簡単です。製造を御願いしておりました飲料メーカーさん秘伝のレシピで砂糖の部分だけ和三盆糖で調整してもらうことができました。感謝!感謝!です。 初回ロットはまずまずの出来栄えですが、昭和のテイストは予想以上に甘く、次回製造ロットは和三盆の「冴えのある甘さ」を武器に少し全体の糖度を抑える予定です。 平成に入り、素材や嗜好の変化から洋菓子はもちろん和菓子さえも「甘さ控えめ」が流行になっています。珈琲の「微糖」ばやりなどはその際たるものかもしれません。昭和の時代に嬉しかったあの「甘さ」はいまでは忘れられつつあるみたいです。 本日より楽天市場で販売開始です。業務用卸価格もご用意しました。 当社楽天市場店へリンク |
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本日自動販売機に充填してきました。楽天市場「香川県特産品倶楽部」でも販売開始します。 とにかくお宝発見!!とてもすばらしい商品です。とにかく味が最高!!果物加工を知り尽くした缶詰メーカーならでは技術力がうかがえます。果汁95%ですが、のこり5%にこだわりの粋が凝縮されています。5%の調整でここまでおいしさが飛びぬけたのか、瀬戸内気候で育ったみかんの素材が群をぬいていたのか、とにかく衝撃の味です。決してオーバーな表現でないことは飲んだ人だけが実感できます。百聞は一見にしかず・・・とにかく飲んでみてください。 今日、満濃町の自販機には1列この「温州みかん果汁飲料」を並べてきました。堂々の12コラムでの販売です。 缶の飲料は95%果汁でありながら賞味期限が長いのも特長です。是非非常食に備えてもらいたい一品です。飲料水も重要ですが、ビタミン補給可能な飲料も重要です。なによりおいしさで心が癒されるはずです。 |
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ご当地の特産品としての松盆栽を主体に展開してきましたが、さすがに扱い量が増えてくると同じ系統の商品が増えてきて商品数のわりにバラエティさに欠ける感が否めませんでした。 「さつき」は種類も多く、樹形や技術の差など商品価値を見極める経験が乏しく正直、仕入れに今ひとつ自信がありませんでしたが、名人の生産者がいらっしゃいましたので、しばらくその方の作品を中心に仕入れて自身も勉強を積み重ねたいと思います。 昨年雑木在庫用にと事務所西側に小品なら200鉢は置ける遮光ネット自動潅水装備の棚を整備しましたので「さつき」専用棚にするくらいの目標で取り扱いを加速したいと思います。 香川県特産品は自社企画品が水面下でゆっくり進行中です。乞うご期待を… |
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昨年より、事務所を建設した際のおつきあいである三協フロンティアさんの代理店として当社事務所内の空きスペースを有効利用を目的にしたしたユニットハウス販売ですが、地味ながら展示すれば確実に売れています。 特に手間や経費がかかるわけではありませんので注力していますが、本業ではありませんので売り上げ増につながる工夫がいまひとつ足りないことは自覚しています。高品質で低価格ですからお客様には好評なのですが、それだけに営業マン魂がくすぶっておりましてモヤモヤしております。売れる商材をより多く売ることは難しくないはずなのですが・・・今年は何とか売り上げ急増策を計画したいと思います。 |
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2011年はうさぎ年にちなんで飛躍の年にしたいと思います。 そこで楽天市場の当社ページをリニューアル致しました。このページでの売り上げは圧倒的に店舗宣伝用品が主体にて「商売繁盛」色の強いページに構成しております。店名もズバリ「商売繁盛本舗」です。 来年も商売繁盛しますように・・・ |
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例年のことですが12月25日の今年最後のとめ市では、ほとんど松竹梅の寄植という感じになるでしょう。弊社はネットでの販売が主体となりますので、この商品を大量に発送するとなれば、現行スタッフでは手が足りません。他の仕事に影響しますのでほとんど触りません。 それでも知り合いからのご注文も頂戴しますので、数種類の予約のために数十点ほど仕入れることになります。 で、結局毎年数点は売れ残るのですが、1月にはいると、松・竹・梅、それにナンテンと福寿草をそれぞれ分解して単品で販売することになりますが、それなりの価格では販売できますので損をすることはありません。作るのも手間ですが、ばらして植え替えるのも結構手間がかかりますから、社長の私が作業するのですから手間賃は相当です?結果損をしているのかもしれません。 それでも縁起物ですから出来る限り毎年扱い量は増やしたいと思いますが、もう少し世の中の景気が上向いてくれないとこのての商品は動きが鈍いですね。盆栽業界の景気のバロメーター的商品です。 |
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本当は少し試しに手がけたこともあるのですが売れずに挫折した経験があります。その時は本場だけに「本物」を追求すると仕入れ販売は難しい、自身で打ってこその「さぬきうどん」だけど製麺所でもないのに、 説得力に欠けては売れるわけが無いと分析していました。 しかし、会社を興して駆け足で走り続けた3年が経過し、今それぞれの商品や営業をじっくり見直すことが出来るようになってくると 「うどん」を商材としてもう一度取り扱いたい、そして今ならもう一度、売れる組み立てが出来そうと思い直しています。というよりやっぱり香川県の特産品を扱う以上は「さぬきうどん」抜きでは考えられません。 現在の当社の立場、おつきあいの中で販売できる商品を研究した結果「半生 細切り」を選抜しました。この商品の良さを上手に引き出し、効率的な宣伝と物流を工夫して、再度「さぬきうどん」の販売にチャレンジします。 地元の人は意外に食べない「半生うどん」だからこそ、地元の人にも気づかれ難い盲点と利点、そして商品力。おいしいうどん屋さんの「半生うどん」がおいしいとは限らない、さらに言うなれば半生うどんでの味の差は微妙、うどん屋さん巡りで味わう臨場感は皆無となる。「半生うどん」の存在って意外につかみ難いのです。 まさに営業力が問われる商品・・・だからこそ成功へのチャレンジをしてみたいと考えました。 |
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ここ高松のスーパーでも軒並み「品切れ・入荷待ち」のお詫びのPOPが棚にかけられたまま、その紙は風化しつつあるほどの長期戦にもつれこんでいます。 その間に出て来る出て来る。これでもかというくらい出て来る類似品。結構うれしいのは地元食材を使用した地産地消型商品です。結構こういう商品は小ロットでも作り易いし、かえって手作り感が受けたりもしますし、すばらしくヒットした商品をお手本に作っていますから、思いのほか良い商品が出来上がっているみたいです。 当社でもオリーブサイダーの仕入先からご紹介を頂き、小豆島ラー油を楽天市場の香川県特産品倶楽部で販売していますが好評です。もうブームが去ったかな?と思っていると結構リピートで大口注文が入ってきますので、個人消費ではなく食材として業者さんが購入されているのかもしれません。もしくは食べられた方の評判で注文を取りまとめてくれているのかもしれません。 身内びいきで申し訳ないのですが、とにかく良いテイストに仕上がっているのです。ラー油とお漬物と佃煮の融合みたいで辛さは若干抑えられており、幅広いそうで受け入れてもらえそうな食べるラー油です。 意外に香川県本島のかたでも知らない人が多いのですが、小豆島にはごま油の大手メーカー「かどや」さんの工場があり、ラー油そのものが実在していたのが開発のきっかけでしたのでしょうが、そこに地元特産の醤油や佃煮がブレンドされ、なんといってもインパクトがあるのはオリーブが入っていること、香川県小豆島ならではの商品です。 是非、全国の讃岐料理を提供される飲食店には御利用頂きたい食材です。讃岐料理屋ってそんなにないとお思いでしょうが、さぬきうどん屋さんこそ代表的な讃岐料理屋さんです。 このラー油ご飯にかけて食べることがブームになりましたが、当然うどんにも合うので。釜玉のアクセントにも向いていますし、そのまま釜ラー油でも結構いけます。かけうどんの七味代わりでも風味が合って新鮮です。 まだの方は是非一度ご賞味下さい。 |
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9月は全体の売り上げも良かったのですが盆栽は総売り上げの30%強を占めており、もう一分張りで主力商品になります。在庫もたっぷり確保しました。年末まで可能な限り売り込みに奮闘します。 ここまで商品構成の比率が来れば、もう少し「盆栽」を追求して、できれば近い将来、盆栽の販売の幅を広げて行きたいと考えて、今後関連商品の拡充を視野に入れて販促用にシンボルマーク的イラストを準備しました。 ホームページや商品ラベル、名刺など色々使用したいと思います。世界に誇る日本のBONSAIをすこし意識して日の丸デザインにしてみました。 |
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もちろん芝を刈らすと非常に器用で画像の手押し式の安価な機械でも5段階の刈高さ調整が可能で、本当に綺麗に芝を刈ってくれます。 芝を刈ったことがある人にしか解りませんが、芝刈りは本当に楽しくて決して面倒な作業ではありません。芝を刈る際、芝草が切れたときに発する青々とした新鮮な香り、刈り取られた痕跡はビロードのごとく平滑な面が輝き広がり、芝刈り中も芝刈り後も、とても充実感があり芝刈り後のアイスコーヒーがおいしいのは本当にうなづけます。 また、この芝刈り機の刃の調整がピタッと決まったときの切れ味は最高ですし、磨耗した際、研磨した後の切れ方の違いはもうやみつきになりそうなくらいです。 当社では、ここ3年間色々なタイプの芝刈りを扱ってきましたが、たどり着いたのは画像の20㎝幅5段階刈り高調整つきの手押し式機種です。おそらく一般家庭の庭で使用するならこの機械が王道でしょう。低価格であることも魅力です。正直磨耗した刃の研磨は誰にでも上手にできるわけではありませんから低価格な機械で順次、新しい機械に更新していくほうが合理的ではないでしょうか。古くなった機械はネットオークションに出すと刃を研磨する技術を持った人がそれなりの価格で買い取ってくれますので十分に送料も捻出でき結構リサイクルされています。 現在、当社はひそかに芝刈り機の拡販に注力しています。もっとたくさん販売して、たくさん仕入れるようにして仕入れを安くして販売も安くする量販効果を狙っています。お客様にも仕入先にも当社もWin Win Winが実現できそうな商材です。 |
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いよいよ秋の園芸シーズンの到来です。西洋芝の種も順調にオーダーが増えてきています。芝刈り機も毎日出荷が続きます。なにより盆栽が非常に好調で酷暑の夏場をはさみながらも売り上げ記録更新中です。嬉しい悲鳴をあげながら梱包に集中しています。仕入れも増やしていますが工業製品ではありませんので、正直この点が一番難しい仕事です。 高品質の高価な盆栽はネット販売には向いていませんので、手頃でリーズナブルな盆栽というのは仕入れの窓口が限られてきますから、いざ集めるとなると至難の業なのです。 もっとも高品質の高価な盆栽も最近は中国の需要拡大で国外への流出が続いているようですからそちらも以外に国内では品薄なのかもしれません。それでも販売価格が上がらないのは、まだまだ不景気でデフレの延長戦が続いているからでしょうか? 弊社での「盆栽」のネット販売数の増加傾向から分析すると、もしかして盆栽人口は増えているのかもしれません。それも若い人達に、若いと言っても30代から40代でしょうが、これからも期待できる市場かもしれませんね。 私は、3年前に脱サラしたときは、これから数年は団塊の世代の定年ラッシュに盆栽需要増が重なると予測したのですが、さらに低金利とエコハウス補助金でマイホームラッシュが来れば、庭を持ってお小遣いを減らされた30代から40代の男たちが少額で楽しめるリーズナブルな盆栽を求めるのでは?と…期待しすぎですね!!!!! |
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事務所建設など設備投資が大きく3年間に償却の配分をおおきくしましたので、赤字決算にはなりましたが、いよいよ今期からが成果の見せ所となります。 一昨年秋のリーマンショックのダメージも回復の兆しで3期目の売り上げは対前年比120%と二桁増です。それでも脱サラ当時の目論見からはまだまだ予定の売り上げには達しておりませんので、この4期目は相当気合が入っています。 幸い3期目後半頃より盆栽の売り上げが好調で現時点では弊社の取り扱い品目の中では売り上げ増の牽引役として期待しています。 ネット販売ですから直接お客様と対面しませんので年齢などはっきりしませんが、メールのやり取りなどから判断しても若い方も多く、女性のお客様が多いのも嬉しい限りです。 世間一般的には盆栽は「おじいちゃんの趣味」のイメージが大きいのですが、最近の和テイストのブームや癒しを求める生活環境の中では盆栽のユーザーは低年齢化というより広範囲の人達に受け入れられつつあるようです。 手前味噌ながらネット販売という気軽な購入方法、そしてリーズナブルな弊社の商品構成が新たなニーズに応えられているのかもしれません。今後は、もっともっと若い方や広範囲の層に、特に今まで盆栽に興味のなかった人達に盆栽を提案できるようなパブリシティが出来るようなことも考えて行きたいと思います。 後発新規参入ならではこその視点が、もしかすると弊社の盆栽のネット販売の強みかもしれません。 |
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弊社は業者ですから当然自動潅水で水遣りしますが、それでも強烈に暑い日には自動潅水の量だけでは足らない鉢もあり、手で追いかけてかけますが仕事が重なり多忙極まりないときには見逃す鉢が出てきます。なぜかそういう時に限って弱っている樹を見逃してしまうときがあります。 私の目利きでは時々仕入れ段階で弱りきっている物を、植え替えや追肥で蘇ると見当違いで仕入れてしまうこともいくつかあります。 色々と言い訳しましたが要は「枯らしてしまう」のです。 業者間での慰め合い言葉に「枯れないと売れない」という言葉があります。お客様が持っている盆栽が枯れたからこそ、次の盆栽を買ってくれる…という希望を、自分たちが枯らしたことの言い訳に使っているのです。 でもこのロスこそが盆栽の商売上収益率低下の最大原因になります。それ以前に樹がかわいそうでもあります。弊社でもそろそろ自社で植物塚を祭ろうと考えています。 今回掲載しました画像は私どもで枯らしてしまったシンパクをお得意様のお客様が、見事な銘木の置物に再生してくれました。とても見事な置物に生き返りました。まさに新しい命が吹き込まれたようです。 このお客様に、また次も頼むなと言われれ、これだけ見事に再生していただけるのなら「よろこんで」と返事してしまいました。複雑な気持ちです。 |
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おかげさまで、パソコンの通信環境は日々便利になるばかりで、 少々出張しても困ることはありませんが、 仕事場所によってはどうしようもない場合があります。 そうなると携帯電話が最後の頼みの綱になるのですが、やっぱり本格的にパソコン並みの仕事は?というとさすがに厳しいものがあります。 しかし今月より価格が下がったドコモの「パケホーダイダブル」はたのもしいサービスです。 手持ちのFOMA携帯電話でパソコンにつなぎ放題でインターネット通信しても月額10395円が上限です。128k通信(少し速度が遅め)でよければ5980円が上限です。 FOMAの通信範囲なら使用可能ですから、ほぼ困る地域はありません。もちろん使用しなければ基本料の390円のみで使用容量に応じて加算され上限が決まっているので、とても経済的です。 なにより、今使用している携帯電話が通信機器になるので合理的です。さらにパソコンとFOMAをつなぐUSBコードは充電コードと兼用で、通信しているときに携帯が充電されるのもスグレモノです。 本日より使用していますがやっぱり128k通信はだいぶん遅いように感じますが、iモードで使用することから比較すると桁違いに快適です。ハイスピード通信の設定変更も容易ですが動画閲覧などなければ料金差から考えると128kで十分かな?ちなみにユーチューブは少し辛い状況でした。 |
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それでも松の芽はしっかり動いているし、みかんの花もいっせいに咲き出しました。自然界の大きな流れは何も変わることがありません。園芸の仕事は、日々季節に連動しますので流れには逆らえません。 西洋芝の種の受注が1ヶ月もずれ込んだのは自然環境ではなく、おそらく人間側の気持ちの問題で、自然の強さより人間の弱さを感じました。おそらく4月初旬に播種しても多少発芽期間を要したでしょうが半年後の芝の状態は例年通りであったでしょう、さすがに寒い日が続くと播種日を調整されたお客様が多かったのでしょう。気持ちは十分わかります。そして秋蒔きに変更されたお客様も多いのではないでしょうか? 今年の秋は、注文が集中するのでは?と今から取り越し苦労しています。おかげさまで西洋芝ドットコムも今年で7年目を向かえお得意様もたくさん増えてきましたが、今年楽天市場に出店しましたところ90%のお客様がクレジット決済であったことに驚きました。楽天市場のシステムに含まれたクレッジト決済は信用度が高いのとカード登録済みで利便性が高いことでも利用しやすいのでしょうね。なによりお店側にクレッジと情報が伝わらないことはきわめて信頼度が高いシステムですね。このあたりが楽天市場の最大の強みかも。 |
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山野草は盆栽とは比較にならないほど種類が多いので、勉強が大変です。仕入れてきてはパソコンで検索して栽培方法やうんちくを覚えます。とりあえず相場は二の次で市場の競り値に一定マージンを乗せて販売していますがお客様の評価ではとても安いようで喜んでいただいております。おそらくまだまだ取り扱い種類が少ないのでロス率が解らないので設定マージンが低いのかもしれません。しばらく勉強中はご奉仕価格です。 山野草は花姿の変化が早くネット販売には向いていないのか?とも思いましたが、地方独特の品種も多く、なにより種類の多さはネット向きのようですが盆栽に比べ安価な分、送料の壁は高いようです。廉価帯の盆栽との併売が良いのでは?と考えています。 画像はユキモチソウです。テンナンショウという属の植物ですが、ムサシアブミ・ウラシマソウと並んで人気の種類ですが、四国テンナンショウやツルギテンナンショウと当地独自の品種もありますがレッドブックに記載されている絶滅危惧種ですから園芸業者からの栽培品の仕入れになります。 ツルギテンナンショウは市場で20株を入手しました。この20株を弊社で少しずつ増やしたいと思います。 |
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元来しょうゆ豆は日持ちするものですからお土産にも最適で、香川のお土産ランキングではいつも上位にランクされます。しかも缶詰になりますと賞味期限は1年を越えた長期保存食ですから、1缶用意しておけば不意な来客のおもてなしの一品に重宝します。ソラマメ嫌いな人を除くと甘辛い味付けは万人受けして、しっかり煮詰めた柔らかな食感はお年寄りからお子様までおいしくいただけます。 うどんほどメジャーではない分、県外の方は初めて召し上がる方が多くその感想は大袈裟なほど好評です。和食の料理人が非常に興味を示すそうです。もしかすると全国へ出て行ける食材かも? |
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香川の代表的な観光地「屋島」の山上では「瓦(皿)投げ」と「いいだこのおでん」はセットみたいなもので、私も県外からいらしたお客様を案内した際には両方を体験してもらいます。 このいいだこ本当に良く釣れて季節になるとあちらこちらから頂戴します。私も何度か釣ったことがありますが疑似餌でつりますので経済的でしかも面白いように釣れます。まさに備讃瀬戸内海の代表選手です。 この缶詰の凄いのは味の良さもそうですが、なにより食感がすばらしいことです。缶詰用に加工したらこうなることは解るのですが、その出来が本当にすばらしいのです。適度な弾力でありながら歯がスッとはいる柔らかさ、そして凝縮された肉感がしっかりした食べ心地に導いてくれます。表面にのったたれの味も濃い目ながら厭味がなく、肉内部にはいいだこが持っているであろう本来の旨みがしっかり残っています。 おそらくこの「いいだこの缶詰」は現在、香川県のお土産としても特産品としてもマイナーな存在だけど非常にもったいない存在です。これは売り方次第では売れるはず…実力は持ち合わせています。是非この拡販に注力したいと思います。いいだこをメジャーに!! |
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小指の先ほどの大きさでフワフワしてとても軽く、可愛いカワイイお菓子なのです。香川県西部では今でもお嫁入りする際に嫁ぎ先のご近所に配られています。子供たちはもちろん大好きですが、この継承された伝統を一番長く経験したお年寄りのほうが楽しみにしているかもしれません。 でも若い人にはこのもち米のお菓子というのはいまひとつ気が進まないのか、弊社での売り上げは宇多津の塩キャラメルの方が数段上を行っています。でもこの縁起の良いことと伝統あるお菓子をなんとか県外の方にもご賞味いただきたく今は拡販策を練っています。 琴平ではソフトクリームにトッピングしたり、観光旅館の夕食のデザートアイスにトッピングしたりして人気急上昇中らしいのですが現地でなくては味合えないので、やや広がりには期待薄です。でもアイスクリームとのコラボレーションはとても良いヒントになりそうです。単品での販売よりも何かと組み合わせると格段に注目を浴びる商品ってありますよね。「おいり」は見た目も味も食感もすばらしいのでいつでも表舞台に上がれる素質も持ちあわせていると信じて疑いません。 是非とも香川県の特産品としての「おいり」を当社なりに全国への知名度を上げていきたいと思います。 |
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おそらく研究のための企業からの注文や、話題性でのメニューに組み入れた飲食業からのケース単位注文が続いたからです。 このサイダー一言で例えるなら「和製コーラ」です。色はもちろんですが、結構大人受けする清涼感はそう例えるのが自然です。どんな味?と聞かれると「みたらしだんごみたい」と表現していますが、こればっかりは飲んでみていただかないと、その人それぞれに感じ方が違うようです。 たいていの方は「予想よりおいしい」との感想、もちろん「おいしくない」との少数意見はあります。結構大手の飲料メーカーの商品でも奇をてらった商品は意見が分かれるのが一般的です。 実は、この醤油サイダーは昨年小豆島で開催された「全国醤油サミット」という催事を記念して発売されたので意外にもその意味や存在価値はしっかりした背景があり、オリーブサイダーが爆発的に売れたからの二匹目のどじょうではないようです? 現在当社が有名さぬきうどんのお店に設置させていただいているうどん屋さんではオリーブサイダーより醤油サイダーの方が売れています。ゴミ箱にビンがないのでお土産にお買い上げのようです。うどんと醤油サイダーをセットにしてお土産というのも結構おしゃれですね。 |
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今回、事務所から車で20分程度の国道沿いに新たに開店した株式会社の農産物直売所に納入することにしました。農産物直売所とはいえ法人経営ですから幅広く商品を取り扱うために、基本商品は農産物にこだわりませんので弊社としてはその点がメリットでした。 さっそく得意の盆栽と苗木類、そして楽天市場で展開中の「香川県特産品倶楽部」の商品を陳列しました。しばらくはお客様の傾向が不明ですので弊社で現在仕入れ可能な商品はすべて並べて様子を見たいと思います。なにせ片道20分といえども商品管理作業を含めると1回2時間程度はとられますし、「売れる商品」にするための下準備を含めると現行の仕事量からの負担は相当です。それに見合う結果を求めるわけですから「ついで仕事」となめてはかかれません。 当然手数料も支払うわけですから、収益見込みは厳しくならざるを得ませんが、お客様は、安くて良い物を求めにくる農産物直売所ですから、そのラインからはずれることなく販売できる商品の見極めが必要です。 当社の方針は当面、仕入れの安い苗木を低価格で量販することと、賞味期限の長い加工食品の定番化が狙いです。幸い「香川県特産品倶楽部」の商品のほとんどがいわゆるお土産物ですから、一般の量販店では取り扱いがない商品で差別化がはかれます。 ちなみにこの農産物直売所初日売り上げで当社の商品のなかで単品で一番売れたのは「うたづ塩キャラメル」でした。 しばらくこの営業ブログでは「香川県特産品倶楽部」の商品を紹介していきたいと思います。 ちなみに「うたづ塩キャラメル」は宇多津町役場の産業振興課のお役人さんが発案プロデュースした商品で販売も直販です。仕入れの際の振込先は宇多津町産業振興課で当社唯一の公共事業参入事業?です。 宇多津の天然塩を使用した半生タイプのキャラメルです。塩を練りこんだというより表面に薄くコーティングしたようなした感じで口に含んだ瞬間に天然塩の風味がやさしく口の中に広がります。キャラメル本来の甘さとの融合がとてもすばらしく、意外というと失礼ですが、ただのお土産物ではない、非常に完成度の高い味に仕上がっています。ただ一言いうならばパッケージデザインが地味です。が、大手メーカー品との差別化をはかり地域発という訴求には良い意味で「素朴」なパッケージは好感がもて手にとりやすいのかもしれません。 |
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唯一期待の「のぼり旗」ですが昨年10月に過去最高をマークしたものの11月に一旦落ち込み12月に回復してまた1月は落ち込み気味の凸凹した推移です。全体には右肩上がり傾向ですから、勢いがある今のうちに伸ばす準備をすべきと考え、在庫不足の盆栽がやや手薄になる2月こそ、そのチャンスと考えました。 楽天・Yahoo!・自社サイトの順で商品構成の拡充とページデザインのリニューアルに着手します。丁度大学生の長女が春休みで2月中旬には帰省しますので、彼女のパソコンスキルを猫の手と考え、とりあえず2月上旬までにページ設計だけしておきたいと考えています。 少し早いのですが、この次ぎにやってくる「恐怖の8月」対策も只今研究中です。構想はできましたが、やや投資が必要にてこれからの数ヶ月の収益にかかっています。そのためには絶対「のぼり旗」の勢いに加速をつけなくてはなりません。 |
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昨年の正月はリーマンショック直後でもありましたが、理由は何にせよ売り上げが激減した教訓を活かし、今年は、しっかりと「新春セール」と銘打ってお正月3が日に特売しましたところ功を奏して予想以上の売り上げで10日過ぎまで発送に追われ続け、日々の仕事も重なってやっとここにきて平常に戻りつつあります。 お正月3が日に出かける人が少なかったことや、インターネットの環境が故郷でも整っていたのか、携帯電話のインターネット利用が容易になったこと等など含め、お正月にネットで買い物をした人が多いことに実感しました。 なにせ会社設立3年目ですが、創業10年で一番忙しい正月になりました。なにはともあれ商売にとっては幸先の良い2010年です。 昨年10月頃より、若干方針を転換していることも良い雰囲気になっている感じがします。本来盆栽は当社の取扱商品の中では手間がかかる商品でその分経費もかかりますので、多少利益を多めに頂戴しないと採算が合いませんでした。 しかしその手間を省く最良の手段は在庫期間の短縮であると解っていながらも、販売価格と利益は相関関係にあり躊躇していました。しかし世の中すべてがデフレと騒がれだした、民主党政権発足後、なんとなくそのムードに押され、以前に比べ在庫品の値下げを少しずつ早めたところ 、かさねて一部の商品を思い切ったバーゲンを実施したところ全体の動きがスピーディーになりました。 実際に利益率は下がっていますが、それ以上に在庫期間が短縮しており、仕入れた状態で手を加えることなく、そのまま転売できている状況はとても効率的で結果経費の削減に寄与して、採算的にはどうやら問題が無く、むしろ売り上げは増加しておりますのでこのまま春のシーズンに入るにつれ、さらに速度を増せばよいと判断しています。 販売環境が厳しいならその厳しさの中でスタイルを変えることは「やむをえない」でも「しかたない」でもなく、「やるべきこと=最善をつくすこと」だったのでしょう。ややもすると固定観念に囚われる帰来がありますので、今回は英断であったと自身を褒めたいと思います。 なにより、お客様には喜んで頂いておりますし、新たなお客様、そして新たに盆栽に出会われたお客様が多くお買い求めいただいた事は私自身うれしい限りです。 |
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「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」とうたわれるように豪華な花は咲けばもちろん綺麗ですが、蕾が膨らみまさに今日咲きはじめという時がたまらなく優雅なひとときを味わえますね。 ご存知、牡丹の産地は島根県で大根島は特に有名です。芍薬を台木に牡丹を接ぐ接木技術がとても優れており品種改良も盛んです。紫色の島大臣や黄色のハイヌーンは定着してきたとはいえ、まだまだ人気の品種です。 本来当社が花苗を取り扱わない最大の理由はロスの発生の抑制です。盆栽もそうですが、ロスが発生すると収益にひびくのは当然ですが、一般的に園芸業にとってロス幅は多くそれを利益率でカバーしています。しかし当社のようにネット販売を主体にしていますと、どうしても効率と価格競争力に考え方が傾注してい、ロスが出る前に売ってしまうか、ロスがでにくい商品を取り扱いと思います。この牡丹の苗は花というより木の部類ですから少々売り遅れてもロスがでません。もちろん短期で売ればその分、多く販売することも可能です。薄利多売まではいきませんが、若干の安価で多く販売することを目的にしています。 園芸の商売は季節の制約が非常に高く、ある一定期間でしか販売できないものがたくさんあります。そのなかで何を取り扱うかは非常に重要です。花壇苗や野菜苗は良く売れますが、単価が安く当社には向きませんが、この牡丹は価格的にも盆栽の苗よりは高価で盆栽に比べ需要ははるかに多いので冬場の貴重な戦力です。この冬はとにかく牡丹に注力してみたいと思います。 |
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かといって不景気なときには十分な経は準備できませんので、手っ取り早く、のぼり旗で現地顧客勧誘の行動にでるのでしょうか今年は特にご注文が多いようです。各社製造工場も込み合っており、工程確保に結構苦労しております。 弊社はまだ設立3年目の会社ですから、景気の良い時期を直接は体験しておりませんので、想像の範囲ですが、おそらく景気が良くなると、のぼり旗の需要は、新規採用から買い替え需要に移行するもと予想します。そのときのためにも多くのお客様との実績を今確保しておくことが重要と考えています。 景気が良くなると、のぼり旗の売り上げの勢いが落ちても盆栽は逆に勢いがでてくるでしょうから、当社の取扱商品構成は意外にバランスが取れていると分析しています。 のぼり旗の関連品としては従来よりちょうちん・のれん・紅白幕・タペストリー・国旗などがありましたが、どうしても主力ののぼり旗に傾注してきましたが、3年目の商品拡充策として、紅白幕と国旗の販売準備に着手しました。もともと紅白幕は一部売れ筋サイズのみ手がけておりましたが、商品数を増やし特にビニール製の一般流通では入手しにくいものを看板商品に拡販を目指します。 国旗は需要が少ないものの安売りするとそれぞれの国に対して失礼ですから、弊社得意の「激安」をキャッチフレーズにするのではなく、たくさんの国の国旗を取り扱い「種類豊富」と「良品質」で品揃えに努めたいと思います。 |
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このように大きくざっくり分けてしまうと、対象が大企業と小企業かに分かれます。大手企業は1事業所に10枚使用しても全国47都道府県で500枚近い量になり、小企業の場合仮に1店舗が5枚使っても4店舗で20枚くらいになるのが普通で、この合計数で特注品か既製品に分かれます。だいたい200枚を境に特注メリットがでます。 当然、特注なら思いのままのデザインができて宣伝効果が高いのですが、現実的にはデザイン料など発生し、画像を採用すると撮影費用などの発生も考えられます。納期も1ヶ月くらいは余裕でかかります。 しかし現実的には特注で細かな文字や写真を入れても鮮明には見えにくく、風でなびけばなおさらです。でもこの風でなびいている姿こそのぼり旗の本来の実力の見せ所です。 のぼりの目的には「ランチタイム」や「お食事処」などの告知や表示がありますが、のぼり旗がはためく活気こそがお店にとって重要な目的であることに違いありません。 知らない町で2件並んだラーメン屋さんで、片方のお店だけのぼりがはためいていたら、なんとなくそちらに入ってしまいますよね。 弊社でてがけるのぼりは既製品のみです。時々懇意な先から特注品を受ける場合もありますが、基本的には既製品専門店です。ですから、まず大企業がお客様にはいらっしゃいません。ほとんどのお客様は商店や飲食店さんです。大手量販店や家電量販店、コンビニエンスストアーや外食チェーン店さんなどからもご注文を頂戴することは少なくありませんが、出先店舗での独自企画による独自調達分のようです。 じつは、のぼり業者自体も特注品特化型と既製品特化型に分かれており、両方OKという業者は総合的な看板宣伝業者大手で、いずれも量がほしいという営業姿勢が見えてきます。 弊社は、1枚からでも受注をうけ、1枚からでも代金引換配達やクレジット決済に対応しています。そして97%の確率で即納体制です。100種類に2種類類ほどは4~5日待ちで1種類は1週間程度待ちといった状態です。総種類で1000種類近くありますから比較的良い方ではと思っています。 正直1枚のみの発送は業務効率や経費から分析しますと赤字ですが、1枚のお客様が次は2枚、次は5枚、次は10枚というふうに継続して長期間お付き合いいただくことを目指しておりますし、実際にリピート率が高いのが現状です。のぼりは風や雨、紫外線で風化・劣化してしまいますから1年は持たない消耗品ですから、必ずリピートがあります。その際に継続してご注文を頂戴できるように毎回気持ちの良い取引を心がけています。 少量対応・安い・早い・便利・高品質と好条件は多いいに越したことはありませんが、基本はサービス精神です。 また既製品に特化している弊社の強みは、非常に需要の少ない既製品が揃っていることです。特殊な業種向けのこだわりの既製のぼり旗は、正直数はでませんが、確実に弊社をご指名いただける貴重な戦力です。 |
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店舗宣伝用品の90%は「のぼり旗」です。園芸とのぼり旗の関連性はありません。もともと弊社の前身は、「デザイン流通センター」の屋号で個人事業にてのぼり旗の販売からスタートしていますので、事業の基礎としては店舗宣伝用品の販売となり、新規軸を園芸分野に見出すため「グリーン」を社名に取り入れました。 しかしながら、今後も「のぼり旗」が主力の位置で推移する予定ですし、そのように注力しています。非常に競合が厳しく、価格戦略が重要視される業界ですが、弊社ならではのコンパクトな規模が経費負担少なく、長年蓄積したノウハウで毎期確実な売り上げ、確実な増収増益が実現できております。勝負を賭けて売り上げを急増させることも可能な業種ですが、堅実路線で進めれる限りはリスクの少ない方を今は選択したいと考えています。 じつはのぼり旗の生産は当地香川県とお向かいの岡山県で多く、隠れた地場産業なのです。私どもは自社オリジナル既製品を揃えていますが、自社生産はしておりませんで製造は委託しますので、弊社は盆栽同様に立地的には恵まれています。 また、弊社がのぼり旗を取り扱うきっかけとなりましたのは、サラリーマン時代外食産業用の厨房消耗品や、食品包装容器を販売していたのですが、どの展示会にでかけても、のぼり旗を扱う問屋があるのですが、 食品問屋だったり、包材問屋だったり、食器問屋だったり、洗剤問屋だったりと専門の問屋がいないのに気づきました。ついでに販売するのがあたりまえのような商材でした。本来はのれんと同じように染め屋さんの仕事の範囲だったのでしょうが、時代の流れで、安さを求められ、いつしか染めから印刷に代わり流通から少しはみ出してしまったのかもしれません。 私はサラリーマン時代にこの「のぼり旗の専業化」に注目し、さらにネットで販売することにしました。10年くらい前ですがネットショップを作り、妻に運営してもらいましたが当時は前出の通り、ついでに扱う問屋が多く利益幅が大きかったこともあるようですが、ネットでダイレクトにユーザーに販売できることでお客様には割安感があったようで期間が経過するごとに売り上げも伸び、主婦のパートには十分過ぎる手取りが確保できていました。 数年前、中国製の激安品が多く出回り市場価格は相当下降しました。 それでもお客様のご要望を少しずつ規格化しオリジナル品が増えていた頃でしたので、オリジナル品の価格は据え置いて、汎用既製品を値下げし、お客様の確保に努めました。結局、種類の豊富さに中国品は追随できず、大量ロット品に移行してくれましたので、弊社が得意とする小ロット品は現在も影響がありません。 今後も弊社オリジナル既製品の拡大に努めます。 |
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あいかわらず多角経営路線ですが、あいかわらず既存取引関係先関与の安全路線を踏襲しております。 主要県道沿いに面した弊社事務所の空きスペースの有効利用で、弊社事務所を建設したユニットハウスメーカー「三協フロンティア」のユニットハウスの代理店事業です。 弊社の事務所自体が三協フロンティアのモデルハウスみたいなものですが、今回弊社が取り扱うのは、三協F社が主力に扱う現場事務所などに使用される3坪弱のユニットハウスの中古リユース品です。世の中、公共事業は減少の勢い止がまらず、現場事務所にリースしていたユニットハウスの在庫を個人向けに販売しようという作戦のようです。 中古といっても再塗装を施し、状態によっては建具も取替え、しかも蛍光灯・換気扇・コンセント・ブレーカーと電装装備も至れり尽くせりです。ターゲットは、個人事務所・書斎・勉強部屋・休憩室・喫煙室・物置・農業倉庫と多種多様です。 なんといっても売りは「価格」です。2.43坪タイプで240,000円+運搬設置費用53,000円です。運搬設置費用は割高ですがレベル合わせをしての設置は安心だし、なにより本体が安いから合計で30万程度なら絶対にお買い得?組み立て式の物置とは比べ物にならない頑丈さもうれしい!! これも民主党の政権交代から生まれた新しい産業のカタチかもしれませんね。 弊社の周辺は比較的土地の広いお宅が多いので有望なお客様が多くいらっしゃると思います。11月11日に現物が2棟やってきます。今から楽しみです。 |
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当社は2007年4月設立しその年10月より本格的に拡大しましたが、丁度1年目の2008年10月のリーマンショックで、盆栽のネットショップは大打撃を受けました。おそらく、ネットで盆栽をお買い求めになられるお客様の層は、ネットで株を楽しまれていたに違いありません。かくゆう私もそうでしたが、まさにショックでしたがあれから1年経過して何とかなってきましたから何事も時が解決してくれるものだと思いました。 盆栽のお客様も徐々にお買い求めに積極的になって来られている感じがします。もちろんまだまだお財布の紐はかたく、ご購入決断には慎重なようですが、まだ新政権スタートしたばかりで、そちらの様子見もあるのでしょうね。それでも昨年あたりより団塊の世代の定年退職者が急増しておりますので、お買い求めになられるほうも販売するほうも妙に浮き足立った様子も伺えます。 当社では、もともと廉価品を取りまとめて購入されるお客様が多く、なかには業者の方もたくさんいらっしゃいます。 今後当社では、盆栽産地の仲買人の力量を発揮して、ネットを通じての業者の方、再販業者の方への卸売りを積極展開したいと考えています。いわゆるCtoCですが、別段今までと大きく変わったことをするつもりはありませんが、盆栽のネット販売で一番ネックとなる送料について試行錯誤しようと考えています。まず高価なダンボールの削減を目的に、ユーザーには刺激の強い詰め込み包装や、鉢抜き発送も検討しています。どうしても盆栽の場合空間が大きいので送料はもちろんダンボール費用もばかになりません。とにかく詰め込み梱包さえ出来ればダンボール費用送料ともに軽減化が図れます。単身赴任者の引越しや同様の形態の企業間バスケットコンテナなどの採用も検討中です。当然販売ロットは5個・10個単位の優劣品取り混ぜになりますが、いわゆる私どもが市場で仕入れたロットをそのまま一定マージンのみ乗せて、もしくは相対取引をする予定です。 それらの商品は、そのままネットで販売していただいても実店舗でも結構です。盆栽は基本一品物ですから、お互いがお互いのスタイルで販売すればよいことと考えています。 ネットで取引を主体とする者同士は気が合いますし、お互いに考えることが良く似ます。そして合理的で仕事が速い!!そしてあきらめも早い!! 私はネットの仮想店舗の利点は「あきらめられる」ことが容易に出来ることだとも考えています。とにかく駄目かもしれないけど…はあまりよくないけど、多少のリスクはあってもやってみようという精神が重要で、本当に簡単にお店が出来ちゃいます。しかも実店舗のような経費はかかりません。そして本当に駄目になりそうな時には少ない経費でたたむことが出来ます。そうならないに越したことはないのですが、にっちもさっちも行かなくなって被害が膨れ上がるなら、退く覚悟は重要です。私も何店舗か閉店しましたが、今だからわかることもあり、再度開店を目論んでいます。 ネットで盆栽を販売してみたいと思われる方は、今月よりヤフオクストアでロット販売をしだしましたので、ご覧になって下さい。まず合計30,000円以上ご購入されたお客様には送料無料で対応しております。さらに、複数点まとめたロット商品は30,000円に到達しないでも追加送料が少なくなるよう梱包規格数を縮めています。コツは複数ロット品ばかりで合計15,000円以上お買い上げで送料半額対象は裏技です。 11月よりロット販売を増やす予定ですが、卸売りを明確にするために楽天市場の「盆栽流通」店を採用するかもしれませんので、その際にはまたこの営業ブログでお伝えできたらと思います。 |
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生産をまったくしない当社にとってはこの競り市での仕入れが95%です。5%ほど生産者から直接仕入れますが安いからではなく、人間関係の形成や情報交換のためです。師匠や先輩に教えを請う意味が含まれています。本来生産者から直接仕入れると競り値より高いのが普通で、生産者にとっては苦労して育てた盆栽でしょうから少しでも高値で販売したいというのは経費の計算より、盆栽への思い入れが大きいのだと思います。野菜や果物に比べ栽培期間が長いので特にそう思うのだと思います。 盆栽市場でも競りをせず、小向とか相対取引で優先的に仕入れる場合は指定価格(指値)になる場合がほとんどです。もちろん双方のお付き合いや人間関係、相互協力の意味で相場並みの価格で相対取引に応じてくれる場合もありますが、そこには長い歴史や経験が必要で、未だ々私どもには足りません。日々の蓄積しかありません。ですから現在当社の立場では95%の割合で競り落とすほうが安く買えます。 市場仕入れの利点として、生産者からの年間仕入れ数の契約などありませんから、当社の在庫量に合わせて仕入れればよいので、在庫がある品まで無理して仕入れることもありません。どんなに安くても売れない商品は仕入れません。技術のある人は安い商品に手を加えて収益を上げる人も多くいらっしゃいますが、基本的に私どもは手を加えません。いやできません。そいう工夫をするのではなく、販売に徹して売れる品をたくさん仕入れることに注力しています。 当初、なんでも仕入れて何でも販売する時期がありましたが、現在は短期で販売できるもの中心に取り扱っています。やはり、販売に徹するには数を売るべきで、それは短期決戦です。 安く売れる、早く売れる、全ては仕入れにかかっています。 特に盆栽は趣味の世界ですから、食べること、住むこと、着ることの二の次三の次です。景気に大きく左右されますから、販売状況に応じた仕入れは鉄則です。売りにくい時こそ売りやすい品を、安いときこそ数で勝負です。矛盾しますが、適正価格で販売できないときはどうしても収益が悪化します。安くても短期で数を売り切ることは、会社としても重要ですし、この機会に新たに始める初心者も多く、数を買い込んでさらにレベルアップする中級者も多くいますから、業界全体にとっても裾野が広がり良い事では?と考えています。 とにかく、当社の盆栽のネット販売の基本は「仕入れ力」です。残念ながら目利きはまだまだですが、ネットで売れる商品は知っています。 |
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もう少しお客さんが多くて成約率もたかければパートタイムでも人員を配置するのですが、商品が盆栽に限定されると商圏半径数km以内でのお客様数も限定されるようです。お客様のニーズにあわせ山野草や庭木や鉢植えも置いてみましたがスペースや管理上、揃えるところまでいたらず、お客様を満足させることが出来ないばかりか、いつのまにか盆栽路線から踏み外れている状態に気づきました。当然ロスも発生しました。 さらに大きな問題点として、ネットで受注しておきながら未だ発送になっていない商品を、こちらも管理が行き届かず来店のお客様に販売してしまうといったミスが発生したことや、ネットのお客様が時折り遠方からお見えになる場合も店舗があるので受け入れておりましたところ、 実店舗の方で予約商品とはことなる商品をお買い上げになり、ネットでの受注品がすべてキャンセルになってしまうなどの弊害もありました。 ネットショップでは実店舗があったほうが信用も得られて良いのですが、それは両方のショップが価格やサービスが同様であるならば相乗効果を得られますが、当社のスタイルでは無店舗、ネットショップ専門が合理的のようでした。 もちろん、何代も続いた盆栽屋さんは店舗が主体になるでしょうから、 店舗重視の姿勢を崩すべきではないと思います。ネット販売してもネットでの価格と店舗価格は同様でもまったく問題ないと思います。なぜなら何代も続いた看板は信用が完成しており、品質も保証されていますから、常連のお客様の方が商品を理解しており、10万の黒松なら正面写真1枚あれば良いでしょう。新たなお客様を求めて安くてランクの低い商品を扱うとそれこそ看板に傷が付くといった事態にもなりかねません。 そう考えると、昔からの常連さんや、看板を持っていない当社は、廉価品を主体にネット販売するには都合の良い立場であったと考えられます。さらに私どもには盆栽を作る技術も時間もありません。1日8時間労働として2時間受注、1時間撮影、1時間出品操作、4時間梱包というのが日常です。この状態では接客はもちろん盆栽に手を加える時間は現実的にありません。もっとも当社の場合、仕入れから販売まで最短で3日、最長で3ヶ月ですから、よほど悪い状態になることなくというより、変化することなく売り切ってしまうのが殆どです。 当社は、仲買中卸ですから基本的に「市場からお客様へ」が商流にて、 店舗の必要性も、盆栽を作りこむことも不要です。販売に徹することでロスも少なくでき、経費負担も軽減されお客様にお安く提供できます。 無店舗、短期在庫、販売専門が当社の基本スタイルです。 実店舗の場合、立地する地域の同業者がライバル店となりますがネットショップのライバル店は全国です。家庭にいながら比較される訳ですから競合きわまりありません。当社が同業社と比較して有利なのはまず立地です。鬼無でも国分寺でもありませんが、高松市に所在しており、盆栽に興味がある方には鬼無・国分寺同様に産地の業者として認識してもらえます。産地直送も当社のPRポイントですから、ここは重要です。 そういう点ではここ香川県が盆栽の産地であることを知らないお客様への周知活動は、ネットを通して積極的に宣伝をしたいと日々心がけています。 |
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40歳まで盆栽に触れたこともなく、42歳から徐々に取り扱いを始め、47歳で本格的に注力していますが、後発新規参入の見本そのもです。脱サラで盆栽屋?というのは普通趣味が高じてそうなる場合はあるのでしょうが、私の場合はあくまでも当初の目的の通り、起業するなら「地場産品でネットショップ」をと考え具体化したに過ぎません。「盆栽」をビジネス材料として有望な商品と判断して選択しました。そして最初からコンセプトは「盆栽産地の仲買人によるネット直販」です。いわゆる「BtoC」というスタイルです。 顔やお店を見ることのできないネットでの取引は、どういう相手から購入しているのかというのがお客様は気になります。盆栽屋なのか、個人なのか、生産者なのか、安いのか、高いのか、品質はどの程度なのか、等などスタイルを明確にして情報を開示することはネットショップにとって重要なことです。 盆栽産地の仲買人が盆栽市場で競り落とした商品をお客様に直接販売することでお安く提供できることが当社の最大の魅力で、デメリットは市場で競り落とす以前の商品の経歴素性が解らない、つまりどういう管理をされていたか解らないことです。しかし、その点は隠すことなく販売時に明記することでお客様に理解していただいております。さらに、画像はなるべく悪いところをはっきりと写して、場合によっては画像に注意書きを記載するなど徹底的に商品の情報を開示しています。 つまり、当社の立場(流通での位置)や商品の入手経路を明確にして、商品の品質を明記するなど正直な商売に徹することが当社の強みになると信じています。安く提供できる裏づけがなければネット上でのお客様からの信頼は受けられません。 当社では、少々傷のあるものや、素材の域の品、盆栽屋さんや生産者が見切った品もそのランクの品として販売します。そういう商品こそが一般的には入手しづらくネットでの要求は高いようにも思えます。盆栽屋さんによってはあまり良くない商品(B級品など)は一切取り扱わないというお店もあります。それは夫々の経営方針ですから色々あってあたりまえです。いろんな業種に高級品店、専門店、ディスカウント店があるように、当社はヤフオクの屋号を「盆栽マーケット」にしておりますとおり、スーパーマーケットのように手ごろな価格の商品を数多く販売したいと考えて名付けました。決して「盆栽百貨店」でも無ければ「盆栽専門店」でもありません。 あと、重要なことですが、当社は個人事業主ではなく法人です。これは、ネットショップとして非常に重要な条件です。当社は法人といってもいわゆる家族経営の零細企業ですが、ヤフーにしても楽天にしても個人と法人の扱いは異なります。ネットショップの場合法的に「特定商取引法に基づく表記」に販売業者名を正確に記載することが義務付けされています。その販売者名が個人か法人かは、なによりお客様からみてもその差による信頼感が違います。もちろん個人の業者の方でもしっかりした業者の方は多いのですが、見知らぬ業者から購入する基準は意外に単純だったりします。 ネットショップを成功させるには、買う側の不安と猜疑心を取り除くことが重要と述べましたが、この不安を取り除く面では、法人であることが重要な要素です。また、実店舗がなくとも法人としてのホームページがあることも同様にお客様への安心につながるようです。 |
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実際、花が好き、緑が好きな人は多く、ホームセンターでも園芸コナーの面積率は高く、食品スーパーでさえも店頭に花苗を置いています。ところが、世の中に植物が好きな人が10人中8人いても、その8人の中に盆栽に興味さえ持っている人は一人もいません。100人中の80人なら一人くらい盆栽を買ってみたいと思っている人がいるかもしれません。しかし盆栽愛好家となると1000人中の800人の中に一人いる程度でしょう。 つまり、盆栽に興味がある人は少なくありませんが実際に盆栽を購入する人口は非常に限られているのです。でも、全国的に見れば販売しているお店、すなわち盆栽屋も非常に少ないのです。ここ高松では鬼無町と国分寺町にはたくさんありますが、それだけに地元で商売するには新規参入は困難きわまりありません。 全国的に見ると盆栽は買う人も少ないが売っているお店も少ないのです。とある愛好家は10年以上知った店3件以外から買ったことがない。 とある興味がある人は買ってみたいが、どこで買ったらいいかわからない。住んでいる市内に盆栽屋はあるがとても敷居が高そうで近づくことすらできない。ホームセンターの園芸コーナーにいくつか盆栽らしきものはあるが、選ぶほどないし、なんとなく形がおかしい・・・などなど、愛好家にとっても初心者にとっても実際の行動範囲の中では本当に限られた市場しかない世界なのです。 まさに盆栽にとってインターネットは買う側と売る側の要求をともに満たすキューッピットの役割を果たしたのでした。ヤフーオークションはさらに、愛好家つまり個人間の取引も生産者から個人への直販も、また業者から業者への取引も活発に行なわれる一大市場に成り上がったのでした。その節操のなさというと業者目線からの偏見になるが、まさに自由市場は盆栽相場を一気に押し下げたかもしれません。でもそれは盆栽に限ったこっとではなく、さまざまな商品が同様にインターネットオークションという名の自由市場で相場は翻弄されてしまいました。 そのかわり、盆栽界の敷居を一気に低くして、新しいユーザーを数多く作った功績は認めざるを得ません。気軽に、自由に、じっくりと盆栽が買える世界が自宅のパソコンの中にできたのですから、ただし、モニターという二次元の世界で購入するには不安もあり、相手がわからない猜疑心も重なり、その購入行動には相当個人差がありました。 この、不安と猜疑心を取り除くことが盆栽のネットショップの鍵といえます。 |
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2000年の春だったっと思います。子供に誘われて市の催し物のフラワーフェステバルにでかけ、その会場で園芸の即売会があった中に鬼無盆栽組合のブースがありました。鬼無町の隣町に生まれ育っていたので地元の特産品ということは知っていましたが、 当時40歳にして初めて触れた盆栽でした。しかも黒松でも錦松でもない、なぜか真柏でした。まったく知識がなく、イメージで盆栽らしいと感じたのがその真柏でした。購入動機は、出かけた先でたまたま見つけたにもかかわらず、最初から不純な発想で販売(転売)目的でした。 当時インターネットの普及が右肩上がりに急増し始めたときで、会社勤めしながら商売っ気のある輩がヤフーオークションでのサイドビジネスにチャレンジしていた時期で、私も例に漏れず、アメリカのクマのヌイグルミや、ミニカー、のぼり旗などを販売して小遣いを稼ぎ出しており、チャンスあらば本業にして独立をしたいと考えていた最中でした。 私は若いときから独立心があり、その頃、勤め先の仕事も自分で言うのもなんですがエキスパートの域にて、その分野で独立する自信も持っていましたが、投資が大きいことと、与信リスクを考えると単独での独立は踏み切りにくいと考えていました。一方ネットショップは、その投資が小さく与信リスクもほとんど無いので、単独で起業するならばネットショップと考えていました。 その時点でネットショップをお客様が利用する目的として「安い」か「希少(手に入りにくい)」かの二つの要素が大きいことを認識しており、その二つに適合する商品をいつも探していました。それと重要なのが、小遣い稼ぎなら単発の商売でも良いのですが本業となった場合は継続性が必然になります。そのためには、地元の特産品が良いと考えていました。香川県の商品、しかも地元でしか購入できないもの、他府県では買えないか買いにくいかの商品を全国に販売することが、香川発のネット販売の理想と考えていました。 そんな時に出会ったのが香川の盆栽でした。 目的通りすぐにヤフオクで売ってしまいましたが、1700円で購入して2850円で転売できました。当時はヤフオクの盆栽は超盛況で出品すればすぐに入札が入り、よほど無茶な価格設定さえしなければ必ず売れていました。おそらく、インターネットおよびオークションの仕組みが盆栽の取引に適していたのだと思います。 そのことは、次回に綴ります。 |
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Googleで検索した際に、スポンサーリンクとして右サイドに関連サイトが出てきます。それが「グーグルアドワーズ」です。G-Mailをお使いの方にはメールを開いたときにもメールの内容に関連したキーワードで関連したスポンサーサイトが右側に表示されます。 検索した人がホームページにヒットしやすくする、いわゆる宣伝広告のひとつです。当然ながら広告料が発生します。 当社では、楽天市場の「商売繁盛本舗」に繋がるように「グーグルアドワーズ」を契約しています。非常にたくさんのキーワードを設定できます。旗、のぼり、のぼり旗、ノボリ、nobori、商売繁盛、商売繁盛本舗、1616…などなど、関連するキーワードを20種類くらい登録して検索にかかりやすいように設定しています。 しかしこの検索でページにヒットさせるには広告料によって検索率や順位が変わります。当たり前ですが高額を支払うほど検索率があがり上位に上がってきます。ただ料金はクリックしてページを開いた時に課金されるアフェリエイト方式ですから良心的、かつ効果を期待できます。しかも上限金額を決めての前払い方式ですから、支払い済みの金額分がヒットしてしまうと表示されなくなります。 私的には常に上位に出ると「広告費をたくさん払っている=儲けている」という捉われかたをしないように適度に安い設定にしています。なにせ「商売繁盛本舗」は「激安」がキャッチフレーズですから経費削減してお安く提供している事実をお知らせすることも、ひとつの手法と考えています。 |
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被害にあわれた皆様には心よりお見舞い申し上げます。 ここ最近事務所では冷えていない常温の缶コーヒーを飲んでいましたが、今日から、ホットコーヒーを飲んでいます。そういう季節になったのですね。 現在当社へはのぼり旗の注文がとても季節感を漂わせています。おでん・鍋もの・やきいも・肉まんと冬の季節メニューが目だっています。「忘新年会承ります」なんていうのも注文が増えていますが、一番多いのは「おでん」です。一昨年多くて、昨年少なかったので表年と裏年みたいのがあるのかもしれません。 そういいながら、今日は「冷え冷えかき氷」の注文がしかも北海道からありました。需要は様々です。でも、真夏にも「もつ鍋」が出ていましたから、営業の守備範囲は広げておかないといけませんね。もっとものぼり旗は種類が増えこそしても殆ど減らないので、ショップの陳列数は増えるばかりです。これネットショップだから良いですけどリアル店舗なら大変な商売かもしれません。 |
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ネット販売専業の当社にとりましては珍しい仕事ですが、基本的には園芸仲卸業者ですから、不自然な仕事ではありません。当社の盆栽仕入れのホームであります鬼無盆栽市場は正式名称(農)香川県鬼無植木盆栽センターと称しまして盆栽もさることながら植木庭木も西日本一円から集まる市場ですから仕入れには事欠きません。 本日のお客様は新築にあたり生垣用のお求めでしたが7月中旬に予約を頂戴して相場の安い時に200本ほどとのご希望でしたので、少しお待ちいただきましたが、約半数を確保しての本日の納入となりました。 いわゆる卸直販です。運よく相場より安い価格で競り落とせましたのでお待ちいただいたぶん市価の半値以下でお安くご提供できお客様にもご満足いただいたけたようです。来春には新芽が花のように真っ赤に染まり元葉の濃い緑とのコントラストがきれいな生垣になることでしょう。 |
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大忙しの8月中旬にお取引をお願いした「羽間いちじく生産加工組合」へ本日自販機の巡回がてら3回目の商品仕入れに伺いました。「良く売れてるね!!」と組合長にお褒めのお言葉を頂戴しましたが、6月あたりからはじめていたらもっとたくさん売れていたのに「いちじくドリンク」の存在に気づくのが遅く本当に残念でした。 いちじくは好き嫌いが比較的はっきりした果物で好きな人は本当にたまらなく好きで、いわゆる「いちじくファン」が実在していますから、ご当地サイダーのような瞬発的ではなく、確実に売れるところがイチジクドリンクの底力でした。 かくいう私はイチジクを食べる方は得意ではなく、どちらかというと苦手な方ですが、このいちじくドリンクは好んで飲んでいます。健康食品のイメージもありますが、果汁15%に抑えてスッキリ感を大事にしており後味にいやみが無く、少し入り込んだ種のプチプチ感もリアルで好印象がのこります。 デザインはシンプルそのものですが、もし私がデザインしたら「無花果ドリンク」と漢字表記したでしょうね。それだけで話題性がワンラックアップするでしょう? ちなみにこの香川県満濃町羽間地区では明治の頃から130年以上も無花果栽培が続けられている歴史ある産地で、地元香川県では「はざまいちじく」としてとても高名なのです。そう思いながら飲むと、またこの190gがずっしり重く感じ味に深みが出ますね。 近日中に楽天市場「香川県特産品倶楽部」で販売しますのでよろしく御願い申し上げます。 |
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播種の際の副資材として準備しておりますベンネットは旭化成の開発商品です。土中のバクテリアで分解還元される生分解素材の不織布です。本来の使用方法はゼリーに混ぜ込んだ種子を吹き付けて法面や傾斜地などの緑化に使用しますが、弊社では西洋芝の播種後の水やり時や荒雨天での土の侵食を防いだり、鳥害から種を守る目的、また、セルロースの保水性により、土壌の乾燥を防ぎ、夜間の保温効果や発芽を保護したりする目的におすすめしています。 そのため発芽後数日で取り外しますので実際には生分解するには至りませんが、その材質は目的を達成するのに適した素材であると自信を持って販売しております。 普通の不織布でも良く、カンレイシャでもヨシズでもその目的には代用できるのですが、やっぱり最適な素材をオススメしたいと考えています。価格的にも決して高価ではなく、代用素材との価格差と機能を比べると、なにより結果を見ますと弊社自慢の一品です。 |
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昨年10月のリーマンショック以降、環境は悪く盆栽価格は下降気味です。さりとて利益は確保せねばなりませんから量を裁くしかありません。盆栽には似合わない商売スタイルですが「薄利多売」で攻めるしか?いや守るしかありません。 本来ネット販売の魅力は「希少」と「安さ」ですから、どうせなら希少品を安く販売できればそれにこしたことはありません。食べることが最優先、住むこと、着ること、稼ぐこと、学ぶこと…色々あって趣味に費やす予算の優先順位は相当下位になるのはしかたありません。 今シーズンは昨年の2倍販売して利益は同程度と考え、2.5倍から3倍は販売するつもりです。盆栽は厳しそうです。覚悟、覚悟。 |
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不思議に思いながらネットで検索してみるとブログで話題になっているようでした。 「香川県特産品倶楽部」すでに2ヶ月以上前から開店しており、醤油サイダーも1ヶ月以上前から販売していますが、こんなに集中して注文が入ることはありませんでした。ネットの力、ブログの力は凄いのだとあらためて感じました。 「香川県特産品倶楽部」は今後も商品を拡充してまいります。弊社の当初からの目標であり方針でもある地元産品のネット販売の顔として育てて生きたいと思います。 |
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オリーブサイダー・醤油サイダー・いちじくドリンク・くちなおし・ほんまもん緑茶などなど、香川県生まれで香川県育ちのドリンクに加え、スダチ・ぽんかん・ゆずなどなど四国の商品だけで構成しています。 地産地消を自販機で実現した当社自慢のビジネスモデルです。少し遅めの登場で飲料シーズンの最盛期8月5日の完成導入となりました。本来なら春頃より完成版で投入したかったのですが、新規事業分野だけに慎重に綾川町での従来機でのテストランニングを経てからの満濃町での登場となりました。 ここは讃岐うどんの超有名店元祖しょうゆうどんの小縣家さんの敷地内ですからこれ以上の華々しいデビューはありません。小縣家さんの社長さん本当にありがとうございます。 来期は春頃より順次拡大する予定です。 小縣家さんのしょうゆうどんは、注文するとまず1本まるごと大根がおろしがねと一緒に出てきます。まさに圧倒されます。うどんがやってくるまでこの大根を好きな量だけ自分でおろします。この時間がとても心をワクワクさせてくれます。そうこうしているうちに出てきた艶々のうどんに大根おろしをのせ特製の生醤油を好みでかけていただきます。 誰が考えたのでしょうかこの大根おろしと生醤油とうどんのベストマッチ、さらに好みでスダチが付いています。スダチを使うと、この酸味が効いたうどんは県外の方はとても新鮮に感じるようで、まさに目から鱗が落ちたような感激を味わうでしょう。私は、さらに七味を少々加えますが、大根・スダチ・七味・醤油の量を微妙に変えることで幾通りにも味わえるので何度行っても飽きません、うどん屋さん巡りツアーは野菜不足になりがちですから、ここは是非加えておきたいお店ですよ!! |
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山越うどん店さんの取材の帰りに、自販機に並ぶオリーブサイダーにレポーターは釘付!!結局たくさんお買い上げいただきスタジオに持ち帰りキャスター全員で放送中に飲んだ感想が「予想のほかおいしい!!」この翌日から綾川の自販機はフル稼働、売り切れ続出中です。 この話題うどんツアーラー達のブログに掲載されだし、只今もボディーブローのように深く根強く続いています。売り切れが続出して補充のたびにコラムを増やしていくと今30コラムのうちなんと15コラムがオリーブサイダーになっています。 オリーブサイダーのおかげで、塩キャラメル・うどんかりんとうも好調です。しかしテレビの力は予想以上に絶大です。うどん屋さんのついでの話題だったはずが、この自販機にめがけてわざわざ関西方面から訪れる人がたくさんいらっしゃいますし、記念写真も撮られて帰られます。 尾ひれがついて「オリーブサイダーはこの自販機でしか買えない」なんてブログもありましたが、オリーブサイダーは観光地なら比較的容易に買えますので、ちなみに本家本元は小豆島です。ご参考まで!! |
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当然ながら殆どが県外からのうどん屋さん巡りの観光客の方なので、綾川直売所は、園芸品・農産物の直売から観光客を対象にした地元県産品の販売に注力するため、冷蔵仕様物販自販機6台と常温型自販機4台の10台を導入し稼動させます。 当面、宇多津町の「塩キャラメル」、社会福祉法人やまびこ会のうどんかりんとう「うどんさくさく」を、また西讃地域の伝統的な引き出物菓子「おいり」の販売を予定しています。 さらに、オリーブサイダーに加え地域の飲料を拡充して地産地消、観光客への県産品販売拡大に努めたいと思います。 この綾川直売者は当社の新しいビジネスのヒントになればと思い開設しましたがまさにアンテナショップとしての効果を発揮しだしました。 |
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西洋芝ドットコム本店はおかげさまで70000アクセスを超えて今春向け芝種のご予約も盛況を頂いています。 ヤフオク出品の西洋芝も評価3000を越えて同業間トップの実績を築くことが出来ました。 |
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ヤフーストアーの「盆栽マーケット」より1~2ランク上の商品を販売します。盆栽業界のネット販売リーディングカンパニーをめざしてさらなる積極的な展開を進めてまいります。 今回の楽天市場には、グリーンプランニングとしての店舗スペースを確保して「盆栽流通」以外にも「山野草倉庫」「苗木バザール」「西洋芝ドットコム」も順次、出店を進める計画です。 URLは http://item.rakuten.co.jp/green-planning/ |
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法人化事業開始1年が経過しようとしています。シーズン性の高い園芸事業を補完するためにオリジナルのぼり旗の種類増加に対応した店装事業拡大策です。 オリジナルのぼり旗は「リサイクルショップ関連」が定着し「中古パソコン関連」「ペット関連」の新製品がヒットし短期間売り上げ増が実現できました。今後は周辺商品の取り扱い数拡大を検討しています。 |
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盆栽マーケットYahooストア |
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販売状況を見て楽天ショップへ出店を視野に入れています。 http://my.auction.rakuten.co.jp/rms/mya/mb/profile?uno=roRoRY9Y55y Yahoo!オークションはショップ登録申請しました。 |
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初回配合ロットを完売し、第2ロットを生産しました。 質の高い、また仕上がりが揃ったきれいなターフを形成します。 ケンタッキーブルーグラス系の3種混合ですが、 耐暑性に強く意識してつくりました。 西日本地区はやや条件が厳しいかもしれませんが、 本日までの高松でのテストは昨年のテスト同様、順調に推移しています。 |
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登記がまだですが、入居可能の状態になりました。 西側前面ガラス張りの大胆なデザインですが、 事務所西側に西陽を背に盆栽を陳列するためです。 室内全面から盆栽が見える様子は今からワクワクしています。 東側はショーウインド風に、盆栽以外の商品をディスプレーします。 全体デザインは西と東とまったく違う顔に仕上がる予定です。 |
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見る見るうちに仕事が進みます。 上屋はすでに関東の工場で出来上がって出荷待ち状態です。 |
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水田から、果樹園と農地で使用していましたので、 地盤は若干軟弱でした。 1階建ては問題ないのですが、2階建てには地盤改良が必要でした。 当面新事務所は1階建てを使用しますが、 中長期計画で増床の際、2階建てを検討しており、 そのために増築容易なプレハブ事務所を選定していました。 基礎工事は先送りできませんので、予定外の費用を要しましたが即決しました。 外構工事を遅らせて予算を分散することにしました。 |
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2007年末には建物を含めて完成の予定でしたが、 農地転用の開発許可申請に予想のほか日数を要し、 ようやく完了検査にこぎつけました。 国会でも問題になるほどの建築確認申請も、 開発許可同様に相当期間要するものと覚悟しておりましたが、 建設業者の方の機転で、 農地転用と並行して仮申請をしていてくれましたので、 早期に建物建設工事に入れることになりました。 大急ぎで、香西の宇佐八幡神社に御願いして、 地鎮祭をとりおこないました。 |